胡蝶カナエとは (コチョウカナエとは) [単語記事]

胡蝶カナエ（こちょう -）とは、漫画・アニメ『鬼滅の刃』の登場人物である。

概要

鬼殺隊最強剣士『柱』の1人。花柱を努めていた。

物語開始時点で既に故人。享年 17歳。

胡蝶しのぶの姉であり、朗らかな美人である。左右の髪の毛につけた蝶の髪飾りが印象的。鬼を狩る鬼殺隊の隊士ではあるが、もともとは人間である鬼に対する憐れみの心を持ち、「鬼とは仲良くできる」という理想を持っていた。

身売りされていた栗花落カナヲを強引に引き取り、心を閉ざして自発的行動ができなくなっていた彼女に、コイントスによって行動を決めることを教えた。

かつて両親を目の前で鬼に殺され、隊士の悲鳴嶼行冥に救われた。「同じ思いを他の人にはさせない」という決意のもと、姉妹揃って鬼殺隊に入っている。

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主人公の炭治郎が入隊する4年前、つまりしのぶが14歳の時、十二鬼月の一員、上弦の弐「童磨」に襲われる。致命傷を受け、日の出のおかげで童磨に喰われることは免れたものの、しのぶが駆けつけた時はすでに虫の息だった。

しのぶに「鬼殺隊を辞め、普通の女の子の幸せを手に入れて、老いるまで生きて欲しい」と願うが、しのぶは拒絶。なんとしても仇をとるために鬼の姿を聞き出そうとした。カナエは童磨の姿を話した後、息を引き取った。

カナエの死後、しのぶはカナヲをはじめとする蝶屋敷の女の子たちの前では、いつも朗らかな笑顔を見せるようになる。それは、まるでカナエの笑顔を写したかのようで…。

そして、カナヲは葬儀で泣くことができなかったが、それ以後カナエの残した髪飾りをつけるようになる。