フレディ・クルーガーとは、エルム街の悪夢シリーズに登場する殺人鬼である。
元修道女のアマンダ・クルーガーの実子として誕生(父はレイプした囚人達ということ以外は不明)。成人した彼は20名もの子供たちを殺す快楽殺人犯へと成り果て逮捕されるが、精神異常を理由に無罪となる。これに怒った被害者遺族の手によって住処ごと焼き殺されてしまうものの、悪魔との契約を果たし復活。こうしてフレディは眠っている人の夢に出現しては殺戮を繰り返す殺人鬼へと生まれ変わった。
生前はペド+サディズムから子供(特に小さな女の子)を標的としていたが、シリーズではハイティーンを狙ってくる。但しリメイク版では幼稚園に勤めるペドだったが、被害児童の親にバレて生きたまま火炙りにされたという設定に変更されている。どっちにしろ世間的によろしくない人物だったようだ。実は妻子を持っていた時期もあったのだが、妻は自らの手で殺害している。娘については第6作参照。
エネルギー源は人々の恐怖。その為、ばっさり殺すブギーマンやジェイソンとは異なり、わざと被害者をいたぶるなどより残忍な殺人方法を演出することで、更に力を増強させることができる。作中では人のトラウマを付いた殺害方法でいたぶる(例えばジェイソンには水責め、注射嫌いには手を注射針に変化させて襲う等)。逆を言えば存在を忘れ去られたり、恐怖の対象からはずれてしまったらものすごい勢いで弱くなる。
また、夢の中で人間に触られた状態で夢の対象者が目を覚ますと、現実の世界へ引きずり出されてしまうというのも特徴。その時は特殊能力が使えず、単なる殺人鬼でしかない(それでも夢の中で復活する)。どうやら割りとお茶目な性格でもあるようで、たまにネタに走った殺し方をしたりブラックジョークをかますことも。
上述の内容と重複するが、一番確実なのはフレディの存在そのものを忘れること、あるいは怖がらないようにすること。これによりフレディは弱体化し、人が殺せなくなってしまう。事実、『フレディvsジェイソン』では子供たちがフレディを知らない状態に持ってこられてしまった為、力が出ない上に夢で人を殺せなかった。
また、現実世界に引きずり込まれてしまうと同じように力を出せなくなってしまう(つまり、現実世界だと、単に鉄爪つけたオッサンと化する)。それでも夢の中で復活してしまうので、暫く退けるには特殊な方法を用いてから、忘れる(あるいは怖がらなくする)ようにするのがベターだろう。
初代はロバート・イングランド。多くの人はこちらの方を連想するだろう。しかし、流石に歳には勝てなかったようで、イングランドは『フレディvsジェイソン』をもってフレディ役を引退。2代目はジャッキー・アール・ヘイリーが引き継ぐことになった。ヘイリーはインターネットでの投票で圧倒的な支持を集めた事から起用された。
日本ではロバート・イングランドだと青野武や江原正士のどちらかを思い浮かべる人が多いだろう。他にも樫井笙人もイングランド版フレディを吹き替えた経験がある。
2代目であるジャッキー・アール・ヘイリー版は山路和弘が担当している。
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最終更新:2025/12/13(土) 09:00
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