グフ試作実験機

グフ試作実験機（MS-07C-5、グフC-5型）とは、メカニックデザイン企画『MSV』に登場するMSである。

TV版ストーリーブック2巻で大河原が描いたグフとドムの中間デザインのMSにMSVで設定が与えられた。

グフC-5型

GOUF TEST TYPE グフ試作実験機
型番	MS-07C-5
頭頂高	18.3m
重量	58.5t
装甲	超硬スチール合金
兵装	ヒート・サーベル
	シールド

ジオン公国の兵器開発メーカー「ツィマッド社」がジオニック社のグフB型をライセンス生産し、次期主力量産機のテストベッドとして改修したMS。早い話がYMS-09「プロトタイプ・ドム」のデータ収集用の機体。

C-5は制式な型番ではなく軍部が便宜的に取り計らったもので、生産数も1機のみ。
MS-07のマイナーチェンジシリーズ（グフC型）の内、“最も異色なバリエーション”という評価が下されている。

主な変更点は黒にペイントされたカラーリングにドムとの繋がりを感じさせる頭部（十字型のモノアイレール）。
地上での高速機動試験用にランドセルのバーニアを強化し、脚部に新型推進機を装備、さらに完成間もない新型兵装「ヒート・サーベル」を装備する。

デザインは「グフとドムの中間的なデザイン」とだけ書けば聞こえは良いが、大体の人が抱くのは「十字型可動レールに変更されたモノアイをはじめとする新規パーツ」の拭えぬ違和感だろう。 既に完成されたドムを知っているからこそこのような感想を抱くのもしれない。（パーツに統一感が無いというのはおおよそ共通した認識で、ムックでもたびたび指摘されている）
MSV本書ではC5型の開発メーカーの記述が無く、物議を醸し出した。後年になってようやくMSVコレクションファイルでライセンス生産の旨が記されて決着がついた。

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関連項目

• MSV
• ドム
• グフ
• グフ重装型
• ガンダムシリーズのMS・MAの一覧