地 球 最 大 の 究 極 対 決
Godzilla vs. Kongとは、レジェンダリー・ピクチャーズが制作するアメリカ合衆国の2021年公開の映画である。
監督はアダム・ウィンガード。
Godzilla vs. Kong | |
基本情報 | |
---|---|
監督 | アダム・ウィンガード |
脚本 | テリー・ロッセオ マイケル・ドハティ ザック・シールズ |
制作 | メアリー・ペアレント アレックス・ガルシア エリック・マクレオド ブライアン・ロジャーズ |
出演者 | アレクサンダー・スカルスガルド ミリ―・ボビー・ブラウン レベッカ・ホール ブライアン・タイリー・ヘンリー カイル・チャンドラー 小栗旬 |
音楽 | ジャンキーXL |
制作会社 | レジェンダリー・ピクチャーズ |
配給 | ワーナー・ブラザーズ 東宝 |
公開 | ![]() ![]() |
映画テンプレート |
レジェンダリー・ピクチャーズが展開するモンスターバースシリーズの4作目であり、『Godzilla: King of the Monsters』と『キングコング:髑髏島の巨神』の続編となる。また、ゴジラフランチャイズとしては36作目、キングコングフランチャイズとしては12作目の作品である。
脚本チームは2017年3月に結成され、監督としてV/H/S シンドローム(2012年)やDeath Note/デスノートのハリウッド版(2017年)の監督であるアダム・ウィンガードが就任することが5月に発表された。
おもな撮影は2018年11月にハワイ、オーストラリア、香港ではじまり、2019年4月にクランクアップした。
本作にも主要キャラに日本人俳優が起用されており、実写版『銀魂』などに出演した若手俳優の小栗旬が過去作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎の息子として登場する。
ちなみに制作当初より監督は「両者の勝ち負けはきちんと付ける」と明言している。
今回も前作同様に吹替版には日本のアーティストグループの“MAN WITH A MISSION”の「INTO THE DEEP」が特別エンディングテーマとして採用されている。
当初は2020年3月13日に公開の予定だったが、試写会での評価があまり芳しいものではなかったらしく、再撮影などを経て同年11月20日に変更された。その後のCOVID-19の世界的大流行を受けて2021年5月21日に再延期された。
2021年1月に公開の前倒しが決定し、同年3月26日に封切と公表されたが、1月27日に公開予定日を同月の31日に繰り下げると報じられた。
また、現時点では劇場公開の少し前の26日に動画配信サービスHBO maxでも1ヶ月間の期間限定で配信がスタートされる予定となっている。
日本では海外公開から約一月半の5月14日公開とされていたが、国内における同時期のCOVID-19の流行状況を理由に日本での公開は同年の7月2日まで延期された。
本来はこれがシリーズ最終作の予定だったが、同作の予想以上のヒットを受けてシリーズの継続と続編の制作が決定された。
本作公開から約3年後の2024年3月には『Godzilla x Kong: The New Empire(原題)』が制作、公開され、メカアームを付けたコングと新たな形態に目覚めたゴジラの共闘が描かれた。
伝説が、衝突する――。
ギドラとの死闘を経て、怪獣たちが当たり前のように闊歩するようになった世界。しかし人類の未来はゴジラとコングが衝突する最悪のシナリオへと進んでいた。
地球上で最も強大な二つの力が、時代を超えてぶつかりあう。モナークは未知の世界への危険な任務に飛びこみ、そこで怪獣たちの起源の手がかりを発見する。そのとき、人類の陰謀がすべての怪獣を地上から一掃するべく動き出す……。
— Legendary and Warner Bros. [1]
ほか、ランス・レディックとジェシカ・ヘンウィック
がそれぞれ非公開の役名でキャスティングされている。
身長:393フィート(119.8メートル)
全長:582フィート(177メートル)
体重:9万9634トン
巨大生物の時代だったペルム紀に、すべての怪獣の頂点に君臨していた怪獣王。前作『Godzilla: King of the Monsters』においてギドラを倒して改めてその力を示し、王座を奪還した。
