カードファイト!!ヴァンガードG 単語


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カードファイトヴァンガードジー

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カードファイト!!ヴァンガードGとは、テレビ東京系6局他で2014年10月26日から放送を開始したアニメである。
カードファイト!!ヴァンガード」シリーズとしては第2作目になる。
先に放送し完結した第1期は
アニメシリーズ開始より通算で第5シリーズ、第2期「ギアースクライシス編」(以下2期とする)は第6シリーズにあたり、新シリーズである第3期「ストライドゲート編」(以下3期とする)は第7シリーズにあたる。
ただし2期と3期は2期最終回(第26話)から話数を引き継いで(3期第1話は通算で第27話)放送するので、
サブタイトルのみの変更に留まり、実質は同じシリーズという扱いになる。そのため、公式サイトもニコニコチャンネルも2期と3期は同じページを使用している。

放映期間 
1期 2014年10月26日~2015年10月4日(特別編を含む全49話)
2期 2015年10月11日~2016年4月10日(全26話)
3期 2016年4月17日~

概要

本作は、過去4年近く放送していた先導アイチを主人公としていたシリーズからメインキャラをほぼ一新しており、新導クロノがこの物語の主人公である。
時系列的には前作「レギオンメイト編」の最終回より約1年後、劇場版アニメパート「ネオンメサイア」から2年半後の物語になっている。

今作の世界観として大きく特筆されることに、未来の東京都墨田区、江東区、江戸川区及び台東区といった東京23区の江東地区を主なモデル地にしている場面描写が数多く見かけられ、東京スカイツリーと思しき建造物や浅草、錦糸町界隈を舞台にした話が放映され、2期では東京都下全域が話の舞台に広がっていく。

高校生になったクソガキさん葛木カムイを始め前作までのキャラも一部登場しているが、
新メインキャラのサポート役、またはゲスト出演としての登場になる。

また、カードファイトに主軸が置かれていた前シリーズまでとは異なり、主要人物を軸に据えたストーリー展開に重きを置いているためカードファイトパートの演出が若干変更されているのも大きな特徴
某セレクターバトルのようにプレイヤー同士がイメージ(異空間)の中でバトルを繰り広げているかのような躍動感ある展開になっているため、スキルなどの説明やPOWER表記などの表記が一時的になくなったり(※第14話以降ほぼ旧来の演出に戻り、第26話以降は表記が一新された)している。ファイトに興味が湧いたら前シリーズもチェックして欲しい。

以上の要素から、人の生死やら世界滅亡やら宇宙規模やら並行世界やらとやたら規模が拡大しがちなカードゲームアニメという土壌において、長い間ほぼ現実に近い尺度で物語が進み、それでもカードゲームが浸透しすぎてシュールな絵面が毎週展開されたりして、存在感を放っていた。
前作で不評だった要素を外し、好評だった要素を重点的に残した結果、後に残ったものが「カードゲーム系日常アニメ」とでも言えるような状態になっており、この作品の長所として残っている。
一方で、現実に近い尺度であることが、時々入る黒い描写の生々しさを際立たせる面も。
かといって、非現実的な(所謂カードゲームっぽい)話が展開されていないわけでもなく・・・。

ちなみに、本作の次回予告では、その枠を使ってキャラが反省会やら楽屋裏やらの会話を繰り広げる。
大半の回では次回予告を完全に放棄している。音声で次回予告をしている方が珍しい。

2期においては、前作「レギオンメイト編」までのキャラクターが多数復活し、チーム・トライスリーに試練を課す役回りとなる。

アニメ放送に伴いヴァンガードの新ブースターパックも登場。
新カード「Gユニット」、それに伴い登場したシステム「超越(ストライド)」に対応している。

カードの仕組みなど基本的な内容はカードファイト!!ヴァンガードの項を参照。

本作1期は現在映像ソフトとして単品で販売される予定はない。
その代わりに、ブシロードから発売される雑誌「月刊ブシロード」のおまけとして毎号本作のDVDが収録されていた。
定価750円の雑誌に4話分のDVDが付属していると書けば、どれだけ挑戦的なことをしているか伝わるだろうか。本誌の内容や付属カードを考えると破格にも程がある。
ただしその影響か、諸般の事情(主に権利関係の問題)でTV版のOP、ED曲は収録されておらず、独自の楽曲に差し替えて収録してある。
2015年9月号以降は隔月収録に変更され、2ヶ月に1回8話分収録のDVDが付属した(収録ペース自体に変化はない)。
また、誌上でDVDを収納するためのBOXのみが単品で通信販売され、その特典として後述の「カードファイト!! ヴァンガードG prologue」が単行本として収録されている。
2期はDVD-BOXの通常販売形式であり、2016年5月25日一般発売(4月30日からのイベント「大ヴァンガ祭×大バディ祭」にて先行販売)。特典として「ヴァンガードG」のサウンドトラック(30曲)と、《クロノジェット・ドラゴン》《青天の騎士 アルトマイル》《ラナンキュラスの花乙女 アーシャ》の声優サインカードが付属する。Amazon限定盤ではそれに加え8曲収録のサウンドトラックが追加される。

