セイバー(Fate/EXTRA)とは、原作担当のTYPE-MOONと、イメージエポックが開発、マーベラスエンターテイメントから発売されたPSPの対戦型ダンジョンRPG、『Fate/EXTRA』に登場するサーヴァントである。
CV:丹下桜
なお、サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照のこと。
主人公がムーンセルの聖杯戦争でパートナーとして選択することになる3人のサーヴァントの内のひとり。
原作である『Fate/stay night』に登場するサーヴァント、セイバー(Fate/stay night)に容姿が似ているが、全くの別人。
声優も川澄綾子ではなく、丹下桜が担当している。
自身を万能の天才と豪語して憚らない尊大さと、寂しがり屋でかまってちゃんな面が同居した非常に愛らしい少女。
女王系ワンコキャラと評されることも。
美しいものが大好きで、芸術をこよなく愛する。
美少年好きの美老年好きで、美少女はもっと好き。
青セイバーよりも更に小柄ながらも打って変わってボリュームのある胸を強調し、前面がシースルーのスカート、背中の大きく開いた赤いドレスを堂々と身に纏った華やかな装い。本人に言わせれば「きちんと」男装しているとのこと。ちなみに古代ローマの男性はズボンを穿かず、トーガと呼ばれる一枚布を身に着けるのがならわしであった。
余談ではあるがこのことについて、『TYPE-MOONエース』のおまけDVDにて、アーチャー(Fate/stay night)に「男装の麗人」から「一部男装をしている少女剣士」にキャッチコピーを改めるべきだと指摘された。
なお、透けて見えているのは下着ではなくレオタード。パンツじゃないから恥ずかしくないもん!
戦闘では自ら鍛えた深紅の大剣、隕鉄の鞴『原初の火(アエストゥス・エウトゥス)』を用いた剣戟戦を得意とする。
真名は(ネタバレなので反転)ローマ帝国の悪名高き暴君として知られる五代皇帝ネロ。
史実では男性だが、「花嫁として男性と結婚した」という逸話からか、本作では女性となっている。
主人公との会話で口走りかけた最初の名はルキウス・ドミティウス・アヘノバルブス。四代皇帝クラウディウスの養子となった際にネロ・クラウディウス・カエサル・ドルーススとなり、皇帝に即位してネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスとなった。(反転ここまで)
商標等では「セイバーエクストラ」と表記されることが多いが、ファンや原作者の奈須きのこの間ではもっぱら「赤セイバー」「赤王」の通称が定着している。
CCCでは花嫁衣裳風のライダースーツ(実情は拘束具)を纏って登場。こちらは「セイバーブライド」「嫁セイバー」「嫁王」等と呼ばれる。
新登場した赤ランサーはセイバーの最大のライバル兼ドル友であり、彼女とは幾度も火花を散らすこととなった。
| 筋力:D | 耐久:D | 敏捷:A | 魔力:B | 幸運:A | 宝具:B |
| 対魔力:C | 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。 彼女自身に対魔力が皆無なため、セイバークラスにあるまじき低さを誇る。 |
| 皇帝特権:EX | 本来もち得ないスキルも本人が主張することで短期間だけ獲得できる。 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。 このスキルランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。 |
| 頭痛持ち:B | 生前の出自から受け継いだ呪い。 慢性的な頭痛持ちのため、精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。 せっかくの芸術の才能も、このスキルがあるため十全には発揮されにくい。 |
安定して高いパラメータが売りのセイバークラスでありながら、筋力・耐久が低く、敏捷・魔力・幸運が高いという非常にピーキーな能力を持つ。本来であればセイバークラスの条件を満たしていないのだが、にもかかわらずセイバーとして召喚されたのは、彼女の最大の特長であるスキル「皇帝特権」の恩恵である。
セイバーの皇帝特権がEXという規格外のランクを持つのは、皇帝の持つ強権や彼女の生前のワガママぶりのみならず、真実彼女が万能の天才だったからである。生前彼女はその旺盛な好奇心を発揮して大抵の職技を経験しており、また自己解読でコツを掴むことのできる天才だった。もっとも、バッドスキル「頭痛持ち」と生来の飽きっぽさからすぐコツを忘れてしまうのだが・・・。
