responsibiltyとは、responsibilityに似た何かである。
responsibility 「責任」は発音が/ɹɪˌspɑnsəˈbɪlɪti/であるが、6音節あるために、強勢以外の母音が曖昧母音化したり弱化、脱落したりする。そもそも、語源となったresponsibleと比較しても母音があったりなかったりする。そのため、綴りが長いことも相まって誤字脱字が比較的ある語なのである。
ここまではよく在る話である。ところで、オーストラリアが2018年に発行した新50ドル札には同国初の女性議員Edith Cowanとその演説の一文が書かれていた。その演説文である "It is a great responsibility to be the only woman here, and I want to emphasise the necessity which exists for other women being here." のresponsibilityがresponsibiltyとなっていたのである。これが、気づかれずに発行され、発行されてからも半年間誰にも気づかれないまま放置され、結果4600万枚が流通してしまった。
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最終更新:2025/12/24(水) 19:00
最終更新:2025/12/24(水) 18:00
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