ドラゴンクエストVI 幻の大地 単語


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ドラゴンクエスト > ドラゴンクエストVI 幻の大地
 
タイトルロゴ
ドラゴンクエストVI 幻の大地
基本情報
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 スーパーファミコン
ニンテンドーDS
iPhone/iPad/Android
発売 エニックス
(現:スクウェア・エニックス)
開発 SFC:ハートビート
DS:アルテピアッツァ
発売日 SFC:1995年12月9日
DS:2010年1月28日
アプリ:2015年6月11日
価格 SFC:11,480円
DS:5,980円
アプリ:1,800円
その他
  • DS:すれちがい通信対応
ゲームソフトテンプレート

ドラゴンクエストVI 幻の大地』とは、エニックス(現・スクウェア・エニックス)が1995年12月9日に発売したスーパーファミコン用ゲームソフト。略称はドラクエ6、DQ6。
ドラゴンクエスト』シリーズの本編第6作目。

概要

 ドラゴンクエストIV 導かれし者たち、ドラゴンクエストV 天空の花嫁から続く「天空三部作」の一つ。
 システム面ではドラゴンクエストIII そして伝説へ…以来の転職システムが復活した。

 ストーリー面では夢の世界と現実の世界を行き来するというもの。現実と夢の世界を行き来し、最終的には「自分探し」の旅に発展するなど独自の作風である。その複雑な世界構成のためか前作まであった昼夜の流れは廃止された。

 長らくの間リメイク作品は存在しなかったが、2007年夏にニンテンドーDSでのリメイク決定がアナウンスされた。以降発売日は長い間未定だったが、『週刊少年ジャンプ』2009年第42号にて情報が公開され、2010年1月28日に発売された。2015年6月11日にはアプリ版も配信された。

天空三部作である事について

 ドラゴンクエスト1~ドラゴンクエスト3のロト編も三部作であった事、そしてそれらは最後に発売されたDQ3が時系列で最も前の時代の物語であった事から、DQ6もDQ4・5天空編の一部ではないかとファンの間では長らく囁かれていたが、SFC版の時点で天空編と関連付ける事が出来た要素は以下の3つ程度であった。

  • DQ6に登場する「ゼニスの城」の内部構造がDQ4・5にある「天空城」とほぼ全く同一
  • 主人公専用の武具「ラミアスの剣」他一式のデザイン(攻略本イラストより)が、DQ4・5の天空の武具一式とほぼ同じ
  • エンディングにて、ゼニスの城が後の天空城を思わせるような顛末になる

 ロト三部作では、時代が違っても同じ地域はほぼ同じ地形で同名の町や村が登場するなど、同一の世界である事がはっきりと示されていたが、DQ6はその後に来るはずのDQ4と世界の地形が全く異なっている。
 また、地名などを関連付けるのなら「ダーマ神殿」と言う名前まで一致する場所が登場している事や、ロト編の重要人物「精霊ルビス」と同名のキャラクターが登場する事から、天空編ではなくロト編との関連を疑う要素も無いわけではなかった。

 そのため、DQ6が天空編に含まれるかどうかはファンによってまちまちであり、上記のロト編関連の要素もあって「どっちも単なるセルフパロディなのではないか」と言う見方もあったりして、長い間統一的な見解が出ずにいた。(もっとも、地形が異なる事については、明確に同じ世界の後時代である4→5でもかなり別物になっているため、判断材料にはなりづらい)

 しかしこのことについて、堀井雄二氏がインタビューにて「DQ6天空城が出来た"いわれ"としての物語。夢の世界が消えてお城だけが残ったみたいな」と述べている。
 そしてニンテンドーDS版では、あるイベントによって「4・5と同一世界で4・5よりも前の時代の話である」と明確に示され、天空編の最古の物語である事が確定した。

