田嶋大樹とは (タジマダイキとは) [単語記事]

概要

オリックス・バファローズ #29
田嶋大樹
基本情報
国籍	日本
出身地	栃木県宇都宮市
生年月日	1996年 8月3日
身長体重	182 cm 77kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2017年ドラフト 1位
経歴
佐野日本大学高等学校 JR東日本オリックス・バファローズ(2018年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から軟式野球を始め、中学校では硬式野球部に所属。

佐野日本大学高等学校では1年からベンチ入りし、2年春からエースとなる。3年春に第86回選抜高等学校野球大会に出場しベスト4に貢献。プロのスカウトから注目される。しかし体力不足を理由に社会人野球に進む。

JR東日本では1年目から公式戦に出場し、2年目にはU-23ワールドカップに出場し、世界大会を経験した。第88回都市対抗野球大会ではベスト8入りに貢献した。

2017年のドラフト会議でオリックス・バファローズと埼玉西武ライオンズが1位で競合し、抽選の結果オリックスが交渉権を獲得、入団した。ちなみにオリックスが抽選を引き当てたのは19年ぶり。背番号は29。

2018年（1年目）から開幕ローテーション入りを掴み、3月31日の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初登板。5回1失点でプロ初勝利を挙げた。5月までに5勝を挙げ新人王有力候補だったが、6月27日に左肘の張りで戦線離脱。そのまま実戦復帰できずにシーズンを終え、12試合に登板し6勝3敗、防御率4.06だった。

2019年は3月に前年の左肘痛からようやく実戦復帰。6月5日の横浜DeNAベイスターズ戦で約1年ぶりに一軍復帰し、5回無失点で白星を挙げた。8月まで先発ローテーションで投げたが、8月下旬に二軍落ちしてシーズンを終える。10試合の登板で3勝4敗、防御率3.44だった。

2020年は4点以上の援護を貰えたのが20試合中4試合だけと援護が少なく（援護率3.32は同僚の山本由伸に次いでリーグワースト2位）勝ち星が伸びず、4勝6敗、防御率4.01という数字に留まったが、3年目にして初めて開幕から1年間ローテーションを守り、規定投球回数に到達した。9月16日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦ではプロ初完封を達成した。

2021年は先発ローテーション入りし、2年連続で規定投球回に到達。24試合に登板し8勝を挙げ、25年振りのリーグ優勝に貢献した。

2022年は開幕から先発ローテーション入りしたが、援護に恵まれず2連敗を喫した。二軍調整で投球フォームを見直した。一軍に昇格した後は自身8連勝を挙げるなど好投。20試合の登板で自己最多の9勝を挙げた。

2023年は開幕から先発として起用されたが、6月6日に左前腕の張りで離脱した。13試合の登板で6勝4敗だった。

2024年は21試合に先発登板したが、6勝8敗と負け越した。

2025年は18試合に先発登板し、7勝7敗だった。

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率
2018年	ｵﾘｯｸｽ	12	12	0	0	6	3	.667	68.2	60	9	24	4	69	2	33	31	4.06
2019年		10	10	0	0	3	4	.429	49.2	48	4	20	1	40	1	26	19	3.44
2020年		20	20	1	1	4	6	.400	122.1	102	14	42	7	89	2	57	55	4.05
2021年		24	24	0	0	8	8	.500	143.1	137	10	48	5	135	4	62	57	3.58
2022年		20	20	1	1	9	3	.750	125.0	115	12	37	2	92	3	41	37	2.66
2023年		13	13	0	0	6	4	.600	81.2	73	9	18	2	64	2	31	28	3.09
2024年		21	21	0	0	6	8	.429	117.1	121	10	34	2	87	4	51	48	3.68
2025年		18	18	2	2	7	7	.500	106.1	106	8	24	0	77	2	43	37	3.13
NPB：8年		138	138	4	4	49	43	.533	814.1	762	76	247	23	653	20	344	312	3.50