Unicodeとは、文字コードの規格の一つである。特定の言語によらず広く文字を扱い、そのエンコーディング方法を定義する。
Unicodeは、Unicodeコンソーシアムが定める国際的な文字コードの規格であり、符号化文字集合と文字エンコーディングを定めている。
扱う文字は、世界中の主な言語の主な文字をカバーしており、現在は使われていない過去の言語の文字や様々な記号、制御文字も扱う。扱う文字の数は13万を越える。
Unicodeを用いることで異なる文字集合、文字エンコーディングを同時に取り扱う煩わしさを排除できる。Unicodeは主に国際化対応が必要なソフトウェア、規格、プログラミング言語で標準的に用いられる。例えばHTMLなどインターネット関係の仕様、主要なOS、Java、.NET Frameworkなどで使われている。
Unicodeは、ISO/IEC 10646と非常に密接な関係にある。元々は統一的な文字コードの規格として別々に誕生したものだが、1991年に統合されており、文字の追加などは同時に行われる。
Unicodeの符号化文字集合はISO/IEC 10646で定める符号化文字集合と一致している。
Unicode(バージョン2.0以降)では2バイトで表せる範囲(65,536個)のコードポイントの集まりを面(Plane)と呼んでいて、0から16までの全部で17の面から構成される。一番最初の面は基本多言語面(Basic Multilingual Plane, BMP)と呼ばれ、基本ラテン、平仮名、片仮名、基本的な漢字を含む。第2面は補助漢字面と呼ばれBMPに含まれない漢字が置かれている。
面はブロックと呼ばれる関連性の強い文字を集めた部分集合に分割される。日本でお馴染みの文字があるブロックは基本ラテン(0020-007F)、平仮名(3000-309F)、片仮名(30A0-30FF)、CJK統合漢字(4E00-9FFF)、半角形/全角形(FF00-FFEF)などである。
Unicode6.0からは携帯電話の絵文字も収録された。(参考:Unicode6.0の携帯電話の絵文字の一覧 - Wikipedia)
Unicodeは、JIS X 0208に定められた文字集合よりも遥かに多くの文字を含み、多くの新たな系統のアスキーアート・顔文字が生まれた。例えば以下のような顔文字が作られた。
Unicodeに収録されている全ての文字等を表に纏めた。各ページはファイルサイズが大きいので注意。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/09(土) 09:00
最終更新:2024/11/09(土) 09:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。