ニコニコ動画上では、前作シリーズと同様に第1話(1期、2期ともに)と、ゲームのチュートリアルシーンをメインにしている第26話、および総集編的要素を持つ特別篇(1期のみ)が無料で配信されている。最新話は配信開始から1週間は無料、その後は有料配信に切り替わる。また前作まであった5話まとめてのパック販売も引き続き設置されている。
毎週火曜日20:30からニコニコ生放送で最新話がweb最速配信され、その後関連生放送「週刊ヴァンガ情報局」が配信される。

メディアミックス

月刊ブシロードにて、本アニメの原作者である伊藤彰による短期連載「カードファイト!! ヴァンガードG prologue」が2015年4月号まで掲載されていた。前半はだいたいアニメと同じだが、後半は漫画の掲載時点では未放映だった新田シンと新導クロノのファイトが展開された。先述の通り、DVDBOXの特典として単行本化している。
その短期連載終了と入れ替わるように、同雑誌2015年5月号から平和ライチによる漫画「カードファイト!! ヴァンガードG ストライドジェネレーション」が連載。こちらでもアニメとは別のストーリーが展開されている。

本作アニメ1期のゲーム化として「カードファイト!! ヴァンガードG ストライド トゥ ビクトリー!!」が2016年1月に発売された。詳細は単語記事を参照。

アニメ情報

登場人物

チーム・トライスリー

  • 新導クロノ(CV:石井マーク)
    変な独特の赤い髪形の本作の主人公で中学2年生。二代目クソガキさん。
    周囲からは近寄りがたい人と思われていたが、実際は素直で心優しく曲がったことが許せない熱血漢。
    ある日学校の下駄箱にヴァンガードのデッキが入っていたことから彼の運命が大きく動き始める。
    使用クランは誰も知らない未知のクランであった《ギアクロニクル》。2期以降は一般流通している。
      
  • 綺場シオン(CV:榎木淳弥)
    クロノ達と同じ中学に通う同級生。家はフェンシングの名家の超お坊ちゃま。だが2期では・・・
    性格は社交的で周囲からの信頼も厚いが、実は非常に負けず嫌い。2期では綺場家買収騒動を発端に、波乱万丈の人生に翻弄されることになる。
    使用クランはフェンシング選手にぴったり(?)な《ロイヤルパラディン》。 子供の頃に偶然出会った「青天の騎士 アルトマイル」を切り札としている。いつから超越あったんだ
      
  • 安城トコハ(CV:新田恵海)
    クロノのクラスメイト。しっかり者で面倒見が良いが直情的な性格。
    そのストロングな男勝りな振る舞いとは裏腹に趣味嗜好は乙女チック!なヒロイン。
    兄は有名で実力あるヴァンガードファイターでそれを誇りに思っている反面、コンプレックスに感じることも。
    使用クランは《ネオネクタール》。ネオネクタールを使うレギュラーキャラは彼女が初めてである。 
      

カードキャピタル

  • 葛木カムイ(CV:石川静)
    前作ではクソガキ小学生だった彼もクソ青年さん高校1年生になり、カードキャピタル2号店でアルバイトとして働く。
    しかし相変わらず「俺様ライド」は健在の様子。
    ファイトに夢中で時々店の仕事のことを忘れるが、その実力は今も世界トップクラス。
    使用クランはこれまた今まで通りの《ノヴァグラップラー》。
    現在は「ビクトール」軸の超越対応デッキを主に使用しているが、少なくとも「獣神」は同時に所持している。
  • 新田シン(CV:森嶋秀太)
    前作でもおなじみのカードキャピタルの店長。新しくできた2号店をアルバイトのカムイと切り盛りしている。
    かつてクロノの父・新導ライブを師としており、共に「チームNIPPON」を結成していた。
    本作においては《むらくも》のデッキを所持しており、1期第35話で無印シリーズから数えると5年目で初めてのファイトシーンを披露している。
  • 多度ツネト(CV:加古臨王)
    カードキャピタルの常連。チーム「トリニティドラゴン」のリーダー的存在。
    お調子者でミーハーな性格だが仲間想いで、3人のチームワークはかなりの物。
    使用クランは《オラクルシンクタンク》。ドラゴン要素皆無。男性が使用しているからか、同クランでは珍しく男性の「スサノオ」がデッキの中心。
     
