サバイバルゲームのルール、マナー 単語


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サバイバルゲームノルールマナー

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サバイバルゲームとはエアソフトガンを用いた銃撃戦ゲームを行い、制定された互いの勝利目標達成を目指すエアシューティングスポーツである。

本稿では正式なサバイバルゲームフィールドにおける、一般的なレギュレーションに準じたルール、マナーについて解説する。

なお、レギュレーションとはマナー、ルールを総じた物であるが、 ゲーム管理者によって参加者の状況、フィールド、気候、周辺への配慮を考慮して柔軟に補足、改変される物である。 よって、ゲーム開始前のレギュレーションチェックは経験者であってもよく聞く事。

現在サバイバルゲームは公式ルールが制定されていない為、本稿の内容は一例に過ぎない事は留意されたい。

概要

エアソフトガンを用いて相手プレイヤーを射撃、攻撃しつつお互いの勝利条件達成を目指す。
発射されたBB弾に被弾した場合は失格となる。
ちなみに相手プレイヤーを倒す事が勝利条件ではない場合、攻撃手段は無くても(手ぶら)良い。

主なゲームの種類

バトルロワイヤル戦(別名フリーフォーオール)

プレイヤー全員がお互い敵である。生存プレイヤーが最後の一人となるまで撃ち合い勝敗を決するゲーム。

殲滅戦(別名チームデスマッチ)

プレイヤーを2チーム以上に分け、お互いの生存プレイヤーが全員失格となるまで撃ち合うゲーム。
ゲーム終了時間までに勝敗がつかなかった場合、残り生存プレイヤーの数で勝敗を決する。

フラッグ戦(別名フラッグ・アタック)

プレイヤーを2チーム以上に分け、お互いのスタート位置に配置されたフラッグへの到達を目指すゲーム。
生存プレイヤーが敵フラッグを取得(これをフラッグダウンと言う)した段階でそのチームの勝利となる。

目標フラッグはその名の通り旗である場合もあるが、 ブザーやハンドベルとする場合や併用する事がある。
制限時間内に勝敗がつかなかった場合、引き分けとなる。

なお、フラッグを複数配置した場合(何れのフラッグもスタート地点である)は、敵フラッグを先に全取得した陣営が勝利、制限時間までに勝敗がつかなかった場合は取得数で勝敗を決する。同数の場合は引き分けとなる。

 現在、最も主流となっているゲームの一つである。比較的ルールがシンプルである為、管理もしやすい。

センターフラッグ戦

プレイヤーを2チーム以上分け、お互いのスタート位置と位置の中央付近に配置されたフラッグ到達を目指すゲーム。生存プレイヤーが中央フラッグを取得した段階でそのチームの勝利となる。

またフラッグは複数配置し、取得フラッグ数で勝敗を決する事もある。 制限時間内までに勝敗がつかない、或いは取得フラッグ数が同数の場合は引き分けとなる。

陣地支配戦(別名ドミネーション)

プレイヤーを2チーム以上に分け、フィールドに配置された単一もしくは複数の地点を奪い合うゲーム。目標地点には予め各陣営の識別マーカー色に対応したフラッグやマーカー色に塗られた目標物を配置しておく。

目標地点の支配方法はその陣営の識別マーカー色のフラッグを指定場所(旗立て等)に立てる、或いは目標物を指定場所(ドラム缶の上等)に置く等とする。

敵に目標地点を支配された場合は敵陣営のフラッグ等を外し、自軍フラッグを立て直す等で奪取できる。

ゲーム終了時に支配していた陣地がポイントとなる。 勝敗は取得地点数で決する。取得地点数が同数だった場合、引き分けとなる。

キャプチャー・ザ・フラッグ戦

プレイヤーを2チーム以上に分け、お互いのスタート位置に配置されたフラッグを自陣フラッグへ持ち帰り勝敗を決するゲーム。

単純に敵フラッグを自陣へ持ち帰る事で勝利となる場合もあれば、 自陣フラッグがスタート位置から敵に奪われた状態では勝利条件とならず、自陣フラッグを奪取しスタート位置に戻した上で敵フラッグを持ち帰らなけば勝利とならない場合もある。

制限時間内までに勝敗がつかなかった場合、引き分けとなる。

争奪戦(通称ポリタンク戦等)

フィールドに配置されたフラッグやポリタンク等の目標物を奪い合うゲーム。最後に目標物を確保していた陣営、もしくはプレイヤーの勝利となる。

目標物の確保者がヒットされた場合、その場に置いて退場する。

制限時間内までに目標物を誰も確保できなかった場合は引き分けとなる。

攻防戦

プレイヤーを攻撃側陣営、防御側陣営に分け、攻撃側は単一もしくは複数ある防御側フラッグの制圧、防御側は自陣フラッグを制限時間まで防衛する事が勝利条件となる。

通常、攻撃側には失格者へ制限つきの復活権が与えられ、防御側は復活権が与えられない。

終了後は攻守入れ替えてもう一戦する。

両チームとも攻撃に成功した場合は攻略するまでの時間が少なかった方が勝利。両チームとも防衛に成功した場合は引き分けとなる。

突撃戦(別名ラッシュ)

攻防戦の一種であるが便宜上この項目ではこう呼称する。

プレイヤーを攻撃側陣営、防御側陣営に分け、攻撃側は単一もしくは複数ある防御側フラッグの制圧、防御側は自陣フラッグを制限時間まで防衛する事を目指すが、 フラッグを制圧された場合、さらにフィールド深部に配置されたフラッグに防衛側は移動し、新たな防衛拠点として防衛する。
その際、防衛側失格者は生存プレイヤーとして復活する。攻撃側は新たな敵フラッグの制圧を目指す。現在の防御側拠点フラッグを制圧しない限り、攻撃側は深部に移動が出来ない。(つまり攻撃側の移動ルートが制限される)

通常、攻撃側には失格者への無制限復活権が与えられ、防御側はフラッグを奪われ拠点を後退させる時のみ各員一回分の復活権が与えられる。
(なお、防御側は前拠点で得た復活権は持ち越せない。また、生存したまま次拠点に到達した際にも消失する)