本作では、これまで意にも介さなかった人類になぜか敵意をむき出しにしており、『ゴジラ(2014)』では衝突を回避していた軍艦[8]を容赦なく体当たりで沈め、都市を破壊し、あまつさえ人々を熱線で薙ぎ払うなど非常に攻撃的になっている。
ゴジラがなぜ人類を敵対視しはじめたのか、それが本作の鍵となる。
『キングコング:髑髏島の巨神』に登場した個体。当時は体高30mほどだったが、本作ではゴジラに比肩する337フィート(102.7メートル)の巨体に成長している。
筋骨隆々とした巨躯を駆使した、パワフルかつスピーディなファイトスタイルが特徴。知能も高いようでゴジラの同族の背びれを使った斧のような武器を持っている。ちなみに、同じアダム・ウィンガード監督の『サプライズ』でも主人公の女性が斧を用いていた。
グラフィック・ノベル『Kingdom Kong』によると、前作『Godzilla: King of the Monsters』でギドラが発生させた嵐を、邪神怪獣カマソッソが受け継ぎ、そのまま髑髏島を襲撃。コングは辛くもカマソッソを倒し、少女ジアを救出するが、ほかのイーウィス族(髑髏島の原住民)は全滅し、なおも居座り続ける嵐によって島の生態系は崩壊してしまった。本作でコングが第236前哨基地に収容されているのはそのため。
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この項目は、下記に本作のネタバレを含んでいます。 未鑑賞の方はご注意ください。(要スクロール) |
身長 | 400フィート(122メートル) |
主武装 | A-74プロトンスクリームキャノン、ロータークロウズ、メイサーパワーコア、全身からのミサイル |
プロトンストリームエネルギー放射量 | 4.10×1080ジュール[12の16乗] |
ボディフレーム | T-1ナノメタルスケルトンハウジング |
IOS | クロヌマ超常現象V1.3 |
電力出力量 | 2.42ギガワット |
メーザパワーコアレントゲン量 | 600 |
足の幅 | 65フィート(20メートル) |
水中咬合力 | 7400重量ポンド毎平方インチ(51,021キロパスカル) |
最大ローター鉤爪出力温度 | 3400℃(6152℉) |
エイペックス・サイバネティクス社が極秘に建造していた、人工のタイタンにして、本作におけるすべての事件の元凶。
アラン・ジョナから入手したとおぼしきギドラの頭部(→Godzilla: King of the Monsters)を制御システムに利用し、さらには怪獣王ゴジラの姿を模倣することで、エイペックス社CEOウォルター・シモンズが名実ともに地球の真の支配者たらんとする己の野望を具現化させた、機械仕掛けのゴジラである。
エイペックス香港支社にあるコックピットはギドラの頭蓋骨を基礎にしており、それに芹沢蓮が接続されることでメカゴジラを遠隔操作する。
稼働には莫大なエネルギー量を要求し、既存の動力源では出力が40%にとどまる上、短時間の起動でエネルギー切れを起こす燃費の悪さから実用には程遠かった。
そこでシモンズと芹沢蓮は、かつてホロウアースへの進入で兄を失い腐っていたネイサン・リンドをそそのかし、ホロウアース内に秘められた地球の核のエネルギー……ゴジラのような怪獣を生むほどの超強力な新エネルギー源を探させる。
エネルギーの問題を解決して100%の出力で動けるようになった瞬間、ギドラの自我が覚醒。メカゴジラの制御を掌握し、高電圧を芹沢蓮に逆流させて殺害すると(これが意図的なものがどうかは不明)、高らかに演説していたシモンズも殺し(こちらは明らかに意図的。よりにもよってゴジラの似姿にさせられたからか?)、ついに地下基地から出現。あいさつ代わりにプロトンスクリームで市民ごと香港市街を焼き払い、いよいよ仇敵ゴジラへの復讐を開始する。
シモンズが地球をタイタンから奪い返すという大それた目的で建造した戦闘マシンだけあって、戦闘能力は凄まじく高い。口部から発射する赤い熱線プロトンスクリームは、出力40%の段階でもスカルクローラー“Number 10”を真っ二つに溶断。フル出力になると、ゴジラの熱線を正面から押し返し、水爆の直撃を受けても傷一つつかなかったゴジラの表皮を焼いて一撃でダウンさせた。また地味ながらミサイル攻撃もゴジラを怯ませる牽制技として有効に機能している。