転職システム

 DQ3にのみ登場していた転職システムと、転職を行う「ダーマ神殿」が久しぶりに登場。
 ただしそのシステムはDQ3のそれとは全くの別物と言っていいほど変わっており、どちらかと言えばFF5のジョブチェンジシステムに近い。

 DQ3における転職は職業ごとにキャラが固定されており、転職すると転職前に覚えた呪文と能力値を引き継いだだけの、全く新しいキャラクターをレベル1から育て直すシステムであった。
 しかし本作ではキャラクターのレベルと職業のレベルが別に用意されており、転職をしてもキャラクターのレベルはそのままで変わらないし、装備できる武具の種類も変わらない。職業はキャラクターに対してステータス補正や特殊能力、覚える特技などを後付けするだけに留まっている。

 職業は主に「基本職」「上級職」「モンスター職」の3種に分類される。
 基本職は誰でも無条件で就く事の出来る職業で、文字通り基礎的な特技を覚えて行く傾向が高い。
 上級職は特定の職業を極める(職業レベルを最大にする)事が条件になっている職業で、発展的な特技を覚えたり、より強いステータス補正や特殊能力を持っている事が多い。
 モンスター職は「○○のさとり」と言うアイテムを持っているキャラクターのみがなれる特殊な職業。転職すると「さとり」アイテムは消えるため、「さとり」がある数だけしか転職させられない

 先述の通り、経験値を積んでレベルアップするキャラクター自体のレベルとは別に職業のレベルが存在する。職業のレベルは最大で8であり、レベル8になるとその職業を極めた事になる。
 職業レベルごとに何回戦闘を行えばレベルアップするのかが定められている。経験値量に関係なく純粋に戦闘の回数のみでカウントされるが、キャラクターのレベルに対してモンスターのレベルが低すぎる地域ではいくら戦ってもカウントされない

 職業のレベルを上げると、上がったレベルに応じて呪文や特技を覚える。一度覚えた呪文・特技はその後如何なる職に転職しようとも忘れる事は無く、いつでも使える。従って、全ての職業を極めていけば、職業によっては覚えられないごく一部の特技を除き、全ての呪文・特技をコンプリートする事が可能となる。

 職業によって、職の特徴を反映する形でステータスに補正がかかる。
 よく「HPを重点的に伸ばすためには戦士の状態でキャラのレベルを上げないといけないんですか」というような質問があるが、どの職業の状態でレベルを上げても最終的なステータスは変わらない。全て基準となる無職の状態のステータスで計算し、職業補正は最後にかかっているだけである。種や木の実などによる上昇についても同じ。