  • 山路カル(CV:大塚琴美)
    「トリニティドラゴン」の一員。常にタブレットPCと思わしきものを持ち歩いている。
    自称:参謀でネットで情報を集めるのが得意だが、電波の届かない場所では弱気になってしまう。
    使用クランは《ディメンジョンポリス》。珍しく、双闘もリミットブレイクも使用しない「イニグマン」軸のデッキである。
     
  • 長良ケイ(CV:田中進太郎)
    「トリニティドラゴン」の一員。大柄で口数は少ないが心優しい性格。
    「自然大好き!」の言葉通り、動物と戯れたり、山中で食べられる木の実などを採取したりとアウトドア派。
    使用クランは《グレートネイチャー》。ちなみに、トリニティドラゴンにおいて彼のみ「ドラゴン」を使用していたりする。
  • 岡崎クミ(CV:佐々木未来)
    トコハの親友。トコハとは対照的におっとりとした天然気味の性格をしている。
    クロノ同様始めたばかりの初心者で《オラクルシンクタンク》の「バトルシスター」を中心としたデッキを使う。 
     
  • 戸倉ミサキ(CV:橘田いずみ)
    カードキャピタルのオーナー。2号店の設立にあたり、彼女が両店舗の代表となっている模様。
    高校生から大学2年生になったが、店の経営で学校は休みがち。しかし、試験の成績が良いため単位は取れているらしい。(それでいいのだろうか)
    そのためかカムイやシンさんと比較しても本作における出番はかなり少ない。オチ担当
    現在は《オラクルシンクタンク》を使用しているが、《ジェネシス》もまた別に所持している。
     
  • 三和タイシ(CV:森久保祥太郎)
    伊吹の幼馴染にしてカードキャピタル1号店店長(アルバイト)。ミサキ同様、大学生と1号店の仕事を両立している。
    設定上や漫画版では言及されていたが、アニメでの本格登場は「ギアースクライシス編」以降となる。
    ドラゴンエンパイア支部の「Gクエスト」に協力し、クロノ達に立ちはだかる。
    使用デッキは《かげろう》の中でも相手のリアガードをグレード2に変えラインを崩してしまう「封竜」。
     
  • 石田ナオキ(CV:奈良徹)
    カードキャピタル1号店常連。本作では大学生に進学しており、相変わらず友人の小茂井シンゴ(CV:吉野裕行)と行動を共にしている。
    アニメでの登場は「ギアースクライシス編」以降。 
    三和同様、ドラゴンエンパイア支部のGクエストに協力している。
     

ヴァンガード普及協会

  • 安城マモル(CV:柳田淳一)
    トコハの兄にしてかげろうのクランリーダー。
    ヴァンガード普及協会のドラゴンエンパイア支部にて、ヴァンガードの楽しさをヴァンガードファイターのみならず、ヴァンガードを知らない人にも伝える活動をしている。
    物腰が柔らかい反面、大山支部長に色々鍛えられたためかしたたかである。
    使用クランは当然《かげろう》で、「ドラゴニック・ブレードマスター」を軸としている。
     
  • 大山リュウタロウ(CV:置鮎龍太郎)
    ヴァンガ郎くんの中の人ドラゴンエンパイア支部の支部長。本名が公開される前までは支部長とクレジットされていたため、現在もドラエンの『支部長』で通じる。本編のセリフでも本名で呼ばれるケースはごく稀。
    仕事を忘れてヴァンガードファイトに熱中することが大半で、マモルらに雑務などの仕事を押し付けてはいるものの、その人柄もあってマモルをはじめとした支部の人間に慕われている。
    使用クランは《なるかみ》。なるかみのクランリーダーでもある彼の実力はマモル以上のものらしい。 
     
