こうでもしないと読者が飽きちゃうじゃないですか!!とは、メタ発言に見せかけて別にメタ発言じゃない台詞である。
漫画『サンキューピッチ』第34話「左で投げる方法」に登場する台詞。
聞かれたくない会話を聞かれたことで失踪したエースの三馬が音信不通状態のため、伊能は桐山の左投げ解禁を提案する。
伊能はヒアリングを重ねることで、右ひじの怪我に起因するイップスのため、左右問わず1日3球しか全力投球できない桐山に左で投げさせる方法を探りだしていたのだ。
どうすれば桐山が左で投げれるようになるのか興味津々の一同に対し、普段代打の伊能は桐山が左で投げるときは自分にキャッチャーをやらせろと持ち掛ける。
キャプテンの小堀は練習をサボってまでキャッチャーの自主練をこなしていた伊能に「でもなんでわざわざキャッチャーなんて……」と問うが、彼は
「こうでもしないと読者が飽きちゃうじゃないですか!!」
と答える。
突然第四の壁を越えてみせたかのような伊能にハマソウメンバーと読者は「何を……何を言っているんだ⁉」と驚愕するが、直後に伊能が自分の目的は甲子園に出て自伝を出版することで、このまま代打出場ばかりじゃ盛り上がらないと吐露。
そういえばそんな設定だったなと再確認させることに成功させた。
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最終更新:2025/12/22(月) 02:00
最終更新:2025/12/22(月) 01:00
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