Godzilla x Kong: The New Empire 単語

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ゴジラコングザニューエンパイア

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一線を越える。

常識が変わる。

Godzilla x Kong: The New Empireとは、レジェンダリー・ピクチャーズ制作するアメリカ合衆国2024年開の映画である。
監督アダムウィンガード

邦題は『ゴジラxコング 新たなる帝国

概要

モンスターバースシリーズ第5弾作品。
同時にMVシリーズ10周年記念作でもある。

監督は前作の『ゴジラvsコング』に引き続き、アダムウィンガードが務めている。

本来MVシリーズは『GvsK』で打ち止めの予定であったが、同作の予想外ヒットによりシリーズ継続が決定。
今回はコングの単体作として制作される構想だったとされるが、ゴジラ使用許可契約期間の延長もあり、再度ゴジラとコングを共演させる方向性で作られる事となった。

開日はやはりというか案の定というか二転三転しており、今回はアメリカでの俳優ストライキなどのにより開時期が前倒しになったり延期になったりを繰り返していた。

日本での開にあたっては本家東宝シリーズ一作ゴジラ』の開から数えてちょうど70年に重なったため、前年2023年日本開された山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』と共にゴジラシリーズ70周年記念作品に位置づけられており、作品冒頭に記念ロゴマークが映し出されている。

一部の登場人物は前作から続投しているが、本作では人間パートをさらに絞っており、人間側のメインキャラクター過去作とべるとだいぶ少なめで、前作までMVでは恒例となっていた日本人俳優の起用も行われていない。

その一方で怪獣側のシチュエーションは盛っているとの事であり、本作においてはこれまで以上に擬人化の進んだ怪獣側の思惑や行動物語が進むような内容の、どちらかというと1964年1975年までのゴジラシリーズのような懐かしい雰囲気の作品に仕上がっていると評されていた。
日本でも開されるや、その過去MVシリーズの中でも取り分けアッパーな作から『北〇の拳』とか『の〇』とかを彷彿とさせるみたいな令和ハリウッド東宝チャンピオンまつり作品”の如き全娯楽作品として大きな話題を呼んでいる。

ちなみに、アメリカでは本作開のほんの数ヶ前まで上記の『ゴジラ-1.0』が上映されており、向こうの観客は短期間で全くベクトルの違うゴジラ作品を体験する事となった[1]

吹き替え版の主題歌はYafflAIの「RISE TOGETHER Feat. OZWorld
今回はこれまでと違って“ゴジラテーマ”のラップカバー曲として制作されている。

初日での行収入は1000ドルとされ、モンスターバースとしては史上最速の成績を記録している。
その後もじわじわと成績を伸ばして開から約2ヶでその行収入は5億ドル近くに達しており、この成果を受けてレジェンダリーMVシリーズ第6作品となる次回作の制作を検討し始めたとの事。

キャスト

登場怪獣

ゴジラ/GODZILLA

コングおよびメカゴジラとの決着後も変わりなく地上の覇者として君臨する怪獣王

いまだに王座を狙って自分に向かってくる他の怪獣駆逐し続ける戦いの中でイタリア半島ローマを新しい縄張りに定める。

ある時、何かを察して活動を再開し、フランス原子力発電所北極パワースポットを巡ってエネルギーを蓄え、やがて全身が淡いピンク色に包まれた“ゴジラエヴォル”へと変貌を遂げ、その何かの正体である“スカキング軍団”を迎え撃つ準備を整える。

このエヴォルヴ形態はエネルギー容量が通常の20倍という驚異的な値に達しており、体つきもややスリムになった事でこれまで以上に運動力と機動力が向上している。

コングに対する警心は未だに強かったが、紆余曲折あってコングとの共闘のを選ぶ

コング/KONG

本作では「グレイトエイプ」という種族名が付けられた。

前作でのゴジラとの決戦を経て地下世界へと帰還という名の追放し、その後は虫歯孤独に苛まれながらもそれなりに穏に暮らしていた。

ひょんな事から地底世界のさらに下の階層に迷い込み、そこでまさかの同族の生き残りとの邂逅を果たすも彼らは様子がおかしく、その群れの住処に赴くとそこは暴力的なスカキングと呼ばれる個体が支配する地獄のような場所であった。
成り行きでそのスカキングと対立する事になってしまい、スカキングの操る怪獣シーモの攻撃で負傷し退却を余儀なくされてしまうが、この時地下世界探索中だったモナーク人間の所に辿り着くと、彼らの手で傷を負った腕に“B.E.A.S.Tグローブ”と呼ばれる装甲ガントレットを装着してもらい復帰。

