お遍路さんとは、
本稿では、2.について説明する。
正式名称は「お遍路さん~発心の道場(阿波国編)~」で、2003年4月24日に発売。
製作会社は株式会社ピンチェンジ(旧松下電器産業株式会社の元100%出資子会社)。主に高齢者(福祉施設)向けに旅行シミュレーションゲームとして発売された。価格はソフトが8,800円、専用歩数計「印籠くん」が5,800円、ボタンコントローラ「牡丹さん」が6,800円。このほか、ソフトと専用歩数計をセットにした基本セットが12,800円、これにボタンコントローラを加えた3点セットが18,800円、この3点セットにパナソニックの DVD/GAME Player「Q」を加えたスターティングセットが53,600円。
このゲームはピンチェンジの社長の母親の声からひらめいたアイデアが商品化されたもので事前の市場調査をしておらず、会社としてもどの程度の売り上げを見込めるか把握していなかった。
というより、このピンチェンジ(社名の“Pin”は『新たなライフスタイルを創造するアンテナ組織(Panasonic Innovative Navigator)』という意味)という会社のポリシーが「ひらめきとスピードを重視し、アイデアを思い立ったらすぐに行動に移すという、大企業にはないフットワークの良さを持つこと」でありゲーム業界等の本格参入を目的として設立されていないため、ピンチェンジはベンチャービジネスとしての意味合いが強かった(出典)。
お遍路さんに限らず様々なアイデア商品を提供してきたピンチェンジだが、2005年3月末日を以て清算。
それと同時に阿波国編を発端として続編が発売される予定だったお遍路さんの開発・販売も終了した(そのため、お遍路さんは阿波国編のみとなっている)。
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最終更新:2024/05/05(日) 10:00
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