なぐりあい宇宙 単語


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ナグリアイソラ

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「なぜあなたはニュータイプでもないのにこんなに戦えるの!?しかも、こんな内的宇宙にまで入ってきて…!!」

「それは…根性(ガッツ)だ!!」

「それが不自然なのよ!」

なぐりあい宇宙(そら)とは、ガンダム関連の動画において、MSや登場人物がなぐりあっている時に付けられるタグである。元ネタは劇場映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』から。

概要

かつて、ジオン・ズム・ダイクンは言った。人の革新がニュータイプであると。しかし人は、ニュータイプの力を戦いの中でしか見出せなかった。
人と人は何故戦うのか。永遠に分かり合う事は無いのか。この問いに答えられる者はいない。それが、人の革新であるニュータイプであったとしても。
宇宙世紀に入り、スペースコロニーが居住空間を変え、モビルスーツが戦争を変えた。しかし人の本質は、ニュータイプが生まれても変わらなかった。人が戦うにおいて最後に残るのは、自らの拳だけである。

 

リアルロボットという新たなジャンルを開拓した『機動戦士ガンダム』だが、そのスタイリッシュなイメージとは裏腹に、やけに殴り合いのシーンが多い。それは、ガンダムの提示した「リアルさ」が、ロボットの現実性ではなく、人間の生々しさに起因しているからではないだろうか。

なお、同じガンダムでも、『機動武闘伝Gガンダム』関連の動画にはこのタグは使われない。他のガンダムにおいて殴り合いが一応の最終手段であるのに対し、Gガンダムは殴り合いがデフォルトだからである。

漫画「なぐりあい宇宙」

このタグを付けた人物が知っていたかは不明だが、「なぐりあい宇宙」という作品は、実際に存在する。

かつて存在していたロボットアニメのアンソロジーコミック集「サイバーコミックス」において、後にGガンダムに関わる漫画家の島本和彦が、そうま竜也との合作で発表した(元々島本一人の予定だったが、メカが描けないため合作になった。ちなみに二人の名義は「カズヒコ・ヨシカズ」「ソーマ・レイ」)。
ニュータイプの素養がある連邦の女性ジムパイロットと、彼女に対し根性で立ち向かうジオンの男性ザクパイロットとの愛?の物語である。記事冒頭のやり取りは本編の一部であり、アムロとララァとは全く違う手段で「わかりあった」二人のシーン。
後に単行本「ガンダムジェネレーション」2巻及び、そうまの単行本「たおせ カラオケ番長!!」に収録された。

また、島本はそれ以前にも『機動戦士ガンダム』のストーリーに『あしたのジョー』のテイストを加味した怪作『あしたのガンダム』を発表しており、こちらも「なぐりあい」成分は強めである。
こちらは「ガンダムジェネレーション」1巻及び、島本の単行本「炎の筆魂」に収録。

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関連項目

  • 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
  • 機動武闘伝Gガンダム

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最終更新:2025/12/13(土) 07:00

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