ミクロネシア連邦とは (ミクロネシアレンポウとは) [単語記事]

ミクロネシア連邦（英: Federated States of Micronesia）とは、オセアニア・ミクロネシア地域に位置する共和制国家である。

概要

面積：702km²
人口：11万5000人(2020年度調査)
公用語：英語
首都：パリキール
通貨：アメリカ合衆国ドル

通称ミクロネシア。ミクロネシアとは「小さい島々」という意味。

地理的には、カロリン諸島と呼ばれる。

グアム島やサイパン島を含む太平洋に点在する600以上もの島々を有し、東西約2700キロメートル、南北約1200キロメートルにわたる自然豊かな地域で、4つの州からなる、熱帯の島国。

広い海と狭い国土、サンゴ礁とマングローブが特徴。

数多くの島を持ち、島ごとの特色を持つが、いずれも一年を通して温かい。

16世紀以降、日本を含む様々な国に支配されてきた悲しい歴史を持ち、第二次世界大戦後は長らくアメリカの統治下にあった。

使われている通貨はアメリカドルだが、ヤップ州においては未だに石貨も用いられている。ただし、何かのお礼やお詫びの品として使用されることがほとんど。多くの石貨はパラオ諸島で切り出されたもので、その価値は大きさや重さではなく、誰がどのような苦労をして持ってきたかによって決まる。

工場がほとんど存在しないため、多くの商品は輸入に頼っている。