還

還とは、還るという漢字である。

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漢字として

常

還

Unicode

U+9084

JIS X 0213

1-20-52

部首

辶部

画数

16画

音読み（常用）

カン

訓読み（常用）

-

意味

1. もとの場所に戻る、還る、元通りになる、回復する、退く、顧みる、つぐなう、また、ふたたび、まだ、（環と通じ）周囲をめぐる
2. （旋と通じて）めぐる、（旋・嫙・𧾎と通じて）素早い

〔説文解字・巻二〕には「復（か）へるなり」とある。

字形

形声で声符は瞏。白川静によると瞏は復活するという意味があり、還の初文。

音訓

音読みは、1.の場合、カン（漢音）、ゲン（呉音）、2.の場合、セン（漢音）。訓読みは、かえる、かえす、めぐる。

規格・区分

常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

声符

還を声符とする漢字には、𣟳などがある。

語彙

還往・還雁・還帰・還期・還元・還昇・還俗・還辟・還報・還望・還暦・還禄

異体字

• 𨘣は、〔字彙補〕に「還本字」とある異体字。
• 𢕼は、〔集韻〕に「或ひは彳に从ふ」とある異体字。
• 𨕔は、〔竜龕手鑑〕に「俗」とある異体字。
• 𨖞は、〔竜龕手鑑〕に「俗」とある異体字。
• 还は、簡体字。〔篇海類編〕にある俗字。

𨘣

Unicode

U+28623

部首

辶部

画数

18画

𢕼

Unicode

U+2257C

部首

彳部

画数

16画

𨕔

Unicode

U+28554

部首

辶部

画数

12画

𨖞

Unicode

U+2859E

部首

辶部

画数

14画

还

Unicode

U+8FD8

部首

辶部

画数

7画