  • ヴァンガ郎くん(CV:置鮎龍太郎吉田有里)
    ヴァンガード普及協会のマスコットである普及協会公認ゆるキャラ。
    現実・アニメの両方でマスコットキャラとして活躍中。
  • 伊吹コウジ(CV:宮野真守)
    クロノの前に突然現れたストーカー野郎謎の男。名乗らなかった男。
    前作の劇場版『ネオンメサイア』でアイチ達と戦ったファイターであり、櫂や三和にヴァンガードを教えた人物。本作では普及協会本部所属の職員であり、《リンクジョーカー》のクランリーダーである。
    G1期時点ではヴァンガード普及協会の本部からユナイテッドサンクチュアリ支部に出向しており、伊吹コウチコーチという立場で「チーム・ディマイズ」を預かっていた。
    何だかんだでクロノを見守る立場におり、厳しいながら気にかけている様子。一方、明神リューズに対抗し、彼の行動を止めるべく動いている。
    主な使用クランは《リンクジョーカー》。劇場版で使用したカードは一切使わず、「メサイア」と名の付くユニットを使用している。ジェネレーションゾーンを解放する際、謎の舞を踊る。演舞は基本。
  • 神崎ユウイチロウ(CV:子安武人)
    普及協会ユナイテッド・サンクチュアリ支部の支部長。いわゆる勝利至上主義の権化であり、全国大会予選の場にも関わらず「弱き者は去れ」という暴言を吐くほど。
    そのため、ドラゴンエンパイア支部の人間からはよく思われていなかった。
    使用クランは《シャドウパラディン》。彼のデッキはシャドウパラディン分派「クラレットソード」を軸としている。
     
  • 雀ヶ森レン(CV:阿部敦)
    1期終盤に辞任した神崎の後任としてユナイテッド・サンクチュアリ支部の支部長に就任した男。
    「カードファイト!! ヴァンガード」初代ラスボスであり、当時から運営していたフーファイターのトップも兼任。
    本格的な登場は「ギアースクライシス編」以降となるが、G1期の時点で既に台詞なしで登場している。
    自由奔放な振る舞いは相変わらずのようであり、業務自体は支部長代理の新城テツ(CV:稲田徹)に任せている。
    使用クランは《シャドウパラディン》だが、彼のデッキは「本家」であり、本作では「ブラスター」のバリエーションである「Diablo」軸を使用。
     

チーム・ディマイズ

  • 羽島リン(CV:近藤唯)
    チームディマイズの紅一点。強さと美しさを兼ね備えたファイターとして有名だが、ファイト中は挑発的な態度で相手を揺さぶるサディスティックな性格の持ち主。
    過去の出来事から、安城マモルに対して強い執着心を持っている。
    使用クランは《エンジェルフェザー》。
  • 刈谷スギル(CV:矢部雅史)
    チームディマイズの一員。少なくとも登場当初は。
    支部長同様実力主義の持ち主で、自分より弱いファイターをこき使う不良のような態度を見せていたが、クロノとのファイトに負けた後、自らの発言が仇となりこき使っていたファイターたちによってどこかへ連行されていった。
    その後、「急病」という形で正式にディマイズから脱退したことが判明している。実際は便所掃除に降格していた。支部の方針転換後は「チーム・ディマイズネオ」を率いている。
    使用クランは伊吹と違い「星輝兵」をメインに据えた《リンクジョーカー》。
    前作「レギオンメイト編」にてクレイを狙う侵略者から、一つのクランとして受け入れられた《リンクジョーカー》。「G」においては、現実のカードの設定上では侵略者のままの「星輝兵」も同様に受け入れられているようである。

カンパニー

  • 明神リューズ(CV:池田秀一 / 石井心愛(幼少))
    伊吹が追っている男。2期で初登場した普及協会の創設メンバーにして現名誉会長。登場時、オープニングの姿より明らかに老化していたが・・・?
    《ギアクロニクル》をライブとともに現世に呼んだ張本人であり、その莫大な財力と権力を用い、世間に隠れながらディペンド・カードを強制的に発現させ、ユニットの現世召喚とカード化を行っている。
  • 東雲ショウマ(CV:石田彰)
    チームディマイズの一員でもあった男。その正体はリューズの側近であり、「カンパニー」の一員。
    シオンに興味を持ち、綺場家買収の仕掛け人となった。以降も暗躍を重ねている。
    使用クランはミサキ以来の《ジェネシス》であり、「フェンリル」軸を使用。
  • 江西サトル(CV:長谷川芳明)
    普及協会ダークゾーン支部の支部長。支部長内では最年少。その裏ではリューズの理想に賛同しており、理想の為に「コスト」が支払われるのを当然としている。
    使用クランは《ダークイレギュラーズ》。
  • 守山ヒロキ(CV:小島幸子)
    自称・正義の使者。行動こそ子供らしいものだが、自分に刃向かう者は悪と決めつけてかかる。
    使用クランは《ディメンジョンポリス》。
  • 若水ソウスケ(CV:浜添伸也)
    完璧に拘る天才的な工学博士。カンパニーのストライドフォースに関わる研究は彼の実績。自身の研究に対しては相当な自信があり、その関係で口を開くとテンションが非常に高い。
    使用クランは《メガコロニー》。