肉弾戦でも、ロケットブースターで加速した状態からの肘打ちや、拳や足からエネルギーを放出しながら殴ったり蹴ったりすることで破壊力を増大させた打撃を駆使し、ゴジラに反撃の機会さえ与えないまま圧倒する。さらには長い尾も凶悪な武器として活用しており、距離を問わない恐るべき強さを見せつけた。
その総合力は、ゴジラとコングを同時に相手にしてもなお優勢を保つほどである。
なおゴジラは、対メカゴジラ戦の直前に、地下数千キロ下のホロウアースへ究極熱線でボーリングし、さらにはコングとの死闘を経るなど、少なからず消耗していた。それゆえ多分にゴジラが不利であった点は否めない。とはいえ、このメカゴジラ相手では、たとえ完調で挑んだとしても苦戦を強いられたであろうことは想像に難くない。
アダム・ウィンガード監督によると、メカゴジラとして生まれ変わったギドラにはほとんどの記憶が残っていないが、唯一ゴジラに対する妄執に近い憎悪と燃えるような復讐心だけが健在だったという。その言葉を裏付けるように、プロトンスクリームでダウンさせたゴジラをすぐには殺そうとせず、一度殺された恨みを晴らさんとばかりに執拗に殴り、踏みつけ、引きずりまわし、首を摑んでビルに何度も叩きつけ、抵抗不能になるまで痛めつける残忍さを見せた。
ゴジラからしても、このメカゴジラはギドラそのものに他ならず、いわば「復活」を阻止しようとエイペックス社の製造工場を徹底的に破壊していた。しかしメカゴジラ建造は極秘裏に進められていたため、真相を知るシモンズらを除き、人類からは「ゴジラがなぜか人類を攻撃し始めた」ように映るのであった。
ゴジラに対し深甚なる怨念を抱いているだけあって、劇中ではコングの妨害が入ってもなおゴジラの殺害を優先していた。しかしあまりに邪魔だったのか、一時的にゴジラから目標を変え、コングを尾の先端のドリルで始末しようとする。ゴジラは最後の力を振り絞って熱線でコングの斧をパワーアップさせた。エネルギーを得て青く輝く斧は、メカゴジラの金属のボディーをも切り裂いた。猛攻を受けて全身がずたずたにされたメカゴジラは、顔面破壊大帝と化したコングによってついに首をもぎ取られ、完全に機能停止したのだった。
ちなみに、本作のメカゴジラをデザインしたのは、『レディ・プレイヤー1』でメカゴジラのデザインを担当したJared Krichevsky氏。
氏によると、本作のメカゴジラはT-800からインスピレーションを受けているのだとか。
脚本として参加したマイケル・ドハティへのインタビュー。[9]
――なぜゴジラとコングが戦うんですか? コングは慈悲深い存在に思えますが。
ドハティ:慈悲深いというのは違う。モスラはそうだ。彼女は生命と生態系の守護者だからね。でもゴジラとコングは両方とも「オス」なので、縄張り意識もエゴも強い。だから衝突する。
――とはいえ、昔の『キングコング対ゴジラ』もありますし、戦うための正当な理由はあるでしょう?
ドハティ:まさにそれ(『キングコング対ゴジラ』)さ。僕は3匹の犬を飼ってたことがあるんだ。うち2匹はラップドッグの赤ちゃんだったが、なにかのきっかけでいつも喧嘩をしていたよ。理由はわからない。この先も永遠にね。
掲示板
1449 ななしのよっしん
2024/04/20(土) 17:48:26 ID: BB3mN5wIp7
スキュラが本編再登場は予想外だったな。多分出番的にはスカーキング一派の前座で終わると思うんだけど(冒頭数分でゴジラにやられるとか)、他にもサプライズで怪獣ででこないかな?
1450 ななしのよっしん
2024/05/09(木) 22:27:36 ID: YcXkjXBLdU
改めて考えると香港地表から地下空洞世界まで放射熱線で穴を開けるゴジラがヤバイ
1451 ななしのよっしん
2024/10/18(金) 16:47:58 ID: E0IIZfefT3
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最終更新:2025/04/22(火) 17:00
最終更新:2025/04/22(火) 16:00
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