一線を越える。
常識が変わる。
Godzilla x Kong: The New Empireとは、レジェンダリー・ピクチャーズが制作するアメリカ合衆国の2024年公開の映画である。
監督はアダム・ウィンガード。
邦題は『ゴジラxコング 新たなる帝国』
Godzilla x Kong The New Empire |
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基本情報 | |
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監督 | アダム・ウィンガード |
脚本 | テリー・ロッセオ サイモン・バレット ジェレミー・スレイター |
制作 | メアリー・ペアレント アレックス・ガルシア エリック・マクレオド ブライアン・ロジャーズ トーマス・タル ジョン・ジャシュニ |
出演者 | レベッカ・ホール カイリー・ホットル ブライアン・タイリー・ヘンリー |
音楽 | トム・ホーケンバーグ |
制作会社 | レジェンダリー・ピクチャーズ |
配給 | ワーナー・ブラザーズ 東宝 |
公開 | 2024年3月29日 2024年4月26日 |
映画テンプレート |
モンスターバースシリーズ第5弾作品。
同時にMVシリーズ10周年記念作でもある。
監督は前作の『ゴジラvsコング』に引き続き、アダム・ウィンガードが務めている。
本来MVシリーズは『GvsK』で打ち止めの予定であったが、同作の予想外のヒットによりシリーズの継続が決定。
今回はコングの単体作として制作される構想だったとされるが、ゴジラ使用許可の契約期間の延長もあり、再度ゴジラとコングを共演させる方向性で作られる事となった。
公開日はやはりというか案の定というか二転三転しており、今回はアメリカでの俳優ストライキなどの影響により公開時期が前倒しになったり延期になったりを繰り返していた。
日本での公開にあたっては本家東宝シリーズ一作目『ゴジラ』の公開から数えてちょうど70年に重なったため、前年2023年に日本で公開された山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』と共にゴジラシリーズ70周年記念作品に位置づけられており、作品冒頭に記念ロゴマークが映し出されている。
一部の登場人物は前作から続投しているが、本作では人間パートをさらに絞っており、人間側のメインキャラクターも過去作と比べるとだいぶ少なめで、前作までMVでは恒例となっていた日本人俳優の起用も行われていない。
その一方で怪獣側のシチュエーションは盛っているとの事であり、本作においてはこれまで以上に擬人化の進んだ怪獣側の思惑や行動で物語が進むような内容の、どちらかというと1964年~1975年までの国産ゴジラシリーズのような懐かしい雰囲気の作品に仕上がっていると評されていた。
日本でも公開されるや、その過去のMVシリーズの中でも取り分けアッパーな作風から『北〇の拳』とか『猿の〇星』とかを彷彿とさせるみたいな“令和のハリウッド版東宝チャンピオンまつり作品”の如き完全娯楽作品として大きな話題を呼んでいる。
ちなみに、アメリカでは本作公開のほんの数ヶ月前まで上記の『ゴジラ-1.0』が上映されており、向こうの観客は短期間で全くベクトルの違うゴジラ作品を体験する事となった[1]。
吹き替え版の主題歌はYaffle×AIの「RISE TOGETHER Feat. OZWorld」
今回はこれまでと違って“ゴジラのテーマ”のラップカバー曲として制作されている。
初日での興行収入は1000万ドルとされ、モンスターバースとしては史上最速の成績を記録している。
その後もじわじわと成績を伸ばして公開から約2ヶ月でその興行収入は5億ドル近くに達しており、この成果を受けてレジェンダリーはMVシリーズ第6作品目となる次回作の制作を検討し始めたとの事。
コングおよびメカゴジラとの決着後も変わりなく地上の覇者として君臨する怪獣王。
いまだに王座を狙って自分に歯向かってくる他の怪獣を駆逐し続ける戦いの中でイタリア半島のローマを新しい縄張りに定める。
ある時、何かを察して活動を再開し、フランスの原子力発電所や北極のパワースポットを巡ってエネルギーを蓄え、やがて全身が淡いピンク色の光に包まれた“ゴジラエヴォルヴ”へと変貌を遂げ、その何かの正体である“スカーキング軍団”を迎え撃つ準備を整える。
このエヴォルヴ形態はエネルギー容量が通常の20倍という驚異的な値に達しており、体つきもややスリムになった事でこれまで以上に運動能力と機動力が向上している。
コングに対する警戒心は未だに強かったが、紆余曲折あってコングとの共闘の道を選ぶ
前作でのゴジラとの決戦を経て地下世界へと帰還という名の追放し、その後は虫歯や孤独に苛まれながらもそれなりに平穏に暮らしていた。