ラミーラビリンス

  • 弓月ルーナ(CV:工藤晴香)
    「ギアースクライシス編」で初登場するヴァンガードアイドル。デザインモチーフは月。
    普及協会の発令する「Gクエスト」に関連した仕事に就く。少しマイペースな感じはあるが、穏和で一生懸命な女の子。
    彼女達の楽曲は実際にCDとして発売され、本作のED曲を歌う。
    使用デッキは新能力「奇術(マギア)」を中心に据えた《ペイルムーン》。初登場時は正真正銘のしゅしゅしゅ初心者であった。しかしそのイメージ力・・・言い方を変えれば「ストライドフォース」だが、それが異常に高く、本人自体に明神との繋がりこそないものの、カンパニーに目をつけられている。
     
  • 蝶野アム(CV:愛美
    同じく「ギアースクライシス編」で初登場。デザインモチーフは蝶。
    子役時代から芸能界に居た生粋のアイドル。何でもテキパキこなすしっかり者であるが、仕事第一で自分にも他人にも厳しい。駆けだしのルーナに対しても厳しく接していたが、ルーナの真っ直ぐな心に向き合うことで友達という新たな関係になろうとしている。
    が、綺場家買収騒動への関与、そして明神リューズとの関わりが発覚してからは、彼女の周囲の歯車が崩れていく・・・。
    片方だけの手袋のチャームをとても大事にしている。
    使用デッキは《グランブルー》。一見するとよりモチーフに近いクランが想像できるが、蝶は人の死や霊に関連する観念が多いため、「不死者」の多く属するグランブルーのイメージに合致した選出であると言える。

その他

  • ハイメ・アルカラス(CV:岸尾だいすけ)
    ヴァンガードユーロリーグの新進気鋭のファイター。情熱的な性格をしている。口癖は「ハートに来たー!」
    周囲の人間の心をつかみ、たちどころに笑顔にしてしまう魅力を持っている。
    使用クランは《アクアフォース》。「嵐を越える者 サヴァス」を10年前に手にしたことが彼のヴァンガードとの出会いである。アクアフォースは最近まで封印されてた伝説のクランじゃなかったですか・・・という問いに関しての返答は2期まで持ちこされた。

  • 明日川タイヨウ(CV:桑島法子)
    転校する直前にカードキャピタル2号店を訪れた少年。
    引っ込み思案な性格から一人ぼっちで悩んでいたが、クロノとの出会いで勇気づけられた。転校先がユナサン支部圏内だった為、一時期「弱さは罪」の思考に取りつかれてしまうことになるが、クロノ達の影響こそあれど自力でそれを抜け出すことができた。その際、一時チーム・ディマイズへの所属経験もあった。
    使用クランは《ゴールドパラディン》。新たな軸「グルグウィント」を中心としたデッキである。
  • 新導ミクル(CV:堀江由衣)
    クロノの叔母。26歳。両親のいないクロノを引き取って二人だけで暮らしている。
    兄のチームメイトだった新田シンとは旧知の仲。
    化粧品関連会社の社長であり、仕事が忙しいのか、家に帰ってきてることは稀なため主人公の家族なのに(存在は示唆されていたものの)出番が27話目まで全くなかった
     
  • 新導ライブ(CV:立木文彦)
    伊吹が砂漠で出会った、ギアクロニクルを所持し《クロノ・ドラン》(CV:間宮くるみ)と共に居た謎の男。G1期最終話にて、クロノの父親であると判明した。
    かつて新田シンらと共にチームを組んでいた《たちかぜ》使いの男だったが、現在はある事情で逃亡生活を送っているらしい・・・?
    なお、立木氏は本シリーズのナレーションも担当している。

レジェンドファイター

  • 蒼龍レオン(CV:神原大地)
    「ギアースクライシス編」より復活登場する、伝説のクラン《アクアフォース》を覚醒させた「蒼龍の民」。「アジアサーキット編」でラスボスを務めた。
    クランリーダーを通り越し、アクアフォースの「クランマスター」として活動している、蒼龍財団の代表。
    普及協会メガラニカ支部の「Gクエスト」にて登場、クロノ達チームトライスリーにある試練を課す―――。
     