 また職業によって、呪文や特技以外に特殊な能力を持っている事がある。
これはその職業に就いている間のみ有効で、違う職業に転職すると失われる。引き継ぐ事は出来ない。

基本職 上級職
戦士 剣技を中心に覚える。
力・HPが非常に高いが素早さは低い。
バトルマスター 戦士と武闘家を極めるとなれる。
剣技・格闘技の強力な技を覚え、
相手の攻撃を打ち払って無効化する事がある。
HPや力が非常に高い。
武闘家 格闘技を中心に覚える。
力やHPは戦士に及ばないが
素早さが高い。
魔法戦士 戦士と魔法使いを極めるとなれる。
呪文を織り込んだ剣技の他、一部特殊な
呪文を覚える事が出来る。
僧侶 回復呪文を多く覚える。
そこそこのHPとそこそこのMPを持つ。
パラディン 武闘家と僧侶を極めるとなれる。
自己犠牲で他人を守る特技、聖なる力で
攻撃する特技を覚える。
また攻撃時に一撃で相手を倒す事がある。
魔法使い 攻撃呪文を多く覚える。
かしこさ・MPは高いが力・HPなどが
大幅に下がる。
賢者 僧侶と魔法使いを極めるとなれる。
強力な上級呪文を数多く覚える他、MPが非常に高く、
さらに呪文の消費MPも下がってゆく。
踊り子 踊りを覚える。
ステータスは全体的に低めだが
素早さとかっこよさは高め。
スーパースター 踊り子と遊び人を極めるとなれる。
踊りスキルや派手なスキルを覚える。
かっこよさが非常に高い他、戦闘中に敵が見惚れて
攻撃してこない事がある。
盗賊 探索に役立つスキルを多く覚える。
素早さが高く、敵からアイテムを
盗む事もある。
レンジャー 盗賊と商人と魔物使いの3つを極めるとなれる。
自然の力を生かしたスキルなどを覚える他、
敵から逃げるのが成功しやすくなる。
なお、魔物使いの上級職ではあるが、
魔物を仲間にする事は出来ない。
商人 アイテムに関する特技を覚える。
戦闘終了時に少し余分にゴールドが
手に入るようになる。
魔物使い モンスターを仲間にする事が出来る。
火炎の息などモンスターに
似たような特技を覚える。
勇者 主人公はバトルマスター・賢者・スーパースター・
レンジャーのいずれか1つを、それ以外のキャラは
この4つを全て極めるとなれる。
勇者専用の強力な特技を覚えて行く他、
戦闘中にHPが自動的に回復してゆく。
遊び人 ステータスは低く、戦闘中勝手に
行動する事もある。覚える特技は
補助系のものの他は遊び。
モンスター職
ドラゴン 「ドラゴンのさとり」を持っているキャラのみなれる。
ドラゴンらしくブレス系の特技を覚えて行く他、敵との遭遇時に敵が驚いて隙を見せる事がある。
また力やHPが非常に高い。
はぐれメタル 「はぐれのさとり」を持っているキャラのみなれる。
HPが極端に低下するが、みのまもりと素早さが桁違いに高くなる。また極めるとモンスターのはぐれメタル同様、
殆ど全ての呪文・特技による攻撃を受け付けなくなる。
隠し要素的職業であるためか、本来なら特定のキャラしか覚えない特技を覚えられる。

ファンによる評価

 本作は、シリーズの中でも賛否が分かれることがある作品である。

 その一つは、転職システムの自由度が高い事である。
 それまで、DQシリーズのキャラクターは装備可能な武具、ステータス、呪文や特技によって差別化が図られていたが、このうち呪文や特技を自由に覚える事が出来るようになってしまった事で、キャラクターの個性が減ってしまった、何でも出来る万能キャラばかりになってしまう、と言う点を問題視する意見もある。
 しかし、例えばHPや力に大きく偏るハッサンを後衛支援として育てると、ステータスの噛み合わなさからミレーユやバーバラを後衛支援として育てる場合に比べて難易度はかなり上がるため、単に選択の余地が無かった従来のシステムに茨の道と言うわき道が追加されただけである、キャラの個性は十分に残っている……とする反対意見もある。また、通常プレイでゲームをクリアする分には、全てのキャラが全ての職を極めてしまう程レベルが上がる事はまず無いため、ゲーム本編が万能キャラによって面白くなくなってしまうことはまず無いという見方もある。

 DQ6はシリーズの中でもDQ4と並んでかなりの数の人間キャラクターが仲間になり、またパーティメンバー数も多い作品であるが、一人一人が主人公に近い扱いを受けていたDQ4に比べると個人個人のストーリー量も少なめな為、キャラクターそれぞれに感情移入が出来るか出来ないかで大きく印象が変わってくる作品である。加えてパーティインする事が出来るメンバーだけなら仲間モンスターも存在する(DS版では仲間モンスター制度は排除されている)。

 もちろん、装備やステータスでも十分差別化は図られているし、主人公的に重いストーリーを担うキャラクターばかりでなく、主役脇役とバランスの取れた個性派ぞろい、とメンバーを評する声もあるので、本当にこれは人それぞれといえるだろう。そこまで嫌われる奴も、酷い性能の奴も居ない……自称世界最強の剣豪は兎も角として