攻撃側は敵拠点すべての制圧で勝利、防御側は制限時間内までに防衛しきる事が勝利条件となる。

終了後は攻守入れ替えてもう一戦する。両チームとも拠点全制圧に成功した場合は攻略するまでの時間が少なかった方が勝利。
両チームとも防衛に成功した場合は、制圧した拠点数で勝敗を決める。

攻撃側は移動ルートを制限され、順番に敵拠点を制圧して行く事になる為、非対称なゲームを楽しめる。

護衛戦

プレイヤーを護衛側陣営と攻撃側陣営に分け、護衛側は護衛対象者を制限時間まで守りきる事、攻撃側は護衛対象者を攻撃して失格させる事が勝利条件となる。

脱出戦

プレイヤーを護衛側陣営と攻撃側陣営に分け、護衛側は護衛対象者を制限時間内までに脱出ポイントまで到達させる事、攻撃側は護衛対象者を攻撃して失格させる事が勝利条件となる。

 制限時間内までに護衛対象者が脱出地点まで到達できなかった場合、攻撃側の勝利となる。

救出戦

プレイヤーを救出側陣営と攻撃側陣営に分かれ、救出側は敵陣営に包囲された救助対象者を保護し、その後制限時間内までに脱出ポイントまで到達させる事、攻撃側は救助対象者を攻撃して失格させる事が勝利条件となる。

制限時間内までに救助対象者が脱出地点まで到達できなかった場合、攻撃側の勝利となる。

大将戦

プレイヤーを2チーム以上に分け、お互いの陣営の大将を撃破する事が目標となる。

大将以外はセミオート限定、大将はフルオート可能とし、 大将のヒット条件は身体に取り付けられたゴム風船が割れた場合のみ等とレギュレーションとして優遇すると大将の陣地引きこもりを防げ、バランスが取りやすい。

制限時間内までに両陣営の大将が生存した場合、引き分け或いはヒット者数で勝敗を決する。

フォックスハント戦(通称キツネ狩り)

単独あるいは少数の獲物役がフィールド内に隠れ潜み、大勢の狩人役が獲物役を探しだして攻撃するゲーム。

獲物側は制限時間まで生存する事、狩人側は獲物役を全員失格させる事が勝利条件となる。

獲物側の武装を優遇し、狩人側の武装を制限する等してバランスを取る等と、参加者の実力に合わせてレギュレーションを定めないとゲームとして成り立たない場合があるので注意する事。

シチュエーションゲーム

アクション映画、戦争映画等の内容を模すゲーム。
参加者は題材となった作品の登場人物の服装や装備品を考証し、それに基づくことが求められる。

ゲームとしての勝敗よりも、題材の中の登場人物を演じることに重点が置かれる事がある。その場合、勝敗が予め決まっていたり、弾丸を発射できないモデルガン無可動実銃が使用されたり、失格者が安全地帯に戻らず死体を演じたり、本来なら戦死であるが重傷を負った戦友役を担いで後送したりする例もある。
また、戦闘要員に限らず民間人や文民組織要員としての参加が認められることもある。

その他イベントゲーム

その他面白いと思った物を即席で作ってよい。但し、ゲームバランス等は十分に吟味する事。

ゲームに付加される特殊ルール

スパイ役(密偵)の有無

プレイヤーが2チーム以上の時、互いの陣営にスパイ役を単独もしくは複数人配置する。その際、潜入先の陣営に誰がスパイか判らない様に配慮する事。

一定時間経過後にスパイは行動を任意に開始する事が出来、自チームが有利になるように潜入先のチームを攻撃、攪乱する。

 なお、スパイは勝敗を決する行動を直接取れない。(フラッグ戦の場合、フラッグダウンが出来ない等)

レギュレーションによってはスパイ役はスパイとして行動する際、別途にスパイとしての識別マーカーを装着する場合もある。

メディック役(衛生兵)の有無

プレイヤーが2チーム以上の時、お互いの陣営にメディック役が単独もしくは複数人配置する。

メディックが存在するゲームではヒット者は退場せず、その場に留まる。

メディックは味方ヒット者をタッチする事等で救護でき、救護を受けたヒット者は生存プレイヤーとして復活できる。

レギュレーションによってはメディック以外のプレイヤーも含む全生存プレイヤーが安全と思える地点までヒット者を移動させることができる。(手を繋いでいる時のみヒット者と共に移動ができる等)

また、メディックは武装に制限を受ける場合もある。(護身用の拳銃など最低限の攻撃手段等)

捕虜吸収の有無

メディックが存在している場合等、敵ヒット者を捕獲する事で自軍プレイヤーとして復活、参戦させる事ができる特殊ルール。

復活権の有無

失格した際、スタート地点や特定地点などに設けられた復活地点に戻り、生存プレイヤーとして復活できる。

復活無制限とされた場合は復活制限なし。

復活回数が制限された場合は、一定回数復活後(団体戦では復活カウントは個人ではなく陣営全体として数える)は復活不能となる。

なお、復活権をバトルロワイヤルに組み合わせた場合、復活回数が最も少ない者が勝者となる。 殲滅戦と組み合わせた場合は復活カウントが最も少ない陣営の勝利となる。(これを一般的には復活カウント戦と呼ぶ)

支援射撃要請の有無

フィールド内に設けられた観戦台等の高台等にヒット判定の無い支援者を配置し、生存プレイヤーから支援要請を受けた場合のみ、支援者は一定時間敵に対して一方的に射撃できる。

支援者は予め選出するか、同ゲーム中に先だってヒットした失格者が務める場合が多い。

 支援射撃終了後に再支援を要請する場合は一定時間の経過が必要。また、支援射撃の回数に制限を設ける場合がある。

ゾンビ役(ゾンビ行為ではない)の有無

失格者が出た際、ルール条件を満たした失格者はゾンビとなりフィールドを徘徊し、敵味方無差別に攻撃を始める。

 ゾンビ役は攻撃方法をタッチのみに制限され、移動を歩行速度より早く行ってはならない。また、攻撃対象はゾンビ役に最も近い者に優先する事。呻き声をあげながら徘徊するとなお良い。要は某生命災害ゲームのゾンビの様に徘徊して生存者を襲えばよい。

