マグダラで眠れ 単語

マグダラデネムレ

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マグダラで眠れとは、電撃文庫刊行の支倉凍砂(はせくらいすな)の「狼と香辛料」に続く二作目のライトノベル作品、およびそれを原作としたマンガである。絵は「犬とハサミは使いよう」なども担当した鍋島テツヒロ。
2012年7月10日、第一巻発売。2014年9月10日現在既刊6巻。

概要

「狼と香辛料」から終結から一年経ったころ、前作の世界観(中世ヨーロッパ風)を引き継ぎつつも、商人についてであった物語とは打って変わって、錬金術師についてとりあげた作品。

前作もそうであったように、バトルは控えめで専門性を持った人々がその道を追いかけ続けている姿を描いている。

あらすじ

 人々が新たなる技術を求め、異教徒の住む地へ領土を広げようとしている時代。錬金術師の青年クースラは、研究の過程で教会に背く行動を取った罰として、昔なじみの錬金術師ウェランドと共に戦争の前線の町グルベッティの工房に送られることになる。
 グルベッティの町で、クースラたちは前任の錬金術師が謎の死を遂げたことを知る。その足で出向いた工房。そこでは、白い修道女フェネシスが彼らを待ち受けていた。彼女はクースラたちを監視するというが――?
 眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスが紡ぐ、その「先」の世界を目指すファンタジー、ついに開幕!


電撃文庫ホームページ「マグダラで眠れ」より引用。 

登場人物

・クースラ
 本作主人公の錬金術師。この世界での大勢力のうちの一つ『クラジウス騎士団』のお抱え錬金術師。名前には〈利子〉という意味が込められている。なお本名ではなく、同じく錬金術師の師匠から錬金術師としてつけてもらった名前である模様。1巻が始まった時点で自分が所属する組織に恋人を殺されている。そのことによって錯乱してしまって、聖人の遺骨(聖遺物)を使用して冶金を行おうとしたが発見され、未遂に終わり捕まる。が、実際は本人は錯乱などしておらず、恋人が死んだので錯乱したというのも無理なく通る理由だったから利用した設定であると述懐している。
死刑にされてもおかしくなかったが、騎士団の働きかけで釈放、半分懲罰(捨て駒)として、先任が殺されてしまって錬金術師が不在の前線付近への町へと赴くことになる。 

 

・ウル・フェネシス
 本作のメインヒロインで、その正体はインデックスであり『クラジウス騎士団』の内部組織『聖歌隊』に所属する修道女。クースラとその同僚を監視するために派遣されてきた。まだまだ世間知らずな雰囲気が抜けないと評される。
なお、実は・・・である。 いったい何であるのかは原作で確認してほしい。本当に気になって気になって仕方がないという人は関連リンクの反転部分を読んでね。 

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関連項目

  • 支倉凍砂
  • 鍋島 テツヒロ
  • 狼と香辛料
    ☆登場人物についてのネタバレのため反転[獣耳の娘がヒロインという点でも「狼と香辛料」のホロの名残を見ることができる。]
  • 錬金術 / 冶金 / 化学

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