黒川エレン(くろかわ えれん)とは、『スイートプリキュア♪』の主人公の一人である。
過去の姿についてはセイレーン(スイートプリキュア♪)を参照。
後述のキュアビートに覚醒し、改心したセイレーンの新しい名前。それまでも人間に変身した時はエレンと名乗っていたが、仲間になってからの違いは苗字がついていること、服装に、S字の髪飾りからゴムで結んだものにかわったことである。
現在は調べの館の一室内に独り暮らし。家主の音吉さんからは色々援助を受けており、響たちもちょくちょく訪れてるので衣食住は無問題。
最初はキュアパッションになった時のせつなと同様、今まで犯してきた自分の罪の重さに苦しむことになる。 彼女の場合元は無茶苦茶良い性格だっただけに 我に返ってからはせつな以上に悪事を働いてきた罪悪感に苛まれることになる。
それどころか元々のコミュニケーション能力の低さが再発し、人付き合いが下手な面が浮き彫りになったりした。 そういうわけで幼馴染のハミィに助けを求めた時、ハミィから「みんなハミィだと思えばいい」と言われて ひびかなを改めて見た時は今までにないぶっ壊れっぷりを見せた。 完全にハミヲタである。
響たちの協力もあり人間世界に馴染んだあとはセイレーン時代が嘘だったかのように心美しい性格に変貌している。ただハイキングやキャンプなどでは音吉さんから借りたマニュアル本を片手に少し思考のズレた装備をしてくることがある。さらにドヤ顔でオヤジギャグをかますこともあるなど、現在はほぼチームのアホの子・・・もとい天然ボケ担当である。
それどころか響と奏の名前を呼ぶことすら躊躇うなど、女の子としてのか弱さすら見える。
他にもお化け怖い、豆腐メンタル、そのくせちょっとツンデレ・・・。
これぞギャップ萌えの塊である。
また、マイナーランド時代にあれだけ嫌がっていた幸福のメロディが好きになったようで、
心地良く聞けなくなった原因はメフィストから浴びせられたノイズだったようだ。
それどころか提供カードでは弾き語りを披露している。
本人は本名である「セイレーン」の名前で呼んでほしくないと響と奏に頼み、エレンと呼び方を変えてもらった。
かたやその会話を目の前で聞いておきながら、ハミィだけは呼び方を変えない。
あるいは本名で呼ばれても平気なくらい仲が良いとも言え、ハミィ相手には絶対に怒らない。
これもメイジャーランド時代から続く、2人(匹)の友情が培ってきた賜物である。
アコがメイジャーランドの王女であることが発覚してからは彼女を『姫様』と呼んでいたが、
本人に姫様呼びを止められてしまった様子。せっかく姫と従者という関係が発展すると思ったのだが、
本人がダメというのだから仕方ないよね!ちなみに映画で発覚したことだが、アコの正体に気づくまでは彼女のことを「ただの生意気な小娘」として見ていたらしい。
エンディングのキャラ名表記の変化は、第1話から第20話まで「セイレーン」、第21話のみ「キュアビート」、第22話以降は「黒川エレン」になっている。
第21話で初登場した、スイートプリキュア♪では4人目のプリキュア(但し、キュアミューズより先に仲間入りしたため、スイートプリキュア♪3番目のプリキュア戦士と扱われることが多い)。変身者はセイレーン改め黒川エレン。
決め台詞は「心のビートはもう・・・止められないわ!」他の二人よりも決め台詞っぽい。
キュアモジューレにラリーをセットすることで変身する。初登場時はモジューレやト音記号が出現せず無意識に変身した後、戦うことなく退場した。その後の変身バンクでは"キュアモジューレで変身時にト音記号を描いて変身する"という彼女特有のモーションが追加されていたが、同時変身時では他の2人も行うようになる(2人揃わないと変身できないメロディ&リズムとは違って単独変身が出来る)。
バンク的にも、戦力的にもかなりできる子だという事がよく分かります。
しかも髪のクセ部分を弾くとギター音が鳴る。なんという高性能ヘアスタイル(実際に劇中でこの能力を使ったのは2回だけだが、インパクトが強すぎて「ビートといったらヘアギター」のようになってしまい、事実『ハピネスチャージプリキュア!』でのシリーズ10周年記念メッセージ登場の際にもヘアギターを披露、さらに『HUGっと!プリキュア』第37話で客演したときには光落ち組+マシェリの弦楽器プリキュアクインテットが攻撃を放つ際に、その合図としてセンターに立ったビートがまたもヘアギターを披露している)。
キュアパッションや、キュアサンシャインのようなパターンとは異なり、ストーリー上で前触れ無く4人目のプリキュアとして登場した(新しいプリキュアが出るよ!というエンドカード告知はあり)。