ゾンビ役には被弾判定が無いため、無敵である。故に生存プレイヤーはゾンビを撃たないように注意する事。
但し、射撃中に相手プレイヤーとの射線上に侵入した等止むを得ない場合は除く。故にゾンビ役は不必要に自ら弾幕上に突進しない事。

 ゾンビの選別方法は復活権あり等のゲームで復活地点にカウンターを置いておき、復活する際カウントを押し、4の倍数になった場合にゾンビ化する等とすると、選別し易い。

セミオート限定の有無

銃器のフルオート機能の使用を禁じるゲーム。

ばら撒き戦術を抑え、比較的動きのあるゲームが期待できる。ボルトアクション小銃やポンプアクション式散弾銃、半自動小銃等が全自動火器の火力に圧倒されなくなるため、 制限なしのゲームと比べ活躍が期待できる。

なお、電動ガンでトリガーロック現象がかかった場合、足元の地面に向けて2~3発フルオートで撃ち復帰させる行動は問題ない。その際、誤射と跳弾に注意する事。

弾数制限の有無

使用できるBB弾の上限を決める事。

例として600発と制限された場合、小銃、拳銃等全ての武装の装弾数を合わせて600発を超えてゲームに持ち込めない。

 なお、モスカート等の弾薬型散弾発射機、ショットシェル型マガジン、手榴弾、地雷等は一回の発射分を1発と換算する。(但し、この様に計算せず、これらの装弾数も含めて制限される事もあるので注意)

但し、電動給弾等の大容量マガジンを持った軽機関銃、汎用機関銃、分隊支援火器、重機関銃、ガトリングガン等を使用する場合は1マガジンのみ無制限(弾倉交換、及び途中給弾は禁止)として、例外とする場合があるためレギュレーションを良く確認する事。

追跡者の有無

ヒット判定が無く、無敵な上、敵味方見境なく攻撃する役割の事。通称、ターミネーター等と呼ばれる。
第三勢力として配置するとゲームに一波乱を起こせる。

用法としては、広域のフィールド内における殲滅戦等でエリアを幾つかに分けておき、一定時間経過後に特定のエリアが危険エリアに指定され、危険エリア内に存在するプレイヤーを襲う等がある。膠着地点をかき乱し、動きのある展開を作りたい場合に良い。

防弾盾(ライオットシールド)の有無

BB弾の被弾から身を守る防弾盾の使用を特別に認める事。
認められた場合、装備品のうち盾のみ全身ヒット制(下記参照)ルールから除外され、盾の被弾判定が消失し、防弾の手段として装備できる。

但し、レギュレーションで言及がない限りは防弾盾にも被弾判定があるので注意する事。
(上記を理解してファッションとして装備している分には問題ない。その場合、盾に被弾すれば当然ヒットである。)

基本ルール

下記に基本ルールを記す。なお、違反行為として該当した場合、違反者はヒットとして失格となる。重大な違反を犯す、或いは軽微な違反を繰り返す等した場合、審判員より退場宣告(サバイバルゲーム会場から退場)を受けゲームへの参加ができなくなるので注意する事。
また、悪質なプレイヤーはフィールドスタッフによってマークされ、会場への入場を拒否される事がある。

プレイヤーの失格について(ヒットについて)

プレイヤーは遊戯銃から発射される等した飛翔するBB弾に被弾する、或いは特殊な攻撃方法を受ける事で失格となる。また、レギュレーションで定められた失格条件を満たした時も同様である。

失格者は失格した時、「ヒット」(命中しましたの意)とハッキリ大きな声で宣言し(これをヒットコールという)、ホールドアップなどのジェスチャーを行い自分が失格者であると周りに伝えなくてはならない。

ヒット後は生存プレイヤーの妨げにならない様に速やかにフィールドから退場する事。止むを得ず射線を横切る際は生存プレイヤーに対して邪魔にならないタイミングを見極め、「ヒット通ります」等と声をかけて素早く通り抜ける事。

なお、失格条件に該当したのにヒットコールをせず、ゲームを続けようとする不正行為をゾンビ行為と呼び、これを行うと審判員による強制退場処分となる。

失格者は失格後、ゲーム中の生存プレイヤーに干渉する事は許されない。生存プレイヤーの行動は勿論、射線を妨害したり、言動やジェスチャー、目線で情報を伝えたりする事は違反となる。 無線機器等の交信機器を使用している場合は失格中は使用してはならない。
但し、メディック戦等の一部レギュレーションでは失格者と生存プレイヤーとの意思疎通を認める場合がある。

サバイバルゲームは生存プレイヤーが優先されるため、退避行動を怠った結果として射撃されても、それは失格者の責任である。

また、プレイヤーは如何なる状況であってもヒットコールの自由を有する。例え失格条件に該当せずとも自由に失格者となれる。(体調不良、残弾ゼロ、至近距離の被弾の恐れ、ゴーグルの曇り等の理由でされる。)

なお、サバイバルゲームでは失格者の事をヒット者と呼ぶ。「ヒット」と言う言葉自体が失格を表す用語である。下記にヒット条件一覧があるので参照されたし。

ヒット条件一覧

敵味方、自身関係なく飛翔するBB弾に被弾する
これは跳弾も含む。
なお、レギュレーションにて言及が無い場合、全身、身に着けている銃、装身具、防具、装備品あらゆる物に被弾判定が生じる。(これを全身ヒット制と呼ぶ)

但し、フィールドによっては地形及び特性の関係上、跳弾への被弾が頻発することがある。その場合は、ゲーム進行を弊害してしまう可能性があるため、跳弾の被弾を無効とするダイレクトヒット制が導入される場合がある。
例として、フィールド全体がダイレクトヒット制の適用を受ける場合と、フィールド内の建物の中のみと制限付きで適用される場合がある。