ゲームでの性能は初心者向きのバランスタイプ。上記のパラメータ評価とは異なり、ゲーム中ではMP、魔力の成長率がやや低いことを除けばどれも平均的に伸びる。特にHP、筋力の成長率が味方サーヴァント3人の中で最も高く、「レベルを上げて物理で殴ればいい」を地で行くキャラ。
一方、CCCでは新加入のギルガメッシュとイベント加入の赤ランサーにHP、筋力で劣り、最強スキルの攻撃力は味方サーヴァント中最低と相対的に弱体化。
おまけにMPの成長率も一人だけ低い(セイバー:6.8、その他:8.0)のでスキルによるゴリ押しがし辛く、ボス戦で苦戦しやすい。通常攻撃のチェインの補正が高いという利点はあるものの、それを活かすためには相手の手を的確に読み切らねばならず、前作とは逆に味方サーヴァント中もっともテクニカルなプレイを要求される仕様になった。
招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)
正式名称はアエストゥス ウストゥス・ドムス・アウレア。彼女がローマに建設した劇場を魔力によって再現したものであり、自己の願望を達成させる「絶対皇帝圏」。この宝具を使用している間は、相手の能力を弱体化させて自分に有利な空間を創り出すことができる。
「自分は楽神アポロンに匹敵する芸術家」と豪語し、自身の芸術性を疑わなかった彼女のみがなせる、固有結界とは似て非なる大魔術である。
一時的に世界の上に別世界を上書きする固有結界と違い、世界の上に一から建築するので非常に長持ちする。
セイバーの任意による増改築が可能であるらしく、他にも「白銀工房」や「灼熱厨房」といった亜種があるとかないとか。
ゲームでは発動時に相手に筋力貫通ダメージを与え、3ターンの間相手の筋力・耐久を低下させる。
また、宝具展開中のみ攻撃スキル童女謳う華の帝政が使用可能になる。
我が才を見よ、万雷の喝采を聴け!
インペリウムの誉れをここに!
咲き誇る華の如く――開け! 黄金の劇場よ!
イベント『デッドヒート・サマーレース!』にて実装。アルトリアオルタとチーム「タイラントシューティンスター」を組んでレースに参加する。
| 筋力:D | 耐久:D | 俊敏:A | 魔力:B | 幸運:A | 宝具:A |
| 暴走特権:EX |
皇帝特権の変化版。オリンピアでの逸話より所持。 なにがあっても一位になるぞ。不正はなかった…いいね? 自身のNPを増やす 自身のHPが50%以下の間NP獲得量がアップ |
| 夏に夢を:A | 他の水着キャラのビーチフラワー等に当たるスキル。 なぜか消失した。 |
| 七つの冠:C |
その香は剣を厚くし、また鎧を尖らせる。 在り方は曖昧になりクラス不利は意味を成さない。 ■■は海より来たる。 見るがいい、潮騒に煙る七つの首を。 地に富を築きし者たちよ、その欲望を黄金の杯に注ぐ時だ。 自身の攻撃力をアップ 自身の防御力をアップ 自身にクラス相性の防御不利を打ち消す状態を付与 |
| 死なずのマグス:A |
宮廷魔術師であるシモン・マグスより学んだ魔術を行使する。 シモンは首を切断されても復活する魔術を使用したという。 仲間に対し一時的な不死と獣の如き力を与える。 味方単体にガッツ状態を付与(1回) 味方単体の攻撃力をアップ |
| 騎乗:B |
騎乗の才能。魔獣・聖獣以外であれば十全に乗りこなす。 得意分野は戦車(チャリオット)だがお尻が痛くなるので敬遠している。 レースイベントでの乗騎は「レッドヴィーナス」 自身のQuickカードの性能をアップ |
| 陣地作成:A+ |
魔術師として有利な陣地を作成する。 劇場を作った逸話とコロセウムの経営手腕から破格のランクでゲット。 自身のArtsカードの性能をアップ |
| 道具作成(奇):EX |
様々な道具を作る才能。背中に付いているパイプオルガン風レーザー砲は自作。 でも美意識が割と外れ気味でできるものには値打ちが付かない。 自身のHP回復量をアップ |
誉れ歌う黄金劇場(ラウダレントゥム・ドムス・イルステリアス)
ランク:A / 種別:対軍宝具 / レンジ:0~60 / 最大捕捉:500人
黄金劇場にパイプオルガン風レーザー砲門が付いた。さらに海の中からせり出す野外ステージになっております。
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最終更新:2025/12/13(土) 01:00
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