テリーとは、ドラゴンクエストⅥに登場するキャラクターである。
デザインは鳥山明。
ひたすらに強さを求める孤高の剣士。
強さを求めるあまり悪しき道へ走ってしまうが、改心して主人公の仲間になる。
昔は姉のミレーユと共に、ガンディーノに住むごく普通の少年であった。
しかしミレーユが当時のガンディーノ王の暴政の犠牲となり、城に奴隷として連れ去られてしまった際、それを助けられなかったのが心に大きな傷を残した。
姉を助けられなかったのは自分が弱かったからであるとし、ガンディーノを出てからはひたすらに強さを求めるようになった。強さを求める一環として強い剣も常に探しており、アークボルト王家の家宝・雷鳴の剣を手にした後、伝説のラミアスの剣をも手にしようとするが、ラミアスの剣はぼろぼろに朽ちて使い物にならなくなっていたため、主人公に譲り、諦めて立ち去る。
上記の通り彼が強さを求めて旅をする大元の理由は姉のミレーユのためなのだが、主人公と共に旅をするミレーユと何度も道中ですれ違っているにも関わらず、ミレーユの存在に気づく事が無かった。
最終的にはデュランの元へ走り、ミレーユ本人に向けて剣を向ける事になってしまう(ミレーユをパーティに入れてデュラン戦に臨めば)。テリーを倒しデュランを倒した後、ミレーユの口からようやく真実が告げられ、憑き物が落ちたように仲間になる(無愛想な性格は完全には直っていないが)。
月刊少年ガンガンに連載されていたDQ6漫画では「強い剣」を求める理由がより詳しくつけられており、姉のミレーユを連れ去ろうとするヤクザに対してナイフで切りかかったものの、ナイフが折れてしまいあえなく蹴り飛ばされてしまう。
そのため、姉を助けられなかったのは「武器が弱かったからだ」と強く思うようになっており、強い武器を手にする事に人一倍執着を持っている。
デュランに懐柔された時も、絶大な破壊力を持つ、しかし呪われており意識を支配される破壊の剣をエサにされたかのような形であった。(ゲームでは破壊の剣は所持していない、と言うか登場しない。ゲームでは雷鳴の剣を持って襲ってくる)
加入した時点でのレベルはそれなりに高いが、仲間になる時期が遅く、その時には主人公一同のレベルも高くなっていて、お荷物状態に…ということが多い。巷では「ドランゴ引換券」などと呼ばれてしまっている。
本作では微妙な扱いだが実際のところは主人公になる予定だったらしく、堀井雄二は「初期設定ではテリーが主人公だったが感情移入しにくいと思いやめた」とコメントしている。また、鳥山明が最初の描いた”幻のボツ主人公”のイラストがテリーと良く似ている。
発売前の堀井雄二は、「魔族が人気なのでⅥの主人公はそろそろ魔王にしようと思っている」とコメントしているので、ドラゴンクエストⅣ・ドラゴンクエストⅤ・ドラゴンクエストⅥの天空3部作のストーリーをまとめるとエスタークに該当すると主張する人たちもいる。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』では主人公に抜擢される。
リメイク版ではステータスが強化された。
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最終更新:2025/12/11(木) 22:00
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