なお、手元を離れた手榴弾やフィールドに設置された地雷、フィールド内に一時的に放置された銃等、一定以上身体から離れた装備品に被弾判定は無い。

敵へレギュレーションで定めた攻撃方法に寄らない身体、銃、装備品への故意の接触
両者失格となる場合あり。
但し、レギュレーションによってはフリーズタッチやナイフアタック等の特殊な攻撃法のみ例外とし、失格にはならない場合もある。

危険と見なされている行動をする
一部退場処分に相当。下記に詳細。

禁止行為を働く
一部退場処分に相当。下記に詳細。

BB弾の被弾に拘わらず、手榴弾、地雷等を用いた自爆
身体に密着した状態や手元で作動させた場合等。

味方への誤射
但し、これはレギュレーションで定められた場合のみである。

ゲーム開始時間時にスタート位置にいなかった場合

失格条件に該当していない状態で自らヒットコールを上げた場合
上記理由の通り。

識別マーカーを着用していない、或いは着用指定を受けた箇所に着用していなかった場合
識別マーカーを意図的に隠す行為も違反である。

審判員が失格条件を確認し、失格を宣言された場合

審判員の指示に従わなかった場合

その他レギュレーション違反

その他重大なマナー違反

禁止行為

ゲームバランスの崩壊を防ぐためや安全のため、法律上及びレギュレーション上規制される行為。違反した場合、失格となる。下記に一覧を記すので参照されたし。

盲撃ち (下記に詳細)
但し、これはレギュレーションで定められた場合のみである。

モスカート等の40mmグレネード弾に代表される弾薬型散弾発射機単体による射撃 (これを男撃ちと一部が呼ぶ)
グレネード弾等はそれに対応した銃、擲弾筒、砲を用いて射撃する事。
但し、これはレギュレーションで定められた場合のみである。
なお、グレネードカート等を単体で使用した場合、自爆扱いとなる可能性がある。

フィールド場外に侵入する
進入禁止エリアへの侵入も含む。
但し、レギュレーションにて審判員の許可があれば給弾やお手洗い等の理由で一時退場できる場合がある。

フィールド場外への射撃
防弾ネットや遮蔽壁の隙間や上部を撃ち、場外へBB弾を到達させる。危険行為として退場処分に相当。

ゲーム進行の妨害行為
退場処分に相当。

眼球保護具をフィールド内で取り外す
危険行為として退場処分に相当。

味方への故意による誤射
迷惑行為として退場処分になる恐れあり。

フィールド設置物の破壊
退場処分の上、器物破損の罪に問われる。

フィールド地形の改変
塹壕を掘る、バリケードの仮設物の移動等の事。
但し、レギュレーションで許される場合もある。しかし、基本的に禁止。

失格者への意図的な射撃
但し、交戦中に相手プレイヤーとの射線上に飛び込んできた等、止むを得ない状況は除く。

フィールドに居る審判員や撮影者、観客等への意図的な射撃
危険行為として退場処分。
但し、交戦中に相手プレイヤーとの射線上に飛び込んできた等、止むを得ない状況は除く。

走り込みながらのフラッグダウン
ヒット判定が甘くなるため禁止される事が多い。
但し、これはレギュレーションで定められた場合のみである。

レギュレーション上で禁止された装備品の使用

環境破壊
野外で非バイオBB弾の使用等。退場処分に相当。また、フィールドによっては規約に則り、罰金処分(5万円程度と定めている所が多い。)を受ける可能性がある。フィールドによっては違反者が清掃を行わなければならない。

暴力行為
退場処分の上、暴行罪にとわれる。

暴言や不適切な発言
退場処分に相当、場合によっては名誉棄損を問われ、迷惑防止条例に抵触する。

行動の規制

以下の行為は負傷者が生じる恐れがある為、危険行為として禁止行為となる場合が多い。レギュレーション上規制された場合に違反すると失格となる。近年は基本的にレギュレーション上で言及が無い場合は禁止である。

崖に対する登攀、下る行為

木登り

進入禁止エリアへの侵入

飛び降り行為

味方と連携して高所に登る
味方を踏み台にする。肩車をする等。

その他安全性を無視した行動

ゲームが中断される条件

以下の条件に該当した場合、ゲームは一時中断される。また、条件によっては中止となる。

フィールド内に第三者が侵入した時

負傷者の発生

係争の発生

フィールド内に危険な野生生物の存在を確認した時
スズメバチ、クマ、野犬、イノシシ等の侵入。

公的機関による中止命令
警察官等の指示。

災害の発生
雷、突風の発生等。 

その他ゲーム管理者の判断による中断指示

相手プレイヤーへの攻撃方法

一般的にはエアソフトガンを用いてBB弾を発射し、攻撃する。
また、非殺傷性ナイフ等の攻撃も特別に認められる場合がある。攻撃によって相手プレイヤーを失格させる事が出来る。下記に攻撃方法参照があるので参照されたし。

射撃
エアソフトガンを用いたBB弾の発射。
BB弾を手で直接投げつける等の行為はしてはならない。

ナイフアタック
非殺傷性のゴムナイフ等の模造刀を用いて切りつける事で攻撃とみなす。(なるべく痛くない様に優しく)
但し、ゴム製であっても急所へ突く等と使用法を誤れば殺傷しかねない為、ナイフアタックは自粛される傾向にある。

小銃等に着剣し、銃剣とする事が出来る物もあるが、非常に危険なので銃身に取り付けての使用は基本的に禁止。

レギュレーションで言及が無い場合、禁止であるため注意する事。

フリーズタッチ
模造刀の代わりに素手で肩などへタッチする事で攻撃とみなす。

但し、身体の接触は係争の元になる場合がある為注意する事。

レギュレーションで言及が無い場合、禁止であるため注意する事。

フリーズコール
至近距離において、相手に気づかれず、明らかに自分の優勢が保たれている場合、攻撃態勢を整えた上で「フリーズ(動くな)」と声をかけてヒットを要求する行為。
あくまで要求であってこの行為によってヒットが取れるかどうかは相手次第である。

