魔剤とは、
ここでは両方について説明する。
2014年ごろから「マザイ」が「マジ?」の意味で使われている。下記ツイートが一例。
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https://twitter.com/lasnet/status/531136530761273344
当時、マザイは「マジ」の意味で使われていた。当時の音ゲー界隈の一部では「イ」を「アイ」、「キ」を「カイ」等と読む語法があり、「ダイアボーロ変換[1]」や「ゾヤム語[2]」などと呼ばれていた[3]。これに基づいて「マジ」が「マザイ」になったと推測されている。
そのマザイをスマホ等で漢字に変換しようとすると、候補に「魔剤」が出てきていたことが魔剤の誕生のきっかけであると思われる。下記が鍵アカウントではない現存する最古の「マジ」の意味での「魔剤」ツイート。
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https://twitter.com/lasnet/status/539689034067374080
しばらくは上記ツイートをしたラス氏など、一部の人が稀につぶやく程度だったが、2015年4月ごろから毎日ツイートされるようになった。ただし、このころも音ゲーマー中心に使われていた。
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https://twitter.com/pon3gu/status/604132756700823552
同年8月にはモンスターエナジーを指す言葉としての用例が出現する。おそらく下記のすくらむ氏のツイートが初出。11月には「モンスターエナジーを魔剤と呼ぶらしい」というツイート群に交じって、本人がその用法の初出について自認するツイートがある。ここでの魔剤は「魔の薬剤」という意味合いと思われる。
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https://twitter.com/sukuramu42/status/630018687144058880
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https://twitter.com/sukuramu42/status/630991606405992448
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https://twitter.com/sukuramu42/status/666065895941361664
以降は「マジ」と「エナジードリンク」の2つの意味で流行する。この言葉の流行についてGoogleトレンドで見てみると、2015年11月からGoogle検索数が増加し始め、2016年3月にはピークを迎えた。3月にピークを迎えた原因として、「魔剤」などのオタク用語をくっつけた「オタク構文」の誕生と流行が挙げられる。京都大学の11月祭のテーマにもオタク構文を改変されたものが選ばれるなど大いに流行り、「魔剤」の知名度が高まった。
以下が現在知られるパターン(ぽきた魔剤ンゴ)のオタク構文の初出ツイートである。
https://twitter.com/tightros/status/705423605199319040
ぽきたw 魔剤ンゴ!?
ありえん良さみが深いw
二郎からのセイクで優勝せえへん?
そり!そりすぎてソリになったw
や、漏れのモタクと化したことのNASA✋
そりでわ、無限に練りをしまつ ぽやしみ〜😇
現在は「マジ」の意味でも「エナジードリンク」の意味でも使われているが、「エナジードリンク」の意味の方がより多く使われている。
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最終更新:2024/11/08(金) 12:00
最終更新:2024/11/08(金) 11:00
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