隠岐汽船

隠岐汽船とは、島根県の海運会社で、隠岐諸島と本土の間を結ぶカーフェリー及び高速船航路を運行している。

概要

隠岐諸島は隠岐の島町と西ノ島町があり、それを結ぶための交通手段として利用されている。
江戸時代までは帆掛け船で本土と往来していたが、明治期に入り大阪商船（現在の商船三井）がイギリスから買い付けた船を隠岐丸として回航した。

現在は、フェリー3隻に高速船1隻を所持しており、フェリーでは約2時間半、高速船は約1時間で結ばれている。

なお、少子化と呼ばれる昨今、当然のことながらその余波は離島に影響していることが明白であるのは容易に考えられるだろう。
隠岐汽船もその例外ではない。
そのため、隠岐汽船は債務超過に陥っており、県や市町村の支援を受けて現在経営再建中である。

隠岐汽船は自社の隠岐島への旅プランなどの旅行商品を企画販売しているので、近年の離島ブームにのって、機会があれば申し込んで隠岐諸島の自然や海を楽しむのはいかがだろう。

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