シスタートゥストリップリングとは (シスタートゥストリップリングとは) [単語記事]

シスタートゥストリップリング(Sister to St ripling)とは、1745年生まれの16号族の始祖とされる繁殖牝馬である。よって便宜上16号族についてもこの記事で解説する。

概要

父Hutton’s Spotと無名の牝馬との間に生まれた牝馬。全弟に50ポンドのレースを勝ったことが記録に残っているSt riplingがいる。牝系の祖としては比較的新しい部類となる。このファミリーによってハットン家のマースクスタッドに繁栄をもたらしたとされる。

8代後のAgnesから牝系は大きく発展し、ブルース・ロウの調査の前からAgnesの牝系は走ると話題になっていた。特に注目されたのは1883年生まれの無敗の三冠馬 Ormondeであった。

1895年にブルース・ロウ氏によって発表された「フィギュアシステムによる競走馬の生産」では、オークス・ダービー・セントレジャーにおいて16番目に勝ち馬を輩出している牝系「16号族」に位置付けられた。

1979年になって英国の競馬研究家ボルグニスがストリップリングのファミリーを8号族と推定したが、決定的には至っていない。

現在では16号族は2桁のナンバーの中では勢力が大きいとされ、ドイツのSラインもこれに属する。