  • クリストファー・ロウ(CV:花倉洸幸)
    同じく「ギアースクライシス編」で復活登場した、シンガポールの《グレートネイチャー》使い。
    本作では大学を卒業し、普及協会の通信技術にも関わる会社「ジニアスコミュニケーションテクノロジー(ジーテク)」という会社を立ち上げ、ファイカの開発に携わるなど成功を収めている。
    本作では前作の面影を残しながらも大幅に成長し、声変わりまで果たし、以前の姿を知っているファンを驚かせた。
     
  • 櫂トシキ(CV:佐藤拓也)
    同じく同編より復活登場する、前作「レギオンメイト編」主人公にして「リンクジョーカー編」ラスボス。
    レギオンメイト編最終話にて言及された通り、元カトルナイツのオリビエ・ガイヤールの誘いでヨーロッパに移り、ユーロリーグのトップクラスのファイターとして活躍していたが、幼馴染の伊吹に請われ一時帰国する。
    主に使用しているのは《かげろう》の「オーバーロード」デッキ。とある場面では、懐かしの《なるかみ》を使用している。
    This is THE 貝トシキ

  • DAIGO(CV:DAIGO)
    「ギアースクライシス編」に復活登場するゲストキャラクター。
    ヴァンガードのイメージキャラクターであるDAIGOご本人であり、旧作にも二度ゲスト出演していたレジェンドファイター中のレジェンドファイター。
    ズー支部のGクエストにて登場したが、前作同様彼のデッキは《ロイヤルパラディン》。《神聖竜 サンクチュアリガード・レガリア》などのサポートカードを備えてより進化したガチデッキ【サンクチュアリガード】である。
    本作でのゲスト出演に伴い、再びヴァンガードのCMにも登場する。
    現実のDAIGOは同期OPを担当しているBREAKERZのボーカル。

その他登場人物は「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物一覧」の記事を参照。

アニメ用語

ここではG1期以降に新たに登場した頻出用語について纏める。
これらの用語は「週刊ヴァンガ情報局」にて補完されることが多い。

ヴァンガード普及協会

英名は「Federation,International,Vanguard,Asociation」略称「FIVA(ファイバ)」。
現在名誉会長となっている明神リューズを始めとしたメンバーによって設立された組織。
独自のネットワークを用いて、ヴァンガードファイターを支援する組織である。
世界各国・各地域に支部を持つ組織であり、本部は東京都に存在。
東京都では都を6つに分ける形で、ヴァンガードの「国家」の名を持った6つの支部が存在し、各支部ごとに特色を持った運営が成されている。
各支部には「クランリーダー」と呼ばれる人間が存在し、それぞれ担当のクランを使用しているが、一般職員の使用クランは所属支部に縛られない。
独自の電子端末「ファイターズカード(略称:ファイカ)」を配布しており、このファイカを用いて後述するクエストの管理を行うことができる他、展開してファイトテーブルになることができるといった謎の高性能端末である。ちなみにファイカの開発者はクリストファー・ロウ。

  • ドラゴン・エンパイア支部 支部長:大山リュウタロウ
    カードキャピタル2号店が圏内に存在する、浅草や江東区を担当している支部。1期の主な舞台である。
    「お祭りドラエン」を自称するように、ヴァンガードを広く普及するため頻繁にイベントを開催している。
  • ユナイテッド・サンクチュアリ支部 支部長:神崎ユウイチロウ→雀ヶ森レン(代理:新城テツ)
    支部長が神崎ユウイチロウであった頃の詳細は「弱さは罪」を参照。
    2期では雀ヶ森レンのもと新たな方針で動いており、純粋にヴァンガードに打ち込める環境となっている。ただし実際の支部長の仕事は殆どテツが行っている模様。そして同時に、打倒明神リューズの為の拠点にもなっている。
  • メガラニカ支部 支部長:木谷似の人名称不明
    無印で登場した「CARD SHOP 男前」が圏内に存在すると思われる支部。
    2期にて初登場し、後述の「Gクエスト」の最初の舞台となる。
  • ズー支部 支部長:名称不明(筋肉の凄いおばさん)
    2期にて初登場。支部長はドラゴンエンパイア支部に対抗意識を持っている。
    支部内には土壌栽培している自然農場が存在する。ここカードゲームの施設だよね?
  • スターゲート支部 支部長:名称不明(男)
    2期にて初登場。支部にはスターゲート所属の各クランのGユニットの像が立てられている。
  • ダークゾーン支部 支部長:江西サトル
    2期にて初登場。ダークゾーンというだけあり、禍々しい塔をモチーフとしている。ラストダンジョン。
    支部長の江西サトルはレンより若い最年少で就任している。

