~IoT時代に欠かせない組込みシステムの腕利きエンジニア~
エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは、情報処理推進機構の運営する国家試験である。
概要
- 高度情報処理技術者試験の区分の一つ。
- 略称は、ES(Embedded Systems Specialist Examination)である
- 受験料は7,500円
- 秋期(10月)に開催されている
- 2023年から午後Ⅱ科目が論述式に変更された(2022年までは記述式)
- 2000年まではマイコン応用システムエンジニア試験、2001年〜2008年はテクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)試験と呼ばれていた。
対象者像
- 『高度IT人材として確立した専門分野をもち、IoTを含む組込みシステムの開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組込みシステム開発基盤の構築や組込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う者』としている。
期待する技術水準
- 機能仕様に基づき、ハードウェアとソフトウェアの適切な組合せを実現し、組込みシステム開発における各工程を主導的に遂行できる
- 特定の技術・製品分野についての高度で専門的な知識、開発経験を基に、開発する当該分野の専門家から技術上の知識を獲得して、組込みシステム開発の各工程に反映できる
- 組込みシステム開発を行う上で効果的な開発環境の構築と改善ができる
試験時間等
|
午前Ⅰ |
午前Ⅱ |
午後Ⅰ |
午後Ⅱ |
| 試験時間 |
09:30〜10:20(30分) |
10:50〜11:30(40分) |
12:30〜14:00(90分) |
14:30〜16:20(120分) |
| 出題形式 |
多肢選択式(四肢択一) |
多肢選択式(四肢択一) |
記述式 |
論述式 |
出題数
解答数 |
出題数:30問
解答数:30問 |
出題数:25問
解答数:25問 |
出題数:2問
解答数:1問 |
出題数:2問
解答数:1問 |
- 午前Iは他の高度試験との共通問題である。
- 2023年から午前IIでストラテジ系(経営戦略など)の問題が出題されるようになった。
- 2022年までは午後Iは出題数3問:、解答数:2問だった。
- 2022年までは午後IIが記述式だった。
関連動画
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関連項目