要求された側には反撃の権利があるため至近距離の撃ち合いに発展する危険性がある。
仮にフリーズコールをされた場合にヒット宣言する事を義務化してしまうと、優勢かどうか曖昧な状況下や十二分に反撃可能な状態でも失格となり公平性に欠ける。よって要求された側には反撃の権利が認められる。

不特定多数の人物が集まる定例会等では至近距離の撃ち合いや係争を防ぐため禁止される事が多いので注意。近年は基本的に禁止となりつつある。

間接武器の使用
地雷型や手榴弾型のエアソフトガンを用いて攻撃するものだが、あくまで射出されたBB弾が攻撃判定を持つものであり、本体に当たり判定は無い。

攻撃方法の規制

以下の攻撃方法はゲームバランス、安全上の理由で規制を受ける。

盲撃ち(ブラインドショット) 但し、これが規制されるかはレギュレーションによる。
射撃相手もしくは射撃目標、地点を直視せず、銃だけ遮蔽物から突き出し射撃する事。
射撃目標を視認せず射撃する事は思わぬ事故の元であるため、 盲撃ちは不特定多数の人が参加する定例会等では、禁止行為とされる事が多い。

 現実に誤射や至近距離の急所撃ち、オーバーキル、銃器に被弾した際に気が付かず、ゾンビ行為の温床となる等の原因の一つとなっている。

 なお、モスカートに代表される散弾発射機によって行われる曲射撃ちによる遮蔽物越しの面制圧に関しては基本的には除外される。但し、曲射によるBB弾の投射範囲を目視しながら撃つ事。
ただし、モスカート等による曲射撃ちはフィールドによってはゲームバランスを壊しかねない為、一部のフィールドでは規制される事がある。そのため、使用者はレギュレーションをよく確認する事。

手榴弾の使用規制
手榴弾は勢いよく投げられた場合、当たり所によっては死傷事故を起こしかねない為、腰より浮かない程度に軽く放るか、転がして使用する事。上手投げは厳禁である。

安全性のために使用が禁止されている場合がある為、使用者はレギュレーションを良く確認する事。
使用可能な場合も近年は攻撃者の意思によらない発撃を防ぐため、
無人武器(安全装置を外した上でドアの間に挟む、ワイヤーを用いる)としての使用はレギュレーション上禁止されている場合が多いので注意。 また、ワイヤーや紐等は安全性の観点から使用が禁止される事が殆どである。

小麦粉やチョーク等、粉末を装填しない。(係争の元である)

また、市場に一部安全性を欠いた製品が流通しているが、それらは使用しない事。(サイダーグレネード等。)

地雷等間接武器の使用規制
安全性のために使用が禁止されている場合がある為、使用者はレギュレーションを良く確認する事。
使用可能な場合も近年は攻撃者の意思によらない発撃を防ぐため、無人武器(人感センサーやワイヤートラップ)としての使用はレギュレーション上、禁止されている場合が多いので注意。 また、ワイヤーや紐等は安全性の観点から使用が禁止される事が殆どである。

小麦粉やチョーク等、粉末を装填しない。(係争の元である)

室内戦等、特定の場所における意図的な跳弾狙い。
一部、閉所となったフィールドや特定箇所では跳弾狙いの射撃はバランスを崩す恐れがある為、意図的な跳弾撃ちが禁止される場合がある。
その場合はレギュレーションで言及されるので良く確認する事。

法律の制限によって屋根或いは天井が設置できない建物(仮設建築物)に対して、上空からBB弾を降らす行為。
建築基準法に抵触するため、サバイバルゲームフィールド内では建物の多くを単管足場やクサビ緊結式足場等を用いて、仮設物として設置している。そのような建築物には、天井や屋根を設置する事が出来きないため、最上階は吹き抜けとなっている。
このような建物はレギュレーション上、屋根、天井がある物として扱い、建物内部では上空から降ってきたBB弾を無効とする場合がある。その場合、建物の上空から内部に向けてBB弾を降らすような射撃をしてはならない。
屋根の無い建物があるフィールドでは建物の扱いについてレギュレーションで言及されるのでよく確認する事。

服装規定

眼球保護具(防弾グラス・ゴーグル)

BB弾飛来の恐れのある危険エリア及び戦闘エリアに立ち入る者は如何なる者も 耐弾性能を満たした眼球保護具の着用義務が生じる。これを反故にする事は絶対に許されない。

一般に眼球保護具の種類は以下に分けられる。

1.シューティンググラス

目の周辺と保護具が密着していない部分があるため、その隙間から通った弾丸が眼球に命中する危険性がある。

2.ゴーグル

目の周辺と保護具が密着しているため、弾丸があらゆる角度から飛来しても安全性が期待できる。

3.フルフェイスゴーグルもしくはフルフェイスマスク

顔面全体を保護しているため、最も安全性に優れている

1は安全性の観点からレギュレーションによって使用禁止となる可能性がある。 しかし、近年は軍用規格の物も流通しており、あらゆる角度の被弾に対して安全性の高い製品も存在している。
また、1と2は眼球とその周辺までしか保護できないため、マスクやタオル、スカーフ、ベール、ストール、マウスピース等を併用した保護が推奨される。

レギュレーションによっては顔面全体の保護を求められる場合があるため注意。

服装

常識的範囲内では特に規定はない。 但し、動きやすい長袖、長ズボン、運動のし易い靴、手袋、帽子の着用が推奨される。 フィールドによっては草木の切り傷、虫刺され、毒蛇に噛まれるといった可能性があるためである。

 また、法定限度威力に近い遊戯銃で至近距離から撃たれた場合、内出血、外出血、前歯が欠けるなど、状況や条件によっては負傷しかねない。

レギュレーションによっては長袖、長ズボン等の着用が義務づけられる場合があるので注意。

なお、余談だが負傷や熱中症のリスクを承知の上でならばコスプレ等も可能。参考までに筆者は下記の様な人物を目撃した事がある。無論、奨めはしない恰好もある。

例:女子高生。魔法少女。着ぐるみ。海水パンツと蝶の装飾をした防弾ゴーグルのみの変態紳士。マリオブラザーズ。ルパン三世。サンタクロース。妖怪。等々とちょっとしたコスプレ会場となる事もある。