 ストーリー面においては、前半のムドー戦までの盛り上がりが強く、「夢と現実の世界を行き来して、因縁の魔王を倒す」と言う至極王道ストーリーなのだが、ムドーを倒すと取りあえずほぼすべての因縁に決着がついてしまうと言うストーリーの特徴を欠点として指摘する人もいる。
 ムドー戦後はダーマ神殿が復活による転職システム、モンスター仲間システム等が追加され、実はここからが本番と言う意味での仕切り直しなのだが、それまでの十分王道展開に燃えていたプレイヤーの中にはちょっと肩透し感を食らう人も少なくなかったようだ(むしろ真ムドーが強かった為に完全燃焼しすぎてしまったプレイヤーが後を絶たないとも)。

 ただし、発売前から堀井雄二氏が述べていたDQ6の本筋は「自分探し」であったりするので、その点においては至極真っ当に主人公は旅を続けていると言える。

登場人物

主人公 (ドラゴンクエストVI)主人公(ドラゴンクエストVI)
 ライフコッドに住む少年。ターニアという妹がいる。コミックス版では「ボッツ」、小説版では「イザ(イズュラーヒン)」、リメイク版では「レック」と言う名前。グラフィック上は剣を背負っているが、コミック版ではこれは「鋼鉄の剣」で、当初は重くて扱いこなせなかった。
 全キャラクター中唯一、特殊な職業「勇者」になる条件が緩い。また、ライデインをイベント習得した初めての主人公であり、序盤でルカニを覚えるなど歴代主人公でも意外と珍しい特徴を持つ。
 また本作からNPCとの会話を記録しておけるシステムが実装されているが、主人公特有の特技である「おぼえる」が「おもいだす」と言う形で実装されている。
ハッサンハッサン
 旅の武闘家。レイドック城の兵士に志願する。肉体を駆使して戦う武闘家系の特技を習得する。どういう訳か大工仕事が非常に得意であるが、本人は大工と聞くと嫌な顔をする。
 ドランゴとタメを張るほどHPと力が高く、最初から最後まで先頭に立って戦える筋金入りの前衛キャラ。MPはかなり低いので呪文職には向かないものの、MPを使わない特技は一杯あるのでどうにでもなる。
ミレーユミレーユ
 グランマーズの館に住む女性。すれ違う男性が皆思わず振り返ってしまうほどの美人。
「上の世界」からやって来た、姿が見えない人を見る事が出来、「下の世界」で姿が見えない主人公とハッサンを助けた。主人公やハッサンより先に実体を取り戻している。
 回復呪文やスカラなどを習得するが、ヒャドやイオなどの攻撃呪文も習得する。
バーバラバーバラ
 鏡の塔で出会う少女。主人公らと同じく姿が見えない存在だったが、主人公達に助けられる。力や体力はあまりないが、豊富なMPで攻撃呪文を使いこなす。
 何故姿が見えない状態なのか等の記憶が殆ど無い。鏡の塔へは、真実を映すラーの鏡の伝説を聞き、ラーの鏡になら自分の姿が映るかも知れないと考えたからだとか。
チャモロチャモロ
 神の僕と言うゲント族の長老の孫であり、自身も力の強い僧侶である。
 ミレーユと同じく後方支援系キャラクターであるが、覚える呪文は純粋に僧侶的なものばかりである。しかし男性であるからかミレーユより力などは少し高い。なぜかスライム系の防具を装備できる。
テリーテリー
