グフイグナイテッド 単語

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グフイグナイテッド

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グフイグナイテッドとは、テレビアニメ機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するザフト軍のモビルスーツである。形式番号ZGMF-X2000

概要

ザフト軍のニューミレニアムシリーズに属する機体で、ザクウォーリアとともに次世代のを担うモビルスーツとして開発された。背中にはフライユニットを装備し、大気圏内を単独で飛行できる他、宇宙空間での活動も可となっている。モチーフとなったファーストガンダムグフと違う点である。両手、両腕を容易に換装できる設計になっており、手や足を付け替える事で様々な局面に対応させようという、ザクシリーズウィザードシステムとはまた別の発想を盛り込んだ意欲的な機体であったが、整備員への負担とコストが問題視される。そのため次期機の座を決めるコンペでグフザクに負けてしまい、ザクが大々的に量産される事となった。機として不採用の烙印を押されたグフであったが、機体の完成度自体は高く、このまま棄される事を惜しんだ上層部により少数ながら量産される運びになった。

当初はハイネ・ヴェステンフルスといったエース級のパイロットにのみ配備していたが、地球軍との戦争で保有モビルスーツが減少したザフト軍は高性モビルスーツの増産を迫られる。すでにザク系統の生産体制が限界に近づいていた事と、戦場である地球でも単独で飛行できる性の優秀さが手伝い、ここにグフの量産が決まった。

名前、形状ともに「機動戦士ガンダム」に登場したジオン公国軍MSグフ」をモチーフにしており、装備もグフに準じている。言わばリメイクグフと言ったところか。イグナイテッド英語で「火を付けた」「着火した」といった意味だが、実際はDESTINY1クール主題歌イグナイテッド」から取られている。

劇中での活躍

初登場機体となったのはハイネ・ヴェステンフルスの駆る橙色のグフイグナイテッド。慰問ライブを行うミーアの護衛としてディオキア基地へ着陸、その後はミネルバ隊へ配属された。続いて行われたダーダネル峡での戦闘ハイネの腕前とグフの性が合致し、多数のムラサメを撃破。その性を遺憾なく発揮したが、フリーダムガンダムの介入により、ドラプニル4連装ビームガンごと右手を破壊されて一気に戦闘を喪失。その後も母艦に戻らず戦場に踏みとどまっていたが、運悪くフリーダムを狙ったガイアの進路上に出てしまい、機体を両断されて撃墜。ハイネも戦死した。描写的に不自然な最期だった(グフ自らられに行くように見えた)ためか小説版では若干変更され、動かないアスランセイバーを守るべくガイアに体当たりを仕掛けるも回避され、逆に機体を両断されたという最期になっている。

次に青色基調の量産型が登場。ジブラルタル基地に配備されていたが、アスランメイリンが脱走する際に強奪されてしまう。グフを使って脱走したアスランたちを追撃するべく基地からデスティニーレジェンドが出撃。初めて動かす機体にも関わらずアスランスレイヤーウィップデスティニービームライフルを破壊する。が、数の不利と性の差は埋めがたく、最終的にはグフの左胸にアロンダイトを突き立てられ、へと沈んだ。

この頃にはもう量産体制が整っており、エースパイロットから続々とグフが配備されていった。ヘブンベース戦を皮切りに、その後の大きな戦闘には必ず参加。4連装ビームガンやスレイヤーウィップムラサメを撃破したり、ビームソードで敵機をっ二つにしたりと戦果を挙げたが、逆にムラサメアカツキに撃墜される描写も多かった。また、エターナル追撃作戦においてはストライクフリーダムによって僅か2分でナスカ級3隻分のグフ全滅させられるという大敗を喫している。ちなみにイザーク・ジュール物語終盤で搭乗機を白色のグフイグナイテッドへと変えており、ディアッカとの連携でザムザザーを撃墜している。

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最終更新:2024/04/25(木) 13:00

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