但し、防御が薄い格好をするプレイヤーの多くは危険性を熟知しており、 至近距離の戦闘を避ける、藪を迂回する、危険性を察知した場合に自らヒットコールを上げて退避する、咄嗟に顔面を手などで防御する等といったプレースタイルで危険を軽減しているため、容易にマネしない事。
実際に怪我を負ってしまった場合、加害者は被害者と同等あるいはそれ以上に精神的ショックが大きいのだ。しっかりとした服装もマナーの一つ。負傷のリスクが目に見えているときはしっかり防護する事。上記のようなプレイヤー達も閉所や室内戦では厳重な防護をしている者が殆どである。

なお、厚着や装身具の着用による重装備でも問題が無いが、ヒット判定が甘くならない様に注意する事。きちんと被弾に気が付く限りは、鎧だろうが荷物満載リュックだろうが、耐爆スーツだろうが問題ない。

過度の服装によって被弾に気が付かないとみられた場合、審判員によって警告ののち、服装に制限を受ける可能性があり、最悪ゾンビ行為として摘発される事もある。

識別マーカー

チーム戦の場合、両者を区別するために識別マーカーの着用が義務付けられる。
一般的には赤、黄色の腕章が用いられる。
この腕章は色つきガムテープで代用される事も多い。(糊が付くのでマーカーは持参することを筆者は推奨する。)

マーカーは一般的には両腕の肘と肩の間に装着される。また、これに加えて誤射防止にその他の部分に着けても良い。

夜間戦闘時にはサイリュウムに代表されるケミカルライトが用いられる事がある。上記のマーカーに加え、背中等に着用することが求められる。

装備品規定

エアソフトガン

日本国内では威力上限が0.98Jに定められている。これに適合した物を使用する事。また、地域によっては青少年保護育成条例にて18歳未満、及び学生による0.135J以上の威力を持つエアソフトガンの所持、使用が禁止されているので確認する事。

なお、フィールドによってJ値の上限は異なるので良く確認する事。

また、隣家が近いフィールドでは流速チェーンに代表される爆音銃や訓練用音響弾の使用が禁止される事がある為、注意。

手榴弾、地雷は上記の通り、レギュレーション上で規制される事がある為、注意。

基本的にはゲーム開始前に弾速計によって威力チェックをし、基準をクリアした物しか使用できない

基本的に使用が禁止されている攻撃手段足りえる製品一覧

40mmスラッググレネード弾
40mmグレネードカートリッジによる発泡スチロールやゴム製の一粒弾(40mm弾頭)を発射する物の事。人に対しては危険。

スリングショット
明確に威力検査が出来ない物は0.98Jを超す恐れがある為、使用不可。

ペイントマーカー(ペイントボールガン)
ペイントマーカーはペイントボールで使うべき物であり、サバイバルゲームでは使用不可。

サイダーグレネード
非常に危険。軟質プラスチックの破片、治具も危険だが、至近距離の破裂で鼓膜が破れたとの報告あり。
それと破裂させる液体化合物がベトベトしており、相手プレイヤーに対して大変迷惑。

ペットボトルロケット
非常に危険。

火気を生じる物
フィールド内火気厳禁。タバコは喫煙所で吸う事。
ロケット花火等の使用は安全上論外である。

煙幕
人体に有害、及び近所迷惑。火事と勘違いされる原因になり、消防士と警察官への余計な仕事を増やし、近隣トラブルの元になるので使用禁止。

水鉄砲
相手プレイヤーに対して迷惑。電動ガンや電子機器を破壊する恐れあり。
但し、レギュレーション上、許可されたケースはある。

水風船
上記水鉄砲と同じ理由。

粉末を装填、飛散させる事が出来る製品にそれを使用した物
一部手榴弾や地雷は、粉末を装填できるが、それをゲームに使用してはならない。
人体に有害及び相手プレイヤーに対して非常に迷惑。喘息持ちの大敵である。

禁止される事がある装備品

レーザーサイト
網膜を傷つけるため、使用禁止。

高出力のフラッシュライト
白内障の原因になる為、過度に光量を持つ物は出力を下げて使用する。出力が調整できない場合は使用禁止。

暗視ゴーグル、暗視スコープ
夜間戦闘で主に使用されるが、ゲームバランスを取る為に使用禁止になる事がある。

非殺傷性の模造刀
ナイフアタックが認められる場合に装備可能。
また、ナイフアタックが禁止の場合もファッションとしての携帯は許可される。
但し、フィールドによっては刃物や鈍器足りえる形状の物品の所持自体が禁止されている場合もあるので注意。

実刃を持つ刃物
非常に危険なため、所持厳禁。円匙(シャベル)を含む場合あり。

無線機の使用について

日本国内の法律に適合した特定小電力無線を使用する事。

放射性物質を用いた製品(スコープ、アイアンサイト等)

日本国内の法律に適合した物を使用する事。

フィールド外マナー

銃の取り扱い

取り扱い説明書をよく読み、使用法を熟知しておく事。
使用しない時は不用意に作動しない様に銃本体に残る弾丸を抜き、バッテリーやガスタンク、マガジンを外して保管するのが望ましい。
銃口を不用意に人に向けない。 不用意に銃口を覗かない。
迷惑になる場所、迷惑になる時間帯に発砲しない。
許可された場所以外の公衆の面前に銃を晒さない。また、許可の得ていない場所で発砲しない。
サバイバルゲーム等の了解を得た相手以外を撃たない。動物を撃たない。
法律を守る。悪戯半分で改造しない。
銃を手に取る時は常にどのような状態か確認してから手にする事。(安全装置の状態の確認等)
銃の持つ危険性を十二分に理解する事。 銃に関しての物騒な発言や行動は慎むこと。
ガス缶、ガスガンのマガジン等、ガスを用いている物は高温になる場所に保管しない。
子供等に悪戯されないように保管場所に注意する。
未成年者及び学生は所持する際、地域によっては青少年保護育成条例にて所持が禁止、制限されている場合がある事を留意する事。

