僅とは、わずか、という意味の字である。
漢字として
- 意味
- わずか、やっと、少量の、ほぼ、という意味がある。また近・幾と通じて、ちかい、という意味がある。
- 〔説文解字・巻八〕には「材(わづ)かに能くするなり」と、低能の意とある。
- 字形
- 形声で声符は堇。堇は饑饉に関する字で、少ない、乏しい意がある。
- 音訓
- 音読みはキン(漢音)、訓読みは、わずか。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。2010年に常用漢字に採用された。
- 語彙
- 僅差・僅少・僅存・僅僅
異体字
- 㝻は、〔集韻〕に僅と同じとある異体字。〔玉篇〕には「對なり」とある。
- 簡体字は仅。仅は付の異体字でもある。
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最終更新:2024/03/29(金) 22:00
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