庄

庄とは、以下のことを表す。

• 荘園のこと。また荘園だった土地の名前
• 庄駅 - 石川県加賀市にかつて存在した北陸鉄道山代線の駅
• 庄インターチェンジ - 石川県河北郡津幡町にあるインターチェンジ

人名

日本に庄姓がある。山陽地方、特に兵庫県宍粟市付近や大分県大分市付近で多くみられる。

武蔵七党児玉党の一族に庄氏があった。武蔵国児玉郡本庄（現埼玉県本庄市）発祥。児玉家広の子、弘高が庄を称した。

弘高の甥、家長は一ノ谷の合戦で活躍し、備中国に所領を与えられ、備中庄氏として土着した。

• 庄家長（? - ?） - 平安時代末期から鎌倉時代初期の武蔵国児玉党の武将
• 庄頼家（? - 1184年） - 平安時代末の武蔵国児玉党の武将

漢字として

庄

Unicode

U+5E84

JIS X 0213

1-30-17

部首

广部

画数

6画

意味

1. 荘の俗字であり、いなか、別荘という意味がある。
2. 平らなさま、という意味がある。〔五音集韻〕に「平らかなり」とある。

音訓

1. 音読みはショウ（漢音）、ソウ（呉音）、訓読みは、いなか。
2. 音読みはホウ（漢音）、訓読みは、たいらか

規格・区分

人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。1951年に人名用漢字に採用された。

語彙

庄園・庄戸・庄屋

異体字

• 莊の簡体字でもある。

関連項目

• 日本の苗字（名字）の一覧