道南いさりび鉄道 単語

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道南いさりび鉄道株式会社は、JR北海道から経営分離された道南いさりび鉄道線(旧江差線)を運営する鉄道事業者である。

2014年8月1日に「北海道道南地域並行在来線準備」として設立され、2015年1月1日に社名変更した。

概要

道南いさりび鉄道株式会社
基本情報
名称 道南いさりび鉄道
会社の種類 株式会社
設立日 平成26年8月1日
業種 鉄道事業者
事業内容 鉄道事業ほか
資本金 4億6600万
北海道
函館市
北斗市
木古内町
日本貨物鉄道株式会社
ホクレン農業協同組合連合

2016年3月26日北海道新幹線新函館北斗駅開業に伴い、並行在来線である江差線木古内駅五稜郭駅間は経営分離されることとなった。この区間の運営会社として設立されたのが道南いさりび鉄道である。なお、函館本線函館駅新函館北斗駅間は函館市の要望もあり、新函館北斗駅開業時点ではJRのままとなった。

当初は2014年5月に設立される予定だったが、JR北海道トラブルを起こしまくったので同年8月1日に延期されている。新社名は2014年10月1日から11月23日まで募を実施し、同年12月24日に「道南いさりび鉄道」とすることが発表された。「いさりび(漁火)」とは、で漁をするを集めるためにたくかがり火のことであり、津軽海峡イカ漁の際に漁火がされることから、社名に相応しいと判断された。

JR北海道からは江差線の設備を引き継ぐことになるが、電化設備はあくまで貨物列車のために残されるものであり、自社で運行する列車はすべて気動車となる(JR北海道運営していた時も普通列車気動車であった)。この気動車についてはキハ40形9両がJR北海道から譲渡されることになった。

運賃は現行の約1.3倍とし、JR函館駅と自社線の各間を普通乗車券で利用した場合は自社運賃を50円割引とする。また、JR線にまたがる定期券回数券は自社とJR北海道の運賃を割り引く。

なお、北海道新幹線札幌駅まで延伸した際には函館本線函館駅小樽駅間も並行在来線となるが、止が事実上決定した長万部駅小樽駅間以外の区間の経営体は未定である。

車両

前述の通り、JR北海道から譲受したキハ40形9両が運用されている。当初は全JR時代の塗装のままだったが、いずれも後に沿線の自然や特産品をイメージしたオリジナル色もしくは国鉄色リババル塗装に変更されている。

うち2両は観光車両「ながまれ号」となっており、座席に大テーブルが設置できる構造になっている(通常は定期列車で使用されるためテーブルはない)。ツアーに組み込まれる形での団体専用列車としての運行もあり、定期的メニューを入れ替えながら内で食事提供している。

路線

江差線木古内駅五稜郭駅間を引き継いだ(路線名でもある木古内駅江差駅間は新幹線開業前に止)。路線名は「道南いさりび鉄道線」。開業前には「いさりび線」という案もあった。

便宜上、函館本線函館駅五稜郭駅)も掲載する。

駅番号 乗り換え路線 所在
H75 函館駅 函館市電 函館市
H74 五稜郭駅 JR北海道 函館本線
sh11 七重 北斗市
sh10 東久根別
sh09 久根別
sh08 清川
sh07 上磯駅
矢不来信号場
sh06 茂辺地
sh05 渡島当別
sh04 上磯
木古内町
sh03
sh02
sh01 木古内駅 JR北海道 北海道新幹線(・海峡線 ※定期旅客列車発着し)

関連動画

関連項目

並行在来線会社一覧
東北北海道IGRいわて銀河(岩手) - 青い森(青森) - 道南いさりび(北海道)
北陸:しなの(長野) - えちごトキめき(新潟) - あいの風とやま(富山) - IRいしかわ(石川)
九州:肥薩おれんじ(熊本・鹿児島)
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