鯰江伝左衛門

鯰江伝左衛門とは幕末の草莽の志士である。

概要

文化15年(1815年)、但馬国城崎郡城崎町の温泉宿・庄屋の家に生まれる。諱は直輝。

鯰江家の先祖は戦国大名・六角氏の家臣筋で、近江国愛知郡(現在の滋賀県)に居城を構えた地元豪族であったが、織田信長の侵攻によって各地に離散し、一部が但馬国に逃れ、代々温泉宿を営むことになった。

尊王攘夷を志し、平野国臣など尊攘志士を支援。文久3年(1863年)10月の生野の変にも参加したが、敗走後は長州藩に逃れ、妻子は投獄された。

その後、四国や九州を転々とした後京都に戻り潜伏活動を行なっていたが、慶応2年(1866年)5月5日に病没。享年52。

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関連項目

• 幕末
• 幕末の人物の一覧
• 平野国臣