会場及び帰宅までの移動時マナー

遊技銃、ゲーム用の装備品は露出させず、バック、ケース等に収納して携帯する事。不用意に作動しない様に弾丸を抜き、バッテリーやガスタンク、マガジンを外して携帯するのが望ましい。

また、銃の暴発防止措置は最も怠ってはならない。

迷彩服等に代表される戦闘服は移動中には着用しない。会場内で着替える事。自家用車等で移動する際も同様である。(警察官の余計な仕事が増えるので絶対に守る事。)

フィールドに入場する際等、時間指定がある場合は時間は守る事。遅れる場合はフィールド管理者やゲーム管理者に報告する事。

セーフティーエリア(安全区域)

安全区域内では銃に弾丸、及び弾倉の装着は原則として禁止される。これは暴発を防止するための安全措置である。 また、空撃ちも禁止である。(現実の暴発事故の原因は弾が入っていないと思って引き金を引いたら銃本体に装填されていたという事が多い。)
銃の安全管理は徹底する事。特に銃口の向きには要注意。安全装置がある銃については確実にかける事。

作動チェックはゲーム時間外にフィールド内かシューティングレンジで行うものである。

非着脱弾倉式小銃、リボルバー、ガス式カート弾や手榴弾や地雷等の事前装填が必要な物は安全装置をしっかりとかけた上、 暴発に十分注意して装填する。特に安全装置が無い銃やグレネードカートについては装填後、直ぐにホルスター、ポーチに仕舞うなど、万が一の暴発時に弾丸が飛散しない様に措置を取ることが求められる。

テーブルや席は限りが有る、専有せず、席を詰めるなど出来るだけ譲り合いの精神を持つ事。

ゴミは基本持ち帰る事。フィールドで処理をしてくれる場合はしっかり分別する。特にガス缶と電池は爆発物になり得るため、注意する事。(過去にフィールドで焼却処理する際にこれらが混入して軽度の破裂事故が起きている。)

安全区域は休憩所であるため、周りへの配慮には十分注意する事。特に昼休み中は昼寝をしている者もいるので無暗に騒がない事。

受付や弾速チェック、昼食の受け取りや射撃場待ちの列等は割り込まない。

参加中はなるべく飲酒をしないように。熱中症、判断能力の低下による事故の元である。フィールドによっては禁止されている。

セーフティーエリアでは多くの人が素顔である。撮影を行う者はむやみやたらに撮って回らない事。許可が不明の場合は管理者に問い合わせる事。撮影禁止の場合は撮影をしない事。被写体に許可を得る事。
インターネット上に公開する場合、個人が特定できないように、状況によってはモザイク処理を行う等、十分に配慮する事。不特定多数の人物が揃っている場合、セーフティーエリア内の様子を撮影する事を自粛した方が良い場合もあるのでよく状況を読む事。

シューティングレンジ(射撃場)

安全区域に隣接しているため、遊戯銃の扱いに十分注意する事。

跳弾の飛来の恐れがある場合は保護具の着用が求められる。

また、射撃後は弾倉を外し、銃内部に残る残弾を処理してから退場する事。

専有せず、出来るだけ譲り合いの精神を持つ事。

射撃場がフィールドと隣接している場合、ゲーム中は使用禁止となる場合が多いので注意する事。(ゲーム中プレイヤーの発砲音と混ざり、ゲーム進行を妨害してしまうため。)

ゲーム開始前のインフィールド、開始位置までの移動中

眼球保護具を着用してからインフィールドする事。

移動中は無暗に発砲してはならない。(移動中のプレイヤーや審判員に命中する危険性がある。休憩時間中にフィールド内で試射する時は人に注意する。)

移動時間中に開始位置まで間に合わず、ゲームが開始されてしまった場合、失格となる場合がある。

時間はしっかり守る事。ゲーム開始時間までに戦闘準備が間に合いそうに無い時は、参加を見送る事。

フィールド内マナー

周りへの配慮

安全に注意する事。また、周りに十二分に配慮し、自己中心的な振る舞いを慎むこと。(通路に陣取り進行を妨害するなど。)

言動

サバイバルゲームでは死ね。殺せ。死んだ。殺した。kill等、殺人を直接連想させる言動は禁句である。
近年軽視される傾向があるが十分に注意する事。これらは暴言として扱われる。
特に対戦相手には言ってはならない。

倒した、排除した、やっつけた、やられた、撃たれた、撃った、ダウン等は直接的ではないので問題ない。

その他恫喝的な言動、恐喝的な言動、不適切な言動は慎むこと。言動によって他人を不快させない事。

なお、映画やアニメなどのワンシーンの再現など、ネタとしての言動は場合によっては問題にはならない時もある。勿論、知らない人にいきなり言うのは勘違いされるので止めた方が良い。

他人のヒット判定

プレイヤーは他人のヒット判定をしてはならない。ヒット判定が出来るのは被弾した本人と審判員だけである。これは係争を防ぐため徹底する。

ゾンビ行為を疑った場合は審判員やゲーム管理者に報告するにとどめる事。

また、相手のヒットコールが無い状態で勝手に命中を確信し、クリア(制圧の意)やダウンと言った言動で間接的にヒットコールを求める行為も慎むべきである。

また、相手に命中したと思っている弾丸のほとんどは外れていると言う事を覚えてもらいたい。相手のヒット判定を疑い審判員に報告する前に、まず自分の射撃を疑う事を推奨する。

ちなみに、遠距離からの射撃、相手が前方の射撃に集中している、装備品に命中、走っている最中に命中といったケースでは相手が本当に気が付いていない事がある。その場合は寛大な気持ちで構えるべきである。ある程度被弾に気が付かないのは仕方が無い物である。大らかに行こう。
遠距離で気が付かないならば距離を詰める、装備品に当てても気が付かないならば別の部位を狙う等、相手が被弾した事が分かりやすいように射撃する事もサバイバルゲームの射撃マナーの一つである。大らかに頑張ろう。