 最強の剣を求めるさすらいの剣士。「青い閃光」の異名を持ち、圧倒的な実力でモンスターを打ち負かして行く。最強の剣に対する答えとしてラミアスの剣を探しており、そのために当初は主人公達と敵対する。剣を執拗に求めるのには何か過去に関する理由があるようだが……。
 なお仲間になった際には、最初から「バトルマスター」に就いている。バトルマスターは戦士と武闘家の上級職だが、SFC版では武闘家は何故か未経験であり、戦士のみをマスターした状態で仲間になる。DS版ではちゃんと武闘家もマスターした状態に改善されている。
 ストーリー的には強力なライバルキャラクターとして何度もパーティーと対立するのだが、いざ仲間になってみればマスター職業が上記の通りで、パーティの一軍からすると見劣りしてしまうケースも少なくなかったが、リメイクでは多少強化された。しかし総合すれば中々の人気者で、外伝の主人公にもなった
アモスアモス
 かつてある村に現れた魔物を退治した戦士。だが実はその際……。
 人間キャラだが、ストーリー本筋に絡むキャラではないため、彼のいる町に立ち寄らずに進めてしまう事も可能。立ち寄った場合でも、進め方によっては仲間になる前に失踪してしまうことも。
 一般兵士と同じ外見と言う、大変地味な人。その普通っぷりが微妙に人気。DS版では仲間会話の面白さから一躍人気キャラに躍り出る。
ドランゴドランゴ
 テリーに討伐されたバトルレックスと言うドラゴン。後に仲間に加えることが出来る。モンスター職「ドラゴン」に最初からなっている上、基礎的なステータスがどれも極めて高水準でまとまっており、さらには賢者にならなくても「ザオリク」を覚えるため、皮肉にもテリーの微妙さ加減をより引き立てる一員となってしまっている。
 DS版でもその強さは健在で、いくらか救済されたテリーを引き続き日陰の身にしかねないほどの存在感。と言うよりも、SFC版ではモンスターとして一般登場するバトルレックスよりも仲間としてのドランゴは呪文の耐性が弱かったが、DS版で「一般モンスターと全く同じ」耐性に変更されたため、耐久力が大幅に上昇。ヒャド・吹雪・デイン以外は殆ど無効または強耐性持ちと、元から強かったものが余計に強くなった。
 ちなみに終盤に出現する一般モンスターのバトルレックスは仲間にならない。またDS版では加入が任意である仲間モンスターの位置づけであるもののスライム系ではないため、アモスや他のメインキャラクター同様、様々なシーンで仲間会話が発生する。
ルーキールーキー
 スライム格闘場のオーナー・スラッジに飼われているスライム。スライム格闘場で優勝すると、スラッジより育成を任せられ仲間になる。
 チャンプと同じスライムであるが、仲間になった時点ではチャンプほど強くないただのスライム。ただしステータス自体は普通に仲間にするただのスライムに比べればだいぶ高く、レベルアップで自力習得する特技もただのスライムに比べて幾つか多い。また、ある程度以上強くなってからスラッジに会いに行くと、イベントで輝く息を習得出来る。
ターニアターニア
 主人公の妹。ライフコッドで主人公と共に暮らしている。物語の冒頭で、祭りの儀式の最中に精霊に憑依され、主人公に旅立つための助言を与える。ライフコッドの村に帰ると温かく迎えてくれる。
 ランドに言い寄られている。