ひょんな事から地底世界のさらに下の階層に迷い込み、そこでまさかの同族の生き残りとの邂逅を果たすも彼らは様子がおかしく、その群れの住処に赴くとそこは暴力的なスカーキングと呼ばれる個体が支配する地獄のような場所であった。
成り行きでそのスカーキングと対立する事になってしまい、スカーキングの操る怪獣シーモの攻撃で負傷し退却を余儀なくされてしまうが、この時地下世界を探索中だったモナークの人間の所に辿り着くと、彼らの手で傷を負った腕に“B.E.A.S.Tグローブ”と呼ばれる装甲ガントレットを装着してもらい復帰。
スカーキングへのリベンジに燃え、そのために因縁深いゴジラをあえて自分の所に招き寄せるという決断を下す。
地底でまだ生き残っていたイーウィス族が崇めている地上でもその存在が知られている鱗翅目に似た姿を持つ神獣。
かつてキングギドラとの戦いでゴジラを庇って一度は消滅したが、地底イーウィス族の儀式に基づきジアの祈りによって復活(今回は幼虫も蛹も経ず直接成体として登場)。
転生後はやはり状況が拗れて争っていたゴジラとコングの前に現れて両者の諍いを仲裁し、スカーキング軍団との戦いにおいてもゴジラ達を支援した。
地底世界に住むグレイト・エイプ種の幼体(それでも40m大)。
スカーキング一派の手先であり、自分達の縄張りに迷い込んだコングに成体の仲間と共に襲い掛かったが、その仲間はあっけなく撃退され、そのまま自分達の群れの下まで案内させられる。
当初はコングを警戒し、命を狙ったりもしたのだが、それでも自分に施しを与えたり、理不尽に虐げられる同族を目にして義憤を爆発させるコングを見て彼に心を開き、以降はコングの手助けに奔走した。
コングとは対照的な細身で四肢の長いチンパンジーとオランウータンの中間的な姿ついでに禿をしたグレイト・エイプの老個体。
本来温厚とされるエイプ種の中では例外的に極めて好戦的かつ野心的な性格であり、同族も自分の直属の配下以外は奴隷のように扱い、場合によっては平気で殺してしまうほどの凶悪な暴君。
かつて地球全土の支配を狙ってゴジラとの抗争を起こし、それに破れて地底世界の奥に追放されていたが、いまだに野望は捨てておらず再び地上進出のために動き出そうと目論んでいた。
腕力こそ若いコングに劣るが、他の怪獣の脊柱を加工して作った長い鞭のような武器を携帯しており、それを器用に振り回して相手を攻撃する。
さらに特殊な波動を発する結晶体を所持し、それに過敏に反応するシーモを強制的に自分の下僕として使役している。
背中から無数に生える青い結晶体が特徴的な四足歩行の首の短い雷竜のような体をした白亜の怪獣。
体躯で言えばゴジラやキングギドラすら凌ぐほどの巨体であり、他の怪獣を背中に乗せても問題なく活動できるほどの膂力を誇る。
口からは絶対零度の強力な冷凍光線を吐く能力を持ち、それで敵対する者を瞬時に凍らせるだけでなく、大気に放てばそのまま地球全体の気温を下げて氷河期状態に追い込む事も可能とされる。
そこまでの強大な力を持つ存在でありながら、本来の性質は至って大人しい温厚な怪獣なのだが、スカーキングに自分にとって苦痛と感じるエネルギーを出すアイテムを握られており、それによって自由を奪われて地上侵攻のための主力として利用されそうになっていた。
掲示板
386 ななしのよっしん
2024/09/25(水) 14:51:03 ID: ud5fbyZqR+
続き
だからこれからモンバスシリーズを考えた時
コングのが表現NG少ないから色々と面白いことをチャレンジさせられるけど
一方めゴジラはNGがあって、もっと新しい表現やチャレンジがしにくいところ
変わり映えしない表現が続きそうで何だかなぁと思う
マイナスワンも造形が一昔前で新しい事やってない
色々新しく見せてくれたシンゴジラは良かったのになぁ
まだ昔みたいに色々挑戦してたゴジラが見たい
ゴジラの表現が保身に走り過ぎ
387 ななしのよっしん
2024/09/25(水) 15:20:18 ID: Iq8ujbQwA8
今作のゴジラが変わり映えしない保身的な表現だとは欠片も思わないけど…
変身したりドカドカ走り回ったり色々やってるじゃん
派生作品でもちびゴジラやゴジばんやその他短編作品だってバラエティ豊かに色々やってるし
388 ななしのよっしん
2024/10/08(火) 03:10:03 ID: zM1yd/Pdh4
ゴジラとコングのダブル主人公なので両者が差別化されてるだけの話
コングは基本的にゴリラなので擬人化された描写を担当するのは当然
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最終更新:2024/11/08(金) 06:00
最終更新:2024/11/08(金) 06:00
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