人影はニンジャスレイヤーに向かってオジギをした。「ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン。ダークニンジャです」「ドーモ。ダークニンジャ=サン。ニンジャスレイヤーです」オジギ終了から0.02秒。ニンジャスレイヤーは跳んだ。後悔は死んでからすればよい。今は目の前の敵を倒さねばならない!
twitter上にて連載中のサイバーパンク・アクションニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』における、宣戦布告めいたアイサツの言葉。オジギと共に口にされ、ニンジャのイクサには欠かすことの出来ない絶対の礼儀作法として描かれている。
一方が「ドーモ、(相手の名前)=サン、(自分の名前)です」とオジギした場合、 された方も「ドーモ、(相手の名前)=サン、(自分の名前)です」と返さなくてはならない。
例え相手がロボニンジャであっても変態であっても肉親の仇であっても、対面した際のオジギとアイサツは不可欠であり、これらが済む前に攻撃を仕掛けることはスゴイ・シツレイにあたる。自分のアイサツの後に相手のアイサツを待たず攻撃を始めることもかなりシツレイである。
ただし、アイサツ前のアンブッシュ(不意打ち攻撃)は一度だけ認められている。これで死亡するようなニンジャは未熟なサンシタであり、イクサに参加する資格すらないということになる。
古事記にも記されている通り、実際奥ゆかしい作法であり、ニンジャによる襲撃や、ニンジャ同士のイクサ等の緊迫したシーンでは必ずこのアイサツが行われ、ファイア・カバー・カッティングめいた効果をあげている。サツバツ!
メタ的な視点では各キャラクターがアイサツで名乗り合うことで、お互いの呼び名を知りやすくなるという点が挙げられる。ナレーターも解説しやすく、ほとんど活躍がないモブニンジャであっても読者の印象に残りやすい。実際便利な。
掲示板
160 ななしのよっしん
2023/05/30(火) 11:51:07 ID: XIrNEViiFw
「例え相手がロボニンジャであっても変態であっても肉親の仇であっても」ってあるけど
ロボニンジャ相手はアイサツいらないんじゃなかったか?
どの話か忘れたが、機械相手にアイサツは要るまい、みたいなことを言って地の文にもシツレイ扱いされてなかった例があるはず
161 ななしのよっしん
2023/05/30(火) 12:01:54 ID: at/pY4rshH
ネブカドネザルみたいな極度の重サイバネニンジャと混同したのかもしれない。モータードクロやモーターオムラみたいな製品カテゴリとしてロボニンジャと呼称されてるだけのにはアイサツは不要だろう。
162 ななしのよっしん
2023/05/30(火) 12:42:03 ID: bUyIlegaVr
ニンジャを模倣して作った純粋な機械の場合はアイサツしなくてもルール的なシツレイにはならないと思う
本能的あるいは習慣的にアイサツを応じるニンジャはいるけど、フジキドみたいな真面目タイプすらロボ風情がとか言った事があるから多分認識的にそういうソウルがないロボニンジャはニンジャではないし、ヤブやドクロと遭遇してアイサツせずに戦闘するシーンもある
逆に言うと当人の認識による部分が大きいから、本物と見分けが付かないロボニンジャ(モーターカネダ)の場合は普通にアイサツした
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最終更新:2025/02/07(金) 11:00
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