ピカチュウげんきでちゅうとは (ピカチュウゲンキデチュウとは) [単語記事]

1998年12月12日に発売されたゲームソフト。当記事ではこれについて記述する。
1997年7月に発売されたポケモンえほん。この絵本内ではヒトカゲと黒焦げになる遊びが流行している。→市場

ピカチュウげんきでちゅうとは、任天堂より発売されたニンテンドウ64専用ソフト。

概要

ポケットモンスターシリーズでもっとも人気であるポケモン、ピカチュウと友達になるゲーム。

特徴としてはマイクを使った音声認識システム（NINTENDO64 VRS）をゲームに採用していることが挙げられる。世界初の音声認識ソフトとして大々的に宣伝され、同様に音声認識システムを採用したシーマンとともに話題となった。よって、マイクがないとゲームができない。中古で購入して完品状態でなかったことに泣きを見た人も多いのではないのだろうか。

主人公はオーキド博士から譲り受けたポケットヘルパーなる道具を扱って、トキワのはずれに棲むやせいのピカチュウとコミュニケーションを図る。ピカチュウと外で遊んだり、他のポケモンのお手伝いをしたり、釣りをしたりなどピカチュウと様々なことをして触れあえる。懐いてくると話しかける言葉によってピカチュウが色々と豊かな表情を見せてくれるようになる。かわいい。

開発の背景

本作はアンブレラとクリーチャーズの共同開発で、アンブレラの処女作でもある。

アンブレラは東京大学理論科学グループの学生やOBを中心とした会社であり、カラオケの採点に使われる音声認識技術のノウハウを持っていた。これをゲームに活かしたいと考え、ゲーム開発の後方支援を担当するマリーガルマネジメントと契約。マリーガルのエグゼクティブプロデューサーを務めていたクリーチャーズ代表取締役の石原恒和（現：株式会社ポケモン代表取締役）と組んで制作されたのが本作である。

ゲームキューブ専用ソフト「ポケモンチャンネル」では音声認識システム以外の大体の要素が受け継がれている。こちらも石原恒和をエグゼクティブプロデューサーとして、アンブレラがゲーム制作を担当している。