スカキングへのリベンジに燃え、そのために因縁深いゴジラをあえて自分の所に招き寄せるという決断を下す。

モスラ/MOTHRA

地底でまだ生き残っていたイーウィス族が崇めている地上でもその存在が知られている鱗翅に似た姿を持つ神

かつてキングギドラとの戦いでゴジラって一度は消滅したが、地底イーウィス族の儀式に基づきジアの祈りによって復活(今回は幼も経ず直接成体として登場)。

転生後はやはり状況が拗れて争っていたゴジラとコングの前に現れて両者の諍いを仲裁し、スカキング軍団との戦いにおいてもゴジラ達を支援した。

スーコ/SUKO

地底世界に住むグレイトエイプ種の幼体(それでも40m大)。

スカキングの手先であり、自分達の縄張りに迷い込んだコングに成体の仲間と共に襲い掛かったが、その仲間はあっけなく撃退され、そのまま自分達の群れの下まで案内させられる。

当初はコングを警し、命を狙ったりもしたのだが、それでも自分に施しを与えたり、理不尽に虐げられる同族をにして義憤を爆発させるコングを見て彼に心を開き、以降はコングの手助けに奔走した。

スカーキング/SKARKING

コングとは対照的な細身で四肢の長いチンパンジーオランウータンの中間的な姿ついでに禿をしたグレイトエイプの老個体。

本来温厚とされるエイプ種の中では例外的に極めて好戦的かつ野心的な性格であり、同族も自分の直属の配下以外は奴隷のように扱い、場合によっては気で殺してしまうほどの悪な暴君
かつて地球全土の支配を狙ってゴジラとの抗争を起こし、それに破れて地底世界に追放されていたが、いまだに野望は捨てておらず再び地上進出のために動き出そうと論んでいた。

腕力こそ若いコングに劣るが、他の怪獣の脊柱を加工して作った長いのような武器携帯しており、それを器用に振り回して相手を攻撃する。
さらに特殊な波動を発する結晶体を所持し、それに過敏に反応するシーモを強制的に自分の下として使役している。

シーモ/SHIMO

背中から数に生えるい結晶体が特徴的な四足歩行の首の短い雷のような体をした亜の怪獣

で言えばゴジラキングギドラすらぐほどの巨体であり、他の怪獣背中に乗せても問題なく活動できるほどの膂力を誇る。

口からは絶対零度の強力な冷凍線を吐く力を持ち、それで敵対する者を時に凍らせるだけでなく、大気に放てばそのまま地球全体の気温を下げて氷河期状態に追い込む事も可とされる。

そこまでの強大な力を持つ存在でありながら、本来の性質は至って大人しい温厚な怪獣なのだが、スカキングに自分にとって苦痛と感じるエネルギーを出すアイテムを握られており、それによって自由を奪われて地上侵攻のための力として利用されそうになっていた。

ちなみに性別はメス。本作のヒロイン

その他の怪獣・生物

  • ワートドッグ/WARTDOG
    地底世界に住む頭皮がむき出しになったような不気味な頭部を持つハイエナに似た巨大猛
    コングの縄張りの周辺に多数が生息しており、日頃からコングと食うか食われるかの生存競争を繰り広げている。
  • ヴァーシーン/VERTACINE
    地下世界に生息している々しい体色のフラミンゴっぽい嘴が特徴の飛竜生命体。
    体長はそこまで大きくなく、だいたい恐竜時代の大翼竜程度のスケール
    性質も大人しめで、理由もなく他種を襲ったりはしないらしいが、体内に強力な発電器官を持っており、逆に自分達が攻撃された際には全身から放電しながら反撃してくる。
  • ダグ/DOUG
    前作にも登場したトカゲ怪獣
    それと同じ個体か不明だが、コングの住処の近くに住み着いている。

関連動画

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *日本でも一部の劇場ではその『-1.0』が本作のである4月に入っても上映が継続され、しかも劇場によっては本作が開された後も両作を並行して上映するという異例の事態も起きていた。ついでに前回の『GvsK』の時も日本開の一週間までTVアニメゴジラS.P』が放送されていたりと、二作って非常に非常に短いスパンでの作品展開が行われている
  2. *この辺は『KOTM』の後日談を描いたコミックや本作の外伝ノベライズで描写されている
  3. *こちらも『KOTM』の後日談コミック参照
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