F-san流MMD表情付け講座とは (エフサンリュウエムエムディーヒョウジョウヅケコウザとは) [単語記事]

「F-san流MMD表情付け講座」とは、MMDerであるF-sanによる「MMD講座」動画シリーズである。
「目の開き方と表情」「視線」「キャラとシナリオ」にテーマを絞った全3回（予定）の文字を読む動画である。

概要

幾多のMikuMikuDance殿堂入り動画を輩出するF-sanによる表情に焦点を当てたMMD表情講座である。
F-sanの動画は「光の演出」「カメラワーク」が傑出しているが「表情作りの上手さ」も特筆すべき点である。
モデル、モーションはほぼいじらず、表情付けで見栄えを大きく変えてしまうF-san流のノウハウが披露されている。
このMMD講座を会得すれば「魂実装済み」タグが付けられるMMD-PVを作れるようになる、かもしれない...

初回は目の動き、特にまばたきと笑いの使い分けによる表情作りに着眼し、解説。
動画の実例や比較画像により、効果を判りやすく解説しており親切丁寧な構成となっている。
表情の解説の際、頭部の各部位の動きを分解して解説している箇所はMMDerにとって参考となるだろう。

モーフの名称ではなくその結果の表情に着眼している辺り、コダワリの表情作りのためのワリキリと言える。
また、複数のモーフ重ね掛けで目的の表情を作り出すところはまさに目からウロコである。
この動画を一言で表すなら「混ぜるな自然」的な何かと言えるだろう。

第2回は視線移動に伴う頭部と目の動きについて着眼し、解説。
冒頭に「振り向き」モーションを使った比較動画を用意しており、その違いの解説を行っている。
「視線の動き」が自然な動作には不可欠と解説し、モーションの比較で違いが判るようになっている。
首を振ったり、頷いたりするモーション時に大いに参考になる構成となっている。

第3回はブロマガによる投稿で、MMD-PVにおいても感情表現として表情を活用することを解説。
なぜその表情をしているのか理由付けを行うことにより、登場人物たちの表情がより活きてくると解説している。
その点で、MMD-PVも「どんな立場・状況で」「何を考えて」「何を感じて」いるかを表現することが重要と述べている。
何も表情に力を入れるのは、MMDドラマだけではないということである。
→ブロマガ：「【MMD】F-san流 MMD表情付け講座3」