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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (原題:Godzilla: King of the Monsters)とは、2019年5月31日に世界同時公開されたアメリカ映画である。
Godzilla: King of the Monsters | |
基本情報 | |
---|---|
監督 | マイケル・ドハティ |
脚本 | マックス・ボレンスタイン |
音楽 | ベアー・マクレアリー |
製作 | レジェンダリー・ピクチャーズ |
配給 | ワーナー・ブラザーズ 東宝 |
公開 | 2019年5月31日 |
上映時間 | 132分 |
映画テンプレート |
ゴジラシリーズ65周年記念作品。
東宝、ワーナー・ブラザーズ、レジェンダリー・ピクチャーズの共同制作。
監督は当初は前作を手がけたギャレス・エドワーズが続投する予定であったが、後に『X-MEN』シリーズなどで脚本実績のあるマイケル・ドハティにバトンタッチした。
前作『GODZILLA(2014)』から5年を経ての完全な続編。
アメリカ版ゴジラとしては初のシリーズものとなる。GODZILLAシリーズ第2作であると同時に、レジェンダリーのシェアードワールドであるモンスターバースシリーズの第3作となる。
2014年の前作公開直後には早くも続編の構想について触れられており、さらにその中では東宝から新たに使用権を得た「モスラ、ラドン、キングギドラの3大怪獣を登場させる」という情報も伝えられていた。
キャストには前作から日本人俳優の渡辺謙が続投する他、主演には天才子役のミリー・ボビー・ブラウン、『死霊館』シリーズなどのヴェラ・ファーミガ、中国の人気女優チャン・ツィイー、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のカイル・チャンドラー、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンスらが出演する。
2018年7月22日にはトレーラー第一弾が公開、ゴジラ以外の怪獣の姿もこの時点では僅かにであるが映されていた。それから同年12月9日に開催された東京コミコンにて本作の登場怪獣の関連商品の展示や作品紹介などが行われ、間もなくしてトレーラー第二弾も公開となり、その中で本作における彼らの鮮明なビジュアルが明らかにされた。11月1日には日本版公式サイトの開設および翻訳予告編の開示も為され、同時に全世界での公開日と上記の日本版キャッチコピーも発表されている。
ちなみに、アメリカ版のキャッチコピーは「彼らの支配が始まる(THEIR REIGN BEGINS)」。
日本語吹替版においては主演のミリーに芦田愛菜、カイルに田中圭、ヴェラに木村佳乃がそれぞれの吹き替えを務める他、日本のロックバンドの[Alexandros]の主題歌が使用される。
さらに次回作として同じモンスターバース作品である2017年公開の『キングコング:髑髏島の巨神』とも時系列をリンクさせ、かつて1962年に実現した日米怪獣対決『キングコング対ゴジラ』の時と同じく本シリーズのゴジラとコングの戦いを今度はアメリカ側で描くというMVシリーズの四作目に当たる『Godzilla vs. Kong』が2021年に公開されている。
ちなみに同作の監督であるアダム・ウィンガード曰く今回こそ両者の決着を付けさせるとの事。
12月18日には、Blu-ray Discでの発売が予定されている。なお、4KのUltra HD Blu-rayは限定版セットのみの販売予定。4枚組の限定版には、この他にフィギュアや特典映像の入ったディスクなどのセットが予定されている。ゴジラ・ストアのみの特典も予約を受け付けている。
2014年にハワイからサンフランシスコにかけて繰り広げられたゴジラとムートーの戦いから4年、地球各地に眠る怪獣の存在が世界中に知れ渡り、その対処を巡って怪獣保護を訴えるMONARCHと怪獣殲滅を推し進める米政府の対立が深刻化していた。
その頃、中国・雲南省のMONARCH基地のある古代遺跡では組織職員のエマ・ラッセルが自身が開発した特殊音響機械「オルカ」で誕生したばかりのモスラの制御に成功した。しかし、その直後に正体不明の武装組織が施設に乱入してエマとその娘マディソンを拉致、そして「オルカ」も持ち去るという事件が発生する。
