ミュール・テイワズ・アルトネリコ 単語


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ミュールテイワズアルトネリコ

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ミュール・テイワズ・アルトネリコとは、PS2のRPG『アルトネリコシリーズ』に出てくるキャラクターで、シリーズ第一作『Ar tonelico~ 世界の終わりで詩い続ける少女』のラスボスであり、第二作目『Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩』のヒロイン『蛇刳』でもある。
CV:宮崎羽衣  歌:みとせのりこ

注意:以下、ネタバレ内容が含まれます。

概要

 一言で言えば「全裸で幼女な元ラスボス」

ヒュムネコードは『MULE_TEIWAZ_ARTONELICO』
(本来は『MULE_FEHU_EOLIA_ARTONELICO』だが、自らハッキングして改変した。)

性格等

ドラマCDや公式サイトのフラッシュコスモスフィアやファンページ「トウコウスフィア」内でどんどん壊れていき「ヒキコモリ」「オタ娘」「裸族」「負けず嫌い」など様々な部分を見せ始めた。その一部(というか大部分)は2にも持ち込まれており、こと『裸族』という部分は、度々2のヒロインマターでネタになっており、

「恥ずかしい体はしていないから問題ないわ!」

と称して、隙あらば全裸で街を徘徊しようとしている。
1の舞台であったソル・シエールにおいては、ミュールに服を着せるという試みはほぼ断念されたのか、好き勝手に全裸で出歩き、世界を今一歩で滅ぼす一歩手前まで行ったラスボスなのに、街を警邏していた騎士達に追いかけ回される等の珍事を数多巻き起こしている。

尚ヲタ趣味に関しては本人曰く、封印されてやることもないのでアルトネリコのデータベースを漁っているうちにヲタ趣味と創作に開眼して、しばらくは封印を破ることも忘れてゲームに熱中していたらしい。

「まあ、歴代の星詠みには気の毒だったわね」
(注:星詠みの巫女=ミュールの封印の維持の為に生涯を捧げて歌い続けることを宿命づけられた少女達)

とは本人の言であり、「今にしてみればあの生活も悪くなかった」「もう一度封印してくれないかしら」等の危険発言を乱発している。

来歴

以下は、真面目なミュールの来歴。

 要注意:以下、1と2のネタバレ内容が含まれます。

第二期

元々は、最高の能力を持ち、かつ感情による揺らぎのない意志のないレーヴァテイルを作成しようという計画から生み出されたβ純血種に分類される存在で、誕生後はシルヴァーホルンというソル・シエール第二期文明の中核となる施設に幽閉されていた。

(尚、当時覚醒に至らなかった同タイプのβ純血種の「アルメディア」「ミディール」「ミフィール」という姉妹が存在しており、このうちのミディールは第一作目の10年近く前に天覇によって覚醒している。)

生まれた当初は計画の目標同様に自身の意志を持たない存在であったが、次第に自我が芽生え、それ故に非人道的な人体実験にさらされていた。
一般人には「ミュール神」として新たなるエル・エレミア三謳神の一角と認識され、ティリア神との 同一視のもと信仰を集めていたが、他の塔から来たと思われる謎の少年「アヤタネ」による誘拐未遂とアヤタネの死を切っ掛けに、人間に対する憎悪を抱くようになった。

第二期終焉

奇しくもその頃のソル・シエールの国家『ネオ・エレミア』においては、かねてからの人間によるレーヴァテイルへの過酷な扱いが原因でレーヴァテイル達の反乱運動が過熱化しており、ミュールは人間に対して従順を装い、ネオ・エレミアのインフラ維持システムが自身の管理下に収まる機会を伺い、それが訪れるやいなや、レーヴァテイルの反乱軍と共に、ネオ・エレミアの国家システムを壊滅させ、空中大陸であるホルスの翼を墜落させた混乱を利用して、人間達によって研究所にとらわれの身となっていたエレミア三謳神で塔の管理者たるシュレリアを解放した。
当初そのまま人間を絶滅させて、シュレリアと共にレーヴァテイルによる理想国家「レーヴァテリア」を作る腹づもりであったが、シュレリアがコレに反発、そのまま最強のレーヴァテイル同士による死闘に突入する。

敗北と封印

シュレリアとミュールの戦いは、地力こそ塔の管理者でレーヴァテイル・オリジンであるシュレリアが上であったが、詩サーバーへのショートカット等の新技術により反応速度がオリジンをも超えるミュールがアルトネリコをハッキングしてそのリソースを手に入れ、シュレリア同様の不老不死の存在となった事から、徐々にミュールが優勢となっていった。
しかし、ここでレーヴァテイル同様に強力な魔法を使えるテル族の少女タスティエーラがシュレリアの味方として参戦、ミュールはあえなくその肉体をクリスタルに封印され、アルトネリコのバイナリ野に精神のみで逃走、ウィルス生命体のモンスターを製作して抵抗活動を続行した。
そこでシュレリア達は『クレセントクロニクル』を作成して『星詠の巫女』の謳う『クロニクルキー』によってミュールの精神を封印したのだった。

第一作目

長きにわたって封印されていたミュールは、天覇による『星詠の巫女』誘拐で『クロニクルキー』が失われたことで覚醒、以後、それぞれの欲望を満たすべく暗躍するエレミア教会のファルス神父と天覇のボルドーを利用して、遂に完全復活を遂げたが、エレミアの騎士ライナーとその一行に敗北し、彼等と和解したことで、人間との闘争を終了させた。

第一作目完結後~第二作目ED

第二期終焉の際に犯した罪をあがなう意味もあって、『アル・シエル再生』の手段を求めて、憧れの地『メタ・ファルス』にスピカ・ニールと共に強奪した飛空挺で渡り、シリーズ第二作目『Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩』に『ジャクリ』という偽名で登場。当初はDrラウドネスと組んで敵対関係にあったが、大地の心臓の争奪戦を経てパーティーに参加し、参謀的役割を果たした。

『Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩』のエンディングでミュールは惑星再生のヒントである『大地の心臓』をついに手に入れるが、アルトネリコ第一塔の整備のためにシュレリアから帰還の要請が来た為、パーティーメンバーである、ココナ・バーテルに大地の心臓をハーベスターシャに届ける役割を託し、スピカと共にソル・シエールへと帰還している。

ゲーム中ではその魔法は殆どチート状態で、前作でのラスボスとしての自分を魔法として召還したりもしており、最強魔法の場合ダメージがカンストする程。最強の名をほしいままにしている。

第三作目

本人は登場していないが、かつて封印されていた時期に、アルトネリコ第三塔『ハーヴェスターシャ』をハッキングしそのメインフレームたる『ハーヴェスターシャXP』から『惑星再生計画』について聞かされ、その核となるテクノロジーが自身の知る『メタファリカ計画』と気づき、後にそれを手がかりにメタファルスに渡ったという経緯が、ハーヴェスターシャXPの手で明かされた。

 

関連動画

 

関連項目

  • アルトネリコシリーズ
  • アルトネリコ
  • アルトネリコ2
  • レーヴァテイル
  • ヒュムノス
  • こころ語り
  • みとせのりこ
  • クロア・バーテル
  • Drラウドネス

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