さとり世代

概要

「さとり世代」という言葉が流行る発端としては「欲しがらない若者たち」（山岡拓 著）をベースに書かれた記事についての2ちゃんねるのスレッドの『「欲しがらない若者」　ビジネスパーソンが今の若者に違和感』の>>36が挙げられる。

これを元にTwitterでひろゆき氏が定義した。

「さとり世代」　ゆとり世代の次。結果のわかってることに手を出さない。草食系。過程より結果を重視。浪費をしない。 http://u.nu/8y3w4

hiroyuki_ni

同種の言葉では「サイレントテロ」という言葉が挙げられるが、これはどちらかというと「浪費をしない」ことのほうに重点が置かれる事が多い。

ニコニコでは２ちゃんねるの記事が出来る前から既に別の意味（参考：関連動画及び鹿豆氏の記事より該当項目）があったようで、「あきらめが早く、悟りきったようにテンションの低い人（々）」を指す模様。

実際ひろゆき氏の定義を推し進めるとこのようになってしまう、とも言えるかもしれない。

定義が広がった、と解釈するのが妥当であろうか。

以下独自研究的な何か

こういった話は多々あるが、原因として挙げられる物として、例えば以下のような物がある。

• 貯金する金すら無い（使わないから貯まっているはずという偏見があるが実際はそうではない）
• 一人あたりのお金も人口も多いのは老齢者なのに、
  そのどちらも少ない若者向けに商品を回すようにしたための業界の自滅。
• そもそも不況しか知らない世代なのでお金を使うより貯め込むほうが得（デフレ）
• 商品を選ぶときのコストパフォーマンスをかなり楽に調べられるようになり、
  結果昔と比べると消費者が賢くなった（情報化社会の発達）
• 企業に対する信用が低下し、購入することへのリスクが上がっている。
• 浪費は悪との教育が行き届いている。節約上手がもてはやされる。「よーく考えよーお金は大事だよー」などなど。
• ゴミを捨てるのが有料になっている。このため買い物が増えるとそもそも無駄にお金がかかる。
  最近は私的録音録画補償金だのそもそも買うこと自体がよく分からないお金の回りがあることが公になっている
• 無理しない。高い物を買うにしても現実に「使える」物を買う。
• 高級車やブランド品を持つことがもはやステータスではなくなっている。虚飾よりも実質を重視する。
• ライフスタイルの変化や多様化により、本当に欲しくない物が増えている（テレビとか全然見ないし）
• 無個性の個性化。目立つことをよしとしない。事なかれ主義者が多い。

==随時追記OK==

関連動画

この動画では「悟り」→「小五ロリ」と暗喩する意味合いも？

関連商品

関連コミュニティ

さとり世代に関するニコニコミュニティを紹介してください。

関連項目

• さとり
  • さとり教育 - 似て非なるモノでこちらのタグは蝉丸Pやディレイラマといった仏教系の動画に付けられる。
  • 地霊殿組 - それさとり世代ちゃう、「サトリ」世代や
• 鹿豆
• サイレントテロ
• 草食系男子

外部リンク

• ねとらぼ：ゆとりの次は「さとり世代」？ - ITmedia News