ゲイのサディストとは、
作中のブディズム・パンクス達が行うスカム禅問答の一説より。
「ブッダがある男をジゴクから助け出すため、切れやすい蜘蛛の糸を垂らした。ナンデ?」蛍光ブッダヘアーの2人は難解なスカム禅問答を繰り返す。「ゲイのサディストだから」「正解です」。彼らのあまりに異質な思考回路と、露出した逞しい二の腕は、リフトの端に立つレイジを酷く恐怖させた。
エピソード「ナイト・エニグマティック・ナイト」より
上記のように、難解な仏教説話の意図や教訓を全て「ブッダがゲイのサディストだから」という解釈で片づけてしまう暴論だが(スカム=糞な禅問答と呼ばれるのもさもありなん)、作中の一般人にもこの解釈は広まっているらしく、(どこまで本気かはわからないが)理不尽なことが起きるとブッダがゲイのサディストだからと納得しようとするシーンがたびたび登場する。
ある創作作品において作中人物が精神的に追い詰められたり苦悩したり、それでいて死と言う安易な救いが与えられず戦い続けなければいけないような展開があった際、「作者がゲイのサディストだからキャラを苦悩させて愉しんでるんだ」と解釈されることがある。
この用法が広まった発端は、「進撃の巨人」のライナー・ブラウンが自分の立場と罪の意識、それでも戦い続けなければいけないという使命感の狭間でもがき苦しんでいく様が、作者の諫山創がゲイのサディストだからと(冗談交じりで)解釈されたことである。
諫山先生がライナーを追い詰めながら歪んだ愛情を語るコラ画像も作られ、twitter等で拡散されたことで元の忍殺語を知らない層にもこの用法が定着していった。
その後、ワンピースの光月おでんや、僕のヒーローアカデミアのエンデヴァーなど、作中人物(特に屈強で勇敢とされる人物)に対する尊厳破壊が描写されるたびに、作者はゲイのサディストであるとまことしやかにささやかれるようになってしまった。
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最終更新:2025/12/11(木) 20:00
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