「オルカ」を悪用すれば怪獣を操ることも可能であり、これを受けてMONARCHの芹沢達はかつて妻と共に「オルカ」を開発したマーク・ラッセルを呼び寄せて捜査協力を依頼。それと同時にマークが連れて来られた基地で監視されていたゴジラが動き出し、南極へと移動を開始する。芹沢達もゴジラが南極で目覚めようとしている怪獣のもとへと向かっていると判断し、大型空中司令船「アルゴ」で南極に向かった。
その南極ではラッセル母娘を拉致した武装組織が氷の中に眠る怪獣「モンスター・ゼロ」を蘇らせ、それを「オルカ」で制御しようと目論んでいた。すぐさまマークとMONARCHの部隊が現場に駆けつけるが、エマの裏切りによって「モンスター・ゼロ」ことキングギドラは復活を遂げてしまう。
そこにゴジラが出現、ゴジラとキングギドラとの世界の覇をかけた地球最大の決戦が始まった。
1954年に発見され、そして2014年から本格的に活動を開始した漆黒の大怪獣。
4年前のと同じ個体だが、身長がさらに10m近く伸び、背ビレの形状も大きく変化している。
口から吐く放射火炎も前回に比べて勢いが大幅に増しており、さらに連続での発射も可能となっている。
いまだにその明確な行動原理は不明で、人類をどう思っているのか定かではないが、その存在は超古代の人間にとっても特別視されていたようで、海底の地下空洞の中にはゴジラを崇め奉る都市遺跡が残されていた。
メキシコのイスラ・デ・マーラ火山の火口に眠っていた巨大な翼竜。
火山の溶岩に適応した頑強な体を持ち、燃え盛る翼を含めたその全身は常に超高温の熱に包まれている。
飛翔時には発生する猛烈なソニックブームは下にある全てのものを吹き飛ばし、時に灼熱の身体そのものも大きな武器となる。
現地では「炎の悪魔」と恐れられるほど性格は極めて獰猛かつ攻撃的だが、自分より強い存在に対しては従順に振る舞う。
監督の愛獣
中国の雲南省にある古代遺跡の奥にて卵の状態で見つかった昆虫型の怪獣。
蚕蛾の幼虫のような幼体から蛹を経て、蛾と蜂をかけ合わせたような胴体と美しく巨大な翅が特徴の成体へと変態する。
幼体、成体ともに口から強い粘着性の糸を吐き、さらに成体では腹部の鋭い毒針が武器となる。
本質的にはそれほど凶暴ではないとされていた事から当時の古代文明においても人間達からは崇拝の対象になっていた。
さらにゴジラとは古来から共生関係にあったと言われ、常にゴジラを支援するような行動を取る。
南極の氷の中に封じ込められていた正体不明の怪獣。
黄金色の身体に蝙蝠のような翼を生やし、そして三本の長い首を持つ異形の飛龍の如き姿を持つ。
その3つの口からは高威力の雷撃光線を放ち、さらに全身から放出する力場は地球の大気にも強い影響を与え、このギドラの周囲には常に激しい暴風雨が巻き起こる。
MONARCHの人間からは「モンスター・ゼロ」のコードネームで呼ばれており、後の調査でゴジラとは太古の昔より地球の覇権を巡って争っていた事、古代の伝承における邪竜伝説のルーツではないかという事、そしてその特異な生態と能力から地球の生物ではなく宇宙由来の生命体ではないかと推測されている。
他にも劇中ではバフォメット、ティアマト、モケーレ・ムベンベ、サルゴン、アバドンといった怪獣達が出現していたとされる。
掲示板
3046 ななしのよっしん
2024/05/04(土) 04:50:46 ID: KiVhXnS6WU
後のモンスターバース見てるとギドラはバーニング化してなかったら危なかった最強格だしネタにされたラドンも片手で数えられる程の上澄みのタイタンでまさに最強決戦って感じだったんだな
3047 ななしのよっしん
2024/05/09(木) 09:27:45 ID: aPn25qGGID
バトルの絵作りが人間視点が主でギドラ登場シーンなんかは巨大感を感じて良いんだけど格闘シーンを足元から映したり逃げ惑う人間にフォーカス当たってたりするのがもったいないなと思ってる作品
あとゴジラを神格化し過ぎてて個人的にはついていけない
自分はウィンガードの「メチャクチャ強い暴君。気に入らねーやつはブッ殺す」ぐらいの描き方が好きっス
3048 ななしのよっしん
2024/05/11(土) 09:32:23 ID: bqr7DquVLl
バトルシーンをもっと長く見せてほしかったな。合間に人間のパートを挟みすぎなんよ。人間が何かやってる間もゴジラたちは戦ってるわけじゃん?だったらそこを見せてくれよって
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最終更新:2024/12/22(日) 00:00
最終更新:2024/12/22(日) 00:00
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