仲間スライム

 DS版から登場。廃止された仲間モンスターシステムの代わりに、各種スライムが特定の場所にてイベントで仲間になる。
 基本的にSFC版で仲間になるものを踏襲しているが、一部はSFC版で仲間にならなかった種族もある。

 ちなみにスライムは全員、「おどりふうじ」に対して完全な耐性を持つという共通点がある。

  • ルーキー
     スライム。スライム格闘場で優勝すると仲間に加えることが出来る。仲間モンスターのうち、ドランゴ以外で唯一SFC版から引き続き登場。
     上記の通り初期能力はSFC版で仲間にするただのスライムに比べればかなり高いものの、ステータスの傾向自体はただのスライムであり、特記すべき程の強さは無い。踊り封じを除いた全ての属性に全く耐性が無いのも難点で、特にザキを使われると100%死んでしまうのが困る。
     強力特技「かがやくいき」を習得出来るイベントは健在なので、その分だけぶちすけよりはマシと言ったところだろうか。
スライムナイトピエール
 スライムナイト。ホルストックのホルス王子のお供をするためにホルストックに入ったが、追い出されてしまった。魔法の鍵を入手して彼に話しかけることで仲間に加えることが出来る。普通にストーリーを進めていれば一番最初に仲間に出来るスライムであり、仲間モンスター全体でも最初に仲間に出来るので、ベストドレッサーコンテストやスライム格闘場では彼に頼るプレイヤーも多いと思われる。
 DQ5の時のような超絶な使い勝手の良さは無いものの、人型の部分が乗っかっている関係か他の7種のスライムと比べて装備出来る品が非常に多く、プラチナシリーズを全装備出来る点もコンテストで彼が使われる理由のひとつとなっている。耐性もそこそこ多く、特に他にははぐりんしか持たないデイン系耐性を持つのもポイント
ホイミスライムホイミン
 ホイミスライム。夢の世界のクリアベールにいて、空飛ぶベッドに乗りたがっている
 数少ないベホマズンの使い手で、すれ違い通信をしない場合クリア前に仲間に出来る唯一のベホマズン使い。ステータスも非常にMP寄りになっており、賢者をマスターさせれば呪文において困る事は殆ど無くなるだろう。ただしベホマズンを使わせるために戦闘に出すと、最後尾でもすぐ死にかねないほどに耐久力は低めなので注意。
  • ぶちすけ
     ぶちスライム。過去のグレイス城にて悪魔を呼ぶ儀式から逃げたがっている。
     仲間になる時期がかなり遅い割りにこれと言った特徴が無く、耐性はルーキーと同じく皆無でありながらルーキーに全体的に劣るステータス。特技もこれと言ったものは自力習得しない。愛が無ければ即ルイーダの酒場行きになる日陰の存在
キングスライムキングス
 キングスライム。ジャンポルテの館にいて、オシャレな人とオシャレな旅をしたがっている(どんな旅だよ……)。なお他人のオシャレには口うるさいが、本人のかっこよさは高くない。
 見た目と過去の例に違わずHPもMPも非常に高く、素早さが低い。先制する事が求められる回復役でも無ければ、何をやらせても間に合うステータスの高さを持つのが強み。
  • マリリン
    「悪いマリンスライム」を自称するマリンスライム。べホマンとは知り合いで彼から逃げて旅をしている。ベホマンを仲間にしてからのみ仲間に出来るため、必然的にマリリンもすれ違い通信をするかクリアするかしないと仲間に出来ない。
     非常に高いみのまもりを持つものの、逆に言えばそれだけで、耐性も満遍なく少しずつと言ったところ。素早さもキングスと同じ程度しか無く、クリア後に仲間にするならはぐりんでよくね?と言う話になりがちな存在。「こごえるふぶき」まで自力で覚えるという特徴があるが、今度はかがやくいきを覚えるルーキーと比較されてしまう。
  • べホマン
     べホマスライム。すれちがいの館でマリリンを待っている。仲間にするには一度クリアするか、すれちがいで10人集める必要がある。
     ホイミンに続く2人(匹)目のベホマズン使いであるが、仲間になる時期が遅くステータスも全体的にホイミンに劣る。ラリホーやさそうおどりなどの行動封じ系とザキが完全無効であり、マホトーンもなかなか効かないという耐性の違いが差別化になるか。
  • はぐりん
     はぐれメタル。すれちがいの館の奥の森にいる。仲間にするには一度クリアするか、すれちがいで20人集める必要がある。SFC版での仲間はぐれメタルとは違い、仲間になった時点で職業「はぐれメタル」になっている。
     はぐれメタルの職に関係なく反則級の耐性は健在で、HPの低ささえ克服できれば「におうだち」で敵の攻撃を殆どシャットアウト出来る。ただバシルーラですっ飛んでしまう確率が比較的高いのだけは注意。

