お嬢様とは、
ここでは、主に1を扱う。
基本的にアニメやゲーム等において、良家の娘だったり家が金持ちだったり、学園モノで理事長の娘や孫だったりするヒロインを呼称する際に用いる表現。お嬢とも。
稀にだが、「主人の娘」ではなく「主人そのもの」という場合もある。
キャラクター性は「高飛車、我侭、プライドが高い」タイプと「おしとやかで上品、天然混じり、比較的おっとり」タイプに大きく分けることが出来る。前者はツンデレを伴うことが多く、「金髪、ツインテール」であるパターンもしばしば見られ、また「お嬢」という呼称はほぼこちらに使われる。
近年はどちらにも属さない若しくは両方の要素を持ったタイプも増えてきており、性格面での分類は難しい。
一般には強大な後ろ盾を持つのだが、それはいろんな意味で「自分の力」ではないためにその後ろ盾からの拘束がきつく、相対的に無力になりやすい。そのため、上記2者とは別に、「その身分故に親や周囲とのとの軋轢に思い悩み、意思表示出来ず鬱屈し、本音と建前の2重性がある」というような悩みを抱える者もいる。
ただし、東方Projectのラスボスや三千院ナギのように「後ろ盾」ではなく自分の裁量でかなりの力を動かせる場合があり、このタイプは自分の意志に周囲を巻き込んで動かすという立場になる。
実際のところ、どちらのタイプも現実ではあまり見かけることは無い(と言うよりも、そんな人と関わる機会が限りなく少なかったり、お嬢様だということに気付かなかったり)。
余談だが、お嬢様キャラの名前って、三文字、~院、~宮、~寺、といったものが多く、山田鈴木のようなどこにでもいるような名字の場合はまずない。これは、公家や武家のように明治以前より苗字を持っていた者に似せ、名家の威厳を持たせるためと思われる。
いわゆるお嬢さまことばは、その名の通りお嬢様が使う言葉としてのイメージが強いが、この言葉が女学生言葉と呼ばれていた明治の頃は乱れた日本語とされ下賎なものとされていた。その後、女子学習院などの上流階級の学習の場において定着することになり、それが現在のお嬢さまことばのイメージの元となった。
実際のところ、全てのお嬢様キャラクターでこれを使っているわけではなく、より強く“お嬢様”を印象付ける場合などを除いては単なる丁寧語・敬語を使っていることも多い。
また、主人公が執事である場合などお嬢様という設定が性格設定以外の理由でつけられていたり、設定とのギャップを持たせる目的であえて普通の口調であったり、普通より乱暴な語を使う場合もある。
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最終更新:2025/12/21(日) 22:00
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