初めての変身は強制的なもので、本来ついているはずのキュアモジューレが胸についていないなど、
これまたちょっと謎に包まれた展開で登場したが、これはいわゆる不完全体だった様子。
ただ、プリキュアへの変身が可能になったことにより、これまでの猫や他の人間に偽装する能力を失った。これは覚醒時に胸のペンダントが砕けたことが原因のようである。つまり本来の姿ではない格好で日々を暮らさないといけないことになる。
某お世話役のようにオープンゲット殺法が出来るかと期待したんだが・・・そこは先輩が許さんミル!これはある意味彼女にとって、呪いとも取れる重い代償となったが、幸いにも本人は苦にしていない模様。
元猫だった運動神経を活かし、小回りを利かした戦いを得意とし、攻撃・防御は基本的にラブギターロッドを使用して行う。実にキュアメタルである。
初期にネタバレらしきものが流出していたが、実際は全く異なるデザインだった。
これは東映が意図的に流したデマという噂も存在するが、最終的に巧妙に流されたアマチュア職人の作り物で決着。
「異世界出身」「元敵」「4人目の追加戦士」「同じ弦楽器型のアイテムを使う」といった数多くの共通点から、キュアパッションとの絡みを期待されていた。そしてついにプリキュアオールスターズNS2でその期待に応えてくれた。
キュアビート専用アイテム。女の子キャラクターには珍しいギタータイプの武器。
召喚した直後はギターモードになっており、ラリーをセットした状態で攻撃や防御技を使える。ソリーをセットし、ハート型のボディ部分をヘッドまでスライドさせることで羽型のパーツが展開されてソウルロッドモードになる。
ちなみにスイートプリキュア関連の商品の中ではかなり売れたらしく、2011年夏一番のヒット商品になったとか。意外と女の子にも人気だったようだ。
このアイテムが出たときに一番喜んだと思うのが、キュアメタルこと劇伴作曲者の高梨康治氏であろう。なにせキュアビートとラブギターロッドのデザインを見て、心の中でガッツポーズしたそうである。しかも楽曲指定もギターサウンドばりばりでOKとなるとキュアメタルの心に火がつかないわけがない。ハートフルビートロックの曲も一気に書き上げたとのこと。
さらに高梨氏はこのおもちゃの制作にも関わったとのこと。おもちゃの制作に関わるのはこれが初めてだったそうで、バンダイの担当者と原型段階から打ち合わせを重ねて、完成しただけに思い入れも強く、キュアビートというキャラにも思い入れができたという。また、おもちゃから流れるギターサウンドもサントラ等に参加している藤澤健至氏が実際に演奏したものをそのままつかっているそうな。
この他にもメロディ・リズムを加えた3人、さらにミューズも加わった4人で放つパッショナートハーモニーも存在する。
掲示板
126 ななしのよっしん
2019/07/25(木) 18:14:00 ID: 1Awo9rfB6s
よく「もっと早くラブギターロッド使えよ」的な意見を見かけるが
振り返ってみるとセイレーン時代は「いつのまにか部下の頭の上に移動して折檻」を複数回行い
プリキュアになってからは敵に肉薄しての格闘戦ばかりしているあたり
エレンは「格闘戦」「肉薄攻撃」が得意分野であると思われる。
しかしラブギターロッドを使用する時は「敵と距離をとり様々な技を使い分ける」戦い方をする必要がある。
実はエレンはラブギターロッドで戦うのが苦手なのかもしれない。
127 ななしのよっしん
2020/03/07(土) 00:36:19 ID: 1Awo9rfB6s
敵だった頃は洗脳前と洗脳後で1回づつ王子に惚れ込むイベントがあったのに
味方になった後は王子の事に触れなくなってロクに会話もしてないんだよね。
制作中に路線変更でもあったのだろうか。
128 ななしのよっしん
2020/09/27(日) 03:11:41 ID: eEesQcxEAV
特に本格的なフラグにする意図は無く、単発で終わらせただけかも
エレンはまだ扱いがいい方で、
4年前には、相手方がメインキャラとフラグが成立しちゃったせいで恋愛フラグを綺麗さっぱり抹消された新聞部部長がいたりとか……
7年後には、思わせぶりな展開を入れておきながら何の描写も無く失恋した男子がいたりとか……(こっちはラストシーンの感動に間接的に関わる分、尚更不憫)
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最終更新:2025/04/11(金) 18:00
最終更新:2025/04/11(金) 18:00
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