高橋礼とは (タカハシレイとは) [単語記事]

高橋礼（たかはし　れい、1995年 11月2日-）とは、千葉県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は読売ジャイアンツに所属。

概要

読売ジャイアンツ #28
高橋礼
基本情報
国籍	日本
出身地	千葉県松戸市
生年月日	1995年 11月2日
身長体重	188 cm 84kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2017年ドラフト 2位
経歴
専修大学松戸高等学校専修大学福岡ソフトバンクホークス(2018年-2023年) 読売ジャイアンツ(2024年-)
国際大会
代表チーム	日本
日米野球	2018年
ﾌﾟﾚﾐｱ12	2019年
プロ野球選手テンプレート

小学校1年からソフトボールを始め、5年から軟式野球。中学校3年からコーチの勧めもあって下手投げに取り組んだ。

専修大学松戸高等学校では、1年からベンチ入りした。県大会優勝、関東大会ベスト4が最高で、甲子園出場はなかった。

専修大学に進学し、1年秋に一部昇格に貢献。2年春に中継ぎとして32回目のリーグ優勝に貢献。7月にユニバーシアード大会に出場し、金メダル獲得に貢献。国際大会を経験した。3年は不調に陥り、チームも二部に降格。4年は二部所属だったが、5勝と立て直した。大学通算54試合の登板で、15勝14敗、防御率3.40。

2018年、12試合（内3試合は先発）に登板したが、0勝1敗だった。
クライマックスシリーズでは日本シリーズ進出王手をかけた第5戦に登板し、5回2失点だったが、勝利投手の権利まであと1人というところで交代したため、勝利投手とはならなかった。オフに開催される日米野球2018には東克樹の離脱を受けて追加招集された。

2019年、開幕から先発ローテーション入り。3月31日の埼玉西武ライオンズ戦では6回1失点でプロ初勝利を挙げると、以降は援護にも恵まれて快調に勝ち星を積み重ね、前半戦だけで8勝を挙げて監督推薦でオールスター出場を果たした。後半戦はやや援護が減って4勝4敗だったが、最終的には規定投球回数に達してリーグ4位の12勝を挙げ、新人王を獲得した。日本シリーズでは第2戦に先発、7回1安打無失点という完璧な投球を見せ優秀選手賞を受賞。
オフには第2回WBSCプレミア12の侍ジャパンに招集。オープニングラウンドのプエルトリコ戦に先発し、6回1安打無失点の好投で勝利投手に。スーパーラウンドではアメリカ戦に先発したが4回2失点で黒星。決勝では炎上した先発の山口俊の後を受けて2回から2イニングを投げ無失点、その間にチームが逆転したため、決勝戦の勝利投手となり優勝に貢献した。

2020年はキャンプ中に左太股裏痛で出遅れたため先発調整が間に合わず、6月の開幕をリリーフで迎えることになる。先発復帰までの間の調整起用のはずだったが、チームの先発陣が総じて好調だったため、そのままシーズンを通してリリーフとして起用されることになった。8月までは主に7回担当のセットアッパー、9月以降は場面を問わない便利屋としてシーズンを通してフル回転。チーム最多タイの52試合に登板、4勝2敗23ホールド、防御率2.65の好成績を残した。

2021年はカーブの習得を試みたが、そのせいで投球フォームを崩してしまい直球の最速が136km/hまで低下した上にコントロールまでボロボロ化。開幕ローテ入りしたものの初戦で7回途中2失点ながら9四死球を出すなど、5試合で1勝1敗、防御率5点台と結果が出ず4月下旬に二軍落ち。後半戦からリリーフとして一軍復帰したものの状態は改善されておらず、9月11日の日本ハム戦で6失点と大炎上して二軍落ちしシーズン終了。11試合の登板に留まった。

2022年は4試合、2023年は5試合の登板に留まった。

投球フォームはアンダースロー。牧田和久と渡辺俊介の著書を参考にしたという。

直球の最速は143km/h、平均でも130km/h台中盤と、アンダースローとしてはかなりの速球派（牧田や渡辺は平均120km/h台である）。変化球はスライダー、カーブ、シンカーを投げる。

ヒーローインタビューでの喋りがどこかふわふわとして危なっかしく、ホークスファンからはお立ち台に上がるたびに（松田宣浩・大場翔太・柳田悠岐ら大卒にアホの子が多いことから）「鷹の大卒らしい」「これは大卒」とか言われている。

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