ビームサーベ流篇とは (ビームサーベルーヘンとは) [単語記事]

ビームサーベ流篇とは、漫画『銀魂』における長編エピソードの名称である。
なお、テレビアニメでは「恒道館篇」として扱われている。

概要

『銀魂』は基本的にギャグメインで1～3話完結の短編が中心の漫画だが、時折シリアスな長編が描かれる。その長編の1つが、原作の第四百二訓から第四百九訓までに亘って描かれた、この「ビームサーベ流篇」である。

父の墓参りをしていた志村妙のもとに、天堂無心流恒道館道場のかつての塾頭・尾美一がやって来る。
尾美一はビームサーベ流の使い手として宇宙をまわっていたが、地球へ帰って来ていたのであった。

かつての塾頭ともあり、再会にわく志村新八とお妙だったが、お妙の初恋の相手であったこともあり、柳生九兵衛と真選組の近藤勲は尾美一を敵視していた。

しかし、なんやかんやあって坂田銀時が副塾頭にさせられ、天堂無心流・ビームサーベ流恒道館道場の門下生として近藤勲、柳生九兵衛、神楽も迎え入れられた（？）。

しかし、尾美一にはある秘密があり、それが引き金となって地球に危機が訪れ、銀時と尾美一が戦うこととなってしまう。

テレビアニメにおける「ビームサーベ流篇（恒道館篇）」

テレビアニメでは「恒道館篇」として2013年3月中に放映。
第262話～第264話が「恒道館篇」にあたり、全3話となった。
放送日は「一国傾城篇」と離れているが、その間は『よりぬき銀魂さん』としての放送で、話数としては加算されていないため、話数としては「一国傾城篇」から連続している。
また、この長編の次週に放送された第265話は本放送第2期延長戦『銀魂'延長戦』の最終話である。

基本的に原作に忠実にアニメ化。
一部に原作では描かれなかったシーン・カットが盛り込まれている。

なお、全3話と短い長編ではあるが、同じ全3話の「かぶき町野良猫篇」などとは異なり、また、「一国傾城篇」と同クール（1月～3月）内の長編ではあるものの、特殊エンディングが存在する。
第264話の特殊エンディングは今までの長編の特殊エンディングとは異なった演出になっている。

また、本放送第2期延長戦『銀魂'延長戦』の最後の長編である。