うんこ食ってる時にカレーの話すんじゃねえよとは (ウンコクッテルトキニカレーノハナシスンジャネエヨとは) [単語記事]

うんこ食ってる時にカレーの話すんじゃねえよとは、漫画『クレヨンしんちゃん』の登場人物、野原ひろしのセリフである。

みさえ「逆よ逆！！きったないわね」

概要

『クレヨンしんちゃん』第11巻に収録されている「海外旅行のプレゼントお、オアイ島だゾ編その13」で登場するセリフ。

「前が見えねェ」や「地上げ屋さんだ」と並ぶ、『クレヨンしんちゃん』を代表するセリフの一つ。

このままでは最大文字数を超えてしまうためタグとしては「うんこ食ってるときにカレーの話するな！」が使われているようだ。

カレー食ってる時にうんこの話するまでのあらすじ

帰りの時間が遅いみさえにふくれっ面のしんのすけ。

どうやらみさえは春日部市にあるデパート、サトーココノカドーに一人で行ってきたらしい。

いよいよ怒り出すしんのすけだったが、そんな彼にみさえは『アクション仮面』シリーズの最新キャラクター・アクション仮面Zがプリントされたブリーフをプレゼント。

いまこのキャラクターの関連グッズを持っていると、幼稚園でおお威張りできるのだ!!

すっかり手のひらを返してみさえを崇め称えるしんのすけはこのパンツをコレクションとして金庫にしまうべきだと提案するも、みさえから「おパンツは履いてこそ価値がある」と説かれ納得。身を清めるため長い時間お風呂に入ることに。

しんのすけのお風呂タイムがあまりにも長いためか、その間に一家の大黒柱であるひろしが帰宅。

晩飯のカレーライスをみさえとともに頬張っていると、風呂から上がった直後のしんのすけが全裸かつ四つん這い状態のまま、その肛門(シリアナ東京と矢印が付いている)を見せつけるかのようにテーブルの上にバックで登場し「父ちゃん父ちゃん、うんち付いてない?」とひろしに向け尋ねたのだった。

それに対するひろしの返答が「うんこ食ってる時にカレーの話すんじゃねえよ」である。

その後、みさえにげんこつされたのち水浸しの身体を拭かれ、ようやくアクション仮面Zのおパンツを履いたしんのすけは写真撮影もすまし明日、幼稚園で話題の中心になることにワクワクしながら就寝。

しかし、あろうことかその晩しんのすけはオネショをしてしまう。

結局別のパンツを履くことになり、お友達への自慢は翌日以降へと持ち越されてしまうのであった。

うんことカレー

カレーを見てウンコを、ウンコを見てカレーを連想するというのは定番ネタであるらしくこのセリフに限らず言及されることも少なくない。以下に例を挙げる。

『喰いタン』では主人公の高野が学食のカレーが大好きであることを表す際、便所の匂いを嗅ぎながらでも食べられると豪語する。この発言は着替えのためやむなくトイレで待機している中、カレーを差し出され、そんなものここで食えるかと拒否した高村との対比となっている。
『行け!稲中卓球部』では口に付いたカレーをナプキンで拭いた時、「うーん」とモヤモヤしてしまう現象が主人公の前野によって語られる。
『クレヨンしんちゃん』17巻の10ページではひまわりのうんちを見たしんのすけがひろしに「朝ご飯はカレーにする?」と提案し断られている。
『グラップラー刃牙』シリーズの登場人物、園田は公衆トイレの中であってもカレーを平気で食べられることでその豪放さを端的に表していた。
ホモビデオ『空手部・性の裏技』の登場人物であり『真夏の夜の淫夢』のメインキャラクターの一人、KMRが『ザ・フェチ Vol.4 アナルダンディズム』にてガーゴイルポーズで披露した脱糞は排便の際の音と大便の形状から「スープカレー」に例えられている。
『ゴールデンカムイ』においては、牛山のおごりで入った洋食屋で出てきた「エゾシカ肉のライスカレー」を見たアシㇼパさんが、案の定「オソマ……」と呟いている。