至近距離の撃ち合い時の注意

至近距離の撃ち合いでは、顔面や肌の露出した部分への射撃は控える事。
また、出来る事ならばセミオート等で必要以上に撃たない様に気を付ける事。
(ちなみに背面をとった時に、痛くない様にと臀部(尻)を狙う人が多いが、臀部よりは腰や背中を狙った方が痛みは少ない。これは筆者の実体験に基づく。マジでお尻は痛い……勿論、個人差はあるので参考程度に。)

ゲームスタイル

決して無理をしない事。熱中症や負傷は周りへ迷惑をかけるため、無謀なプレーは慎むこと。

遭難しない

冗談で言っているのではない。

一部の森林や山岳フィールドでは本当に遭難しかねない場所もある。遭難者が出た場合、捜索でゲームが中断されるので気を付けるように。遭難した上で負傷したら目も当てられない事態に陥るのは言うまでもない。

フィールドアウトする際の銃の残弾処理

フィールドを出る場合は、銃の弾倉を外し、銃本体に残された残弾を処理した上で安全装置をかけてから退場する。残弾を処理する際に発砲する場合、残弾処理ボックスに向けて撃つか、安全に気を付けて足元に撃つ事。

フィールドに放置された銃や装備品について

落し物は拾っておき、フィールドスタッフに届ける事。鹵獲して使用してはならない。ネコババは論外である。
但し、戦略行動上の理由で一時的にその場に置いてあるだけの事もあるので要注意。(立てかけてある小銃等)その可能性が考えられる場合は場所を覚えて、スタッフに報告するだけに留めた方が良い。

なお、手榴弾が拾われて運営に預けられている事を知らずに、フィールド内を延々と探し回るゲーマーの光景は実際に良く見られる。
もっとも、手榴弾の捜索事故はアナウンスをしっかりしない運営側に問題があると言えるので、拾って置いて貰う事自体は使用者にとって有難い事ではある。

他人の物と紛れる可能性のある備品にマーキング

手榴弾や地雷は使用後に回収しようとした際、マーキングをして識別可能にして置かないと他人の物と見分けがつかなくなる可能性があるため、何かしら印をつける事が望ましい。

また、頻繁に弾倉や拳銃を落とす者はそれらの備品にもマーキングをして置く事を推奨する。安心がほんのり増す。

誤射等を起こした時について

気が付いた場合、被害者に素直に謝罪する事。ごめんなさいの一言があるか無いかでその後の雰囲気が180度変わるのである。

誤射を受けた時について

怒らない事。人間には間違いが付き物である。ただし、明らかに故意に受けた等の悪質と呼べる者については任意でスタッフに報告する事。係争の原因になるため、加害者本人に異議を直接申し立てない事。

撮影について

定例会や交流戦、大会等ではゲーム中のフィールド内の様子を撮影する事は、基本的に禁止されていない事が多いが、ミーティング時に撮影NGの人物がいた場合、その人物を撮影しないように注意する。
但し、ビデオカメラを用いた動画撮影等では写真と違い、意図しない人物を撮影してしまう事もあるので難しい所である。特にインターネット上に公開したい場合は大きな懸念となるだろう。極端な例として、大事を取って撮影事態を自粛する事も一つの選択肢たりえる。最低でもその該当者が特定可能なほど明確に映ってしまった場合、特定できないように動画を編集してから公開する事を推奨する。
 
特に問題ない場合でも、インターネット上に公開する際、素顔が分かる恰好をした人物には状況(見ず知らずの人で、ズボンがパンツを残して落ちたとかいわゆる撮影事故等で気になった場合。本人が泣きそうな恥は隠してあげよう。)によっては、モザイクを施す等、個人が特定できないように配慮する事を推奨する。また、不適切なシーンや音声は不快感を示す視聴者が居るので削除する、差し替える等とあくまで任意であるが編集する事を推奨する。(過失の違反や暴言等が意図せずたまたま入ってしまった等のケース。)

運営より撮影が禁止されている場合は撮影しない。

悪質なルール・マナー違反者摘発を狙い、実際に違反者を撮影した動画があるが、倫理的に不快感を示す人(違反者ではない第三者)がいるという事を十二分に留意する事。曖昧な動画で断定し、冤罪を生むような事はあってはならない。また、個人情報を特定しかねない物として公開した場合、法的措置を受ける可能性がある事は忘れてはならない。上記の理由から、摘発動画は扱いが非常に難しい物であるため、推奨はできない。

総括

最後に。

サバイバルゲームとは同好の趣味を持つ者同士が集い、お互いが楽しく遊ぶためのスポーツである。

スポーツとは歴史に生じてきた非暴力化(文明化)の傾向を直接身体で表象する実践形式の一つでもある為、サバイバルゲームを単純に戦争の真似事で不謹慎と揶揄する事は適切とは言い難い。
(ただし、戦争ごっこと言えば伝わりやすいのは事実である。だが、ごっこ遊びと争いは別物である。)

もし、不適切な言動が飛び交い、相手を蔑ろにしたプレーが横行すれば、それは遊びである筈のサバイバルゲームではなく、本当の意味での戦争の真似事となってしまう。
もっとも、ルールとマナー、法律を守らない者がサバイバルゲームに参加していた場合、その者は社会常識の静かな厳しさと恐ろしさを垣間見るだろう。

あくまで遊び、スポーツである為、相手への敬意と思いやりを忘れずにプレーをして欲しい。
正しいサバイバルゲーマーの多くが紳士、淑女と呼ばれる所以はここに尽きるのである。

・・・・・・なるほど、良く分からん。と、言う人へ。長々と記したが、

要は常識があり、人の話がきちんと聞ける社会性を持っている事。
安全に十分気を付ける事が出来る事。
お互い見ず知らずでも皆で楽しく遊ぶ事ができる健全な精神と最低限の健康とお金を持っている事。

以上の三行が出来ていれば自然とルールとマナーは守れるので、難しく考える事はない。
サバゲーは結局、常識を逸脱しない限り、皆で仲良くそれぞれが楽しく遊べればそれで良いのだ。

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