敵キャラクター

  • ブラディーポ
     最初に戦うボス。夢見のしずくを手に入れようとする主人公らの邪魔をする。
     一応ボス扱いの魔物だが、混乱に対する耐性が無いために直前に手に入る星のかけら(メダパニの効果)によって弄ばれて倒されてしまう事が多い。
  • ムドー
     世界にその悪名をとどろかす魔王。ある事情によって複数回戦うことになる。
     ムドー戦は前半戦の要とも言えるシーンなのだが、あまりにこのシーンが盛り上がる為、彼ラスボス等と呼ばれる事も。 なお、最終戦のムドー(真ムドー)はかなり強力なボスであり、中には何度も煮え湯を飲まされたプレイヤーも。
     ダーマ神殿を封印していた。
  • ジャミラス
     ムドーの後に登場する魔王。ムドーと同じ、デスタムーア配下の魔王の1人。
     メダル王の城の封印を担当しており、加えて夢の世界の人々を甘言で騙して生け贄としていた。
     ちなみに彼は「ほのおのツメ」をたまに落とすので、コレクターの人は何度もリセットしよう。
     ちなみに、妙にカリスマ性がある。 
  • グラコス
     海に住まう魔王。デスタムーア配下の魔王の一人で、魔法都市カルベローナを封印している。
     口が軽いのか頭が悪いのか、勢いで重要機密をペラペラと喋る口の軽さが特徴。
     次回作のDQ7でも登場しており、更にDQ7では子孫までいる
  • デュラン
     城に住まう魔王。デスタムーア配下の魔王の一人で、ゼニス王の城の封印をしている。
     強い者と闘うのが何よりも生きがいの武人で、彼と戦う前に部下と2連戦しなければならないのだが、2連戦を勝ち抜いてデュラン本人と対峙すると、戦う前にこちらを全回復してくれる(何も言わないが)。
  • アクバー
     狭間の世界にて牢獄の町を取り仕切っている魔王。
     配下の魔物を混乱させられて配下によくボコられる上、本人も魔王のくせにマホトーンに対する耐性が無いなど、何かとヘタレなイメージのあるボス。
  • デスタムーア
     本作のラスボス。3つの形態を持ち、老人→ごつい魔物→顔と両手、と変化する。隠し要素のイベントでは、ある魔物に完膚なきまでに叩きのめされる
  • ダークドレアム
     本作の裏ダンジョンのボス。「破壊と殺戮の神」の異名を持つ伝説の悪魔。その強さはデスタムーアを凌駕する。本編ではグレイス城の王によって召喚されたが、王の意を拒否してグレイス城を滅ぼした。

登場モンスター

  • ぶちスライム
  • ぶちベホマラー
  • キラーマシン2
  • キラーマジンガ

ピコカキコ

曲名 レス No プレイヤー
序曲 序曲(ドラゴンクエスト)#13 5542
5542
重要アイテム発見 ドラゴンクエストVI#15 210
210
宿屋 ドラゴンクエストVI#16 211
211
奇蹟のオカリナ ドラゴンクエストVI#18 337
337
悪のモチーフ ドラゴンクエストVI#20 389
389
木洩れ日の中で スクウェア・エニックスのピコカキコ一覧#20 12829
12829
神に祈りを スクウェア・エニックスのピコカキコ一覧#4 10898
10898
王宮にて スクウェア・エニックスのピコカキコ一覧#19 12828
12828
さすらいのテーマ スクウェア・エニックスのピコカキコ一覧#27 13440
13440
ムドーの城 スクウェア・エニックスのピコカキコ一覧#18 12739
12739
勇気ある戦い スクウェア・エニックスのピコカキコ一覧#35 13443
13443
魔物出現 ドラゴンクエストVI#24 539
539

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関連項目

  • ドラゴンクエスト関連用語の一覧
  • ドラゴンクエスト
  • ドランゴ引換券
  • 敢然と立ち向かう

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