『ねるとん紅鯨団』とは、1987年10月から1994年12月までにフジテレビ系列(関西テレビ制作)で放送された、とんねるず司会のバラエティー番組である。略称は『ねるとん』。
司会はとんねるず。演出は伊藤輝夫(現・テリー伊藤)。
番組名の由来は、前番組『上海紅鯨団が行く』の「紅鯨団」と、「とんねる」ず→「ねるとん」を組み合わせたもの。
途中から男女のお見合い企画オンリーとなった。深夜23:00~23:30であるにもかかわらず高い視聴率をマークした。
番組は、自己紹介と貴さんチェック、フリータイムを経て告白タイムへ移る。フリータイムとは、参加した男性・女性が談笑する時間で、とんねるずがモニターを見ながら実況する。
男性が1人ずつ女性に告白する。進行役の石橋貴明もしくは木梨憲武があらかじめ誰に告白するか聞いた後に、男性が意中の女性の前に立ち、思いのうちを告白する。他に競合者がいなければ、そのまま告白は進行するが、競合者がいれば「ちょっと待った!」と叫んで、競合者もその女性の前に立つ。これが「ちょっと待ったコール」である。続けて女性に自分の気持ちを告白し、手を差し出すか、プレゼントを出す。女性が気に入った男性の手を取ったらカップル成立。気に入らなければ「ゴメンナサイ」といって拒否する。
『やる夫、意中の女性とツーショットでしたね。まっすぐ行きましたよ~』
やる夫 25歳 彼女いない歴3年
「ずっと話してて、気が合うと思ったお!今度一緒にドライブするお!僕と付き合ってくれお!」「ちょっと待った!」「ちょっと待った!」
『おおっと!ここでやらない夫と、ヒッキー!』やらない夫 25歳 彼女いない歴6ヶ月
「あなたにふさわしい紳士はこの俺だろ、常識的に考えて‥」
ヒッキー 22歳 彼女いない歴22年
「話、全然しませんでしたが、もし良ければお願いします(-_-)」
「ごめんなさい」『ああぁ~~ まさに、大~どんでん返し!!』
エンディングでは、成立したカップルをVTRで流し、敗れた男性はその場から走り去るのであった。
この他、スペシャル企画では、特定の層(高校生・スポーツマン)限定や女性側が告白する回も放送された。
番組はとうの昔に終了しているものの、「ねるとん」「ちょっと待った!コール」これらの言葉はよく知られている。漫画やアニメでもこの番組を基にした演出が組み込まれる事も。
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最終更新:2025/12/13(土) 06:00
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