ヤマカガシ峠とは風来のシレン6に登場するダンジョンである。
概要
エンディングかつ、忍者イベント完了後に出現。全25階・持ち込み不可・アイテム未識別(お香除く)。初回クリアまでは25階でボス戦としてマダラと忍者軍団との戦いが発生する。
このダンジョンが解放されるとクリアまでセキが道中に仲間として出現しなくなる。クリア報酬はセキが仲間として再出現。
クリア後ダンジョンとしては、25階しかないにもかかわらずクリア率の低さはとぐろ島の神髄と並ぶほど。理由はこのダンジョンの特徴にある。
アイテム破壊モンスターの多さ
このダンジョンでは何かしらの方法で床落ち・手持ちアイテムを弱体化させるモンスターが出続けており、アイテム不足を感じるような時間が長く続く。
具体的には1階からにぎり見習いが手持ちアイテムを大きなおにぎりに変え、2階からヒーポフが火をふいて満腹度回復の低い焼きおにぎりに変換。5階からは火遁忍者が床落ちの草・巻物・杖を消し、8階から畠荒らしが床落ちアイテムを雑草に変えるなどほとんどの階層でアイテム潰しが発生。
一方プレイヤーにとって有益なモンスターは全然出てこない。ガマラ・ぬすっトド・ぴーたん・マゼルン、やり方次第で稼ぎに使えるミドロは出現しない。この状況の中、必然的に拾える床落ちアイテム以外の方法でアイテムを確保していかないと次の理由のせいで消耗しきって冒険失敗となってしまう。
階層のわりに強いモンスター
このダンジョンでは出現が早すぎるモンスターが定期的に出てくる。
能力値で言えばとぐろ島16階からのマスターチキンと同等のノロージョが10階から、とぐろ島27階からのドラゴンと同等の○○面山伏・中が21階から。またンドゥルーとおどるポリゴンはとぐろ島24階・30階から出てきたがこのダンジョンでは16階から出現している。
対応するためには大して潤沢ではないアイテムをさらに消耗させられてしまう。初回クリア時にはボス戦でマダラと配下の忍者たちとの戦闘が待っているにもかかわらず、である。
何度も遊ぶ動機がない
人気のもっと不思議のダンジョンであるとぐろ島の神髄、武器・盾がすべて神器となる無双の島などリピート意欲があるダンジョンではないため、分子である必然的にクリア回数は