クエスト

普及協会の発令する「公式クエスト」と、ユーザー同士で発注しあう「ユーザークエスト」の2種類が存在。
発行側は目的を以てクエストを普及協会のネットワークに乗せ、ユーザークエストは発行側のサインによりクエストクリアが認定される。
このクエストのクリアによりポイントが溜まると、普及協会の登録データのグレードがアップし、このグレードは公式大会などで普及協会がファイターを参照する基準となる。
例として、ヴァンガードの全国大会の予選に出場するためにはグレード3に達していなければならない。
通常のグレードの数字は0~10まで存在、最高グレードはその上に存在するEXであり、EXの中にもファイカの色(プラチナ・ゴールド・シルバー)で差別化が存在する。プラチナやゴールドは、普及協会が特別に認めたファイターにのみ授与される。
参考までに、全国大会とアジアサーキットの優勝経験がある葛木カムイのグレードはEX(プラチナ)。

Gクエスト(ジェネレーションクエスト)

2期の中心となる、東京都6支部で3ヶ月の間行われる巨大イベント。
イメージキャラクターはアイドルユニット「ラミーラビリンス」。
それぞれの支部に挑戦できるのは1回限りであり、1支部最高10スタンプ。これを50スタンプ以上集めることができた者は、先述のクランリーダーの試験を受けることができる他、「ジェネレーションマスター」の名を以て普及協会から称えられる。
内容は各支部によって違う為、情報収集をしてから挑む手も勿論ある。
たとえ50スタンプに届かなくても、スタンプは普及協会のポイントに変換されるため、参加して損はない。
ただし「すべてのヴァンガード世代がここに集結!」と謳っているように、最後の関門としてプロやクランリーダー、クランマスターが参戦する可能性もあるため、完全制覇の難易度は相応に高い。
2期中に全日程が終了。エンディングイベントとして、最優秀チームにはエキシビジョンマッチ「ファイナルステージ」の舞台が用意された。

GIRS(ギアース)

正式名称は「Grand Image Reality System」。
三次元ファイトシステム。設置するには一定以上のスペースが必要。
ファイターのデッキをGIRSに読み込み、このシステムを使うことで、空間に各ファイターのイメージを投影した臨場感溢れるファイトを行うことができる。
このシステムを使用したファイトではカードも立体映像を操作するため、カードを直接持たずにイメージでプレイすることができる。台パンしてもカードは痛まない。
一方で、普及協会の設置したこれはストライドフォースの収集に使われている。

Plan.G/ギアースクライシス

ギアース、ならびにファイカがストライドフォース収集に利用されていることを逆用した伊吹の策。
ファイター達のストライドフォースを一斉に放つことで、明神リューズの元に渡るストライドフォースを限界を超えて注ぎ込むことでギアースのシステムをダウンさせ、残った一点のストライドフォース収束地点を観測することによりリューズの拠点を暴くことを目的としていた。
Gクエスト・ファイナルステージ最終戦終了間際に作戦は決行され、無事に成功した。
しかし、詰めの突入作戦には失敗し、ディペンドカードの確保は叶わず、リューズも確保前に死亡した。

ディペンドカード

奇跡のカードとも呼ばれる特殊なカード。
所有者のイメージ力と関連した力「ストライドフォース」により発現すると踏んで神崎ユウイチロウが研究していた。
通常はただ白いだけのカード(うっすらと模様が書いてある)だが、惑星クレイ側からユニットがカードとなってディペンドカードに現臨する。作中描写で初めて覚醒させたのは新導クロノだが、明神リューズはディペンドカードを順調に発現させ続け、G3期開始時点でリューズが7枚、クロノが4枚所持。残り1枚自体はリューズが所持しているが未発現。また、多くのカードが現在もモノクロの状態であり、G3期開始時点で完全に発現しているのはクロノの《クロノ・ドラン》とリューズ側の《クロノファング・タイガー》程度である。
作中で12枚存在し、いずれもギアクロニクルの「十二支刻獣」。十二支を模したユニット達である。

ちなみに、ブースターパック「月煌竜牙」にはこのディペンドカードを模した白いカードがごくごく稀に混入している。作中で未知のユニットを引き寄せたように、これを送付すると限定パック(しかも特別仕様)のカードと交換できる。

