BRICK ブリックとは、2005年製作、2006年公開の映画である(日本公開は2007年)。監督はライアン・ジョンソン。脚本も務めている。
南カリフォルニア郊外のハイスクールに通うブレンダンは電話越しに元カノであるエミリーの悲鳴を聞く。その後、排水溝で死体となり発見されたエミリー。ブレンダンは彼女の残した“ブリック”や“ピン”などの暗号を解読し事件の真相に迫る。
ライアン・ジョンソンの初監督作品。サンダンス映画祭審査員特別賞はじめ様々な賞を受賞した。
ポスターやDVDの裏面でやたらエミリー役のエミリー・デ・レイヴィンが主演だと押されている。確かに重要な役だがこの映画が始まった時点で演じたエミリーは死んでいる。そのためほとんどが回想での登場となりセリフは少ない。人によってはヒロインと呼べるかも怪しい。また未公開映像シーンで監督自身もブレンダン役のジョゼフ・ゴードン=レヴィットとローラ役のノラ・ゼヘットナーを指して「主演の二人」と言っている。
DVDには未公開映像やローラとドード役のオーディションの他、監督が高校時代に撮った4分の短編『Origami Master』を特典として観ることができる。簡単に内容を言うと折り紙で何でも作り出せる忍者が山で敵と戦って血糊がドバドバ噴き出す話。当時この短編に出演した同級生はライアンがスターウォーズのような大作を任される人間になるとは思いもしなかっただろう。
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最終更新:2024/04/28(日) 00:00
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