無伴奏チェロ組曲

無伴奏チェロ組曲は、クラシック音楽における楽曲のジャンルのひとつ。伴奏を伴わないチェロ１台によって演奏され、組曲の形式をとる。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(J.S.バッハ)の作曲したものが圧倒的に有名で、特に誰の曲と言わない限り、普通は彼のものを指す。

無伴奏チェロ組曲を作曲した人物

• J.S.バッハ（６曲）
• ガスパール・カサド（１曲）
• ベンジャミン・ブリテン（３曲）

J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲

独奏チェロ曲の古典。バッハが30代の頃に、ケーテン宮廷楽団のチェロ奏者リーニッケとダ・ガンバ奏者のアーベルのために書いたと言われている。20世紀のはじめにチェロ奏者パブロ・カザルスによって再発見され彼の演奏によって広く知られるようになった。

バッハが作曲したのは以下の６曲。特に有名なのが第１番の前奏曲で、新世紀エヴァンゲリオンの作中でシンジ君が弾いていたのもこれ。

• BWV1007^* 第1番 ト長調
• BWV1008^* 第2番 ニ短調
• BWV1009^* 第3番 ハ長調
• BWV1010^* 第4番 変ホ長調
• BWV1011^* 第5番 ハ短調
• BWV1012^* 第6番 ニ長調

それぞれの組曲は以下の６曲からなる。

• プレリュード（前奏曲）
• アルマンド
• クーラント
• サラバンド
• メヌエット（第1・2番） / ブーレ（第3・4番） / ガヴォット（第5・6番）
• ジーグ

関連動画

J.S.バッハの全６曲

カサドの作品より第３曲（動画中の２曲目）

演奏してみた

→タグ検索

関連商品

関連項目

• クラシック音楽の楽曲の一覧
• チェロ