ストライドフォース

端的に言えば、ファイターのイメージ力の中に含まれるもの。
明神リューズはこれを各ファイトシステムにより抽出し一点に集めることで、ディペンドカードの実体化を行っていた。神崎ユウイチロウも同様の手段で実体化を試みたが成功しなかった。
一方で、新導クロノは莫大なストライドフォースを持ち、システムの補助なしでディペンドカードを呼んでいたが、任意にそれを行使できるものではない。
この力の発覚前から、クロノのイメージ力はごく稀に現実に干渉していた。

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時
関東広域圏 テレビ東京 2014年10月26日 - 日曜 10:00
北海道 テレビ北海道
愛知県 テレビ愛知
大阪府 テレビ大阪
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TVQ九州放送
日本全域 BSジャパン
ニコニコチャンネル 2014年10月28日 - 火曜 20:30
和歌山県 テレビ和歌山 2014年11月4日 - 火曜 17:30
日本全域 AT-X 2014年11月6日 - 木曜 23:30
宮城県 東日本放送 2014年11月29日 - 土曜 6:00

スタッフ

製作総指揮・原案 木谷高明
原作 ブシロード
伊藤彰(連載月刊ブシロード)
監督 梅本唯(音響監督を兼任)
シリーズ構成 吉村清子
カードファイト構成 中村聡(遊宝洞)
キャラクターデザイン とみながまり
美術監督 丹伊田輝彦
色彩設計 宮脇裕美
撮影監督 久保剛成
編集 大竹弥生
音楽 森まもる
Angel Note(2期)
音楽プロデューサー 鈴木ルヒカ(2期)
アニメーション制作 トムス・エンタテインメント
だぶるいーぐる
製作 テレビ東京/創通/電通

主題歌

この項目では、本放送版の楽曲のみ記述する。DVD版の楽曲については言及しない。

OP

  • 1期
    「BREAK IT!」
    (第1話 - 第26話)
     作詞・作曲・編曲 - STY / 歌 - 宮野真守
    「Generation!」(第27話 - 第48話)
     作詞 - 影山ヒロノブ / 作曲 - きただにひろし / 編曲 - 鈴木マサキ / 歌 - JAM Project
  • ギアースクライシス編
    YAIBA
     作詞 - DAIGO / 作曲 - AKIHIDE / 編曲・歌 - BREAKERZ
  • ストライドゲート編
    「SHOUT!」(第1話 - )
     作詞・作曲・編曲 - STY / 歌 - 宮野真守

ED

  • 1期
    「だから元気 for YOU」(第1話 - 第13話)
     作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 田代智一 / 歌 - 戸倉ミサキ(橘田いずみ)
    「NEXT PHASE」(第14話 - 第25話)
     作詞 - Satomi / 作曲・編曲 - 藤田淳平 / 歌 - 新田恵海
    「flower」(第26話 - 第36話)
     作詞 - 中ノ森文子・山口高始 / 作曲・編曲 - 山口高始 / 歌 - 中ノ森文子
    「メクルメク勇気!」(第37話 - 第48話)
     作詞 - 松井洋平 / 作曲・編曲 - 浅田祐介 / 歌 - STARMARIE
  • ギアースクライシス編
    Don't Look Back
     作詞 - タイラヨオ(SUPA LOVE) & あらケン(SUPA LOVE) / 作曲・編曲 - あらケン(SUPA LOVE) / 歌 - ラミーラビリンス ※蝶野アム(愛美)・弓月ルーナ(工藤晴香)
  • ストライドゲート編
    「ハイタッチ☆メモリー」(第27話 - )
     作詞 - ワタナベハジメ / 作曲 - 高尾奏之介 / 編曲 - 奈良悠樹 / 歌:小倉唯
    「Promise You!!」(第39話(予定) - )
     作詞:大森祥子 / 作曲:俊龍 / 編曲:中西亮輔 / 歌:ゆいかおり

関連チャンネル

関連動画

関連商品

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関連項目

  • 公式サイト(あにてれ)
  • ブシロード
  • カードファイト!!ヴァンガード(前シリーズ)
  • カードファイト!! ヴァンガードG ストライド トゥ ビクトリー!!(関連ゲーム)
  • 週刊ヴァンガ情報局(関連生放送)
  • トレーディングカードゲーム(TCG)
  • テレビ東京
  • 2014年秋アニメ(1期)
  • 2015年秋アニメ(2期)
  • 2016年春アニメ(3期)
  • Gユニット
  • 今週の冤罪
  • グレードじゃんけん
  • シオる
  • 弱さは罪
  • リアルファイト!!ヴァンガード
  • ガムってる
  • THE族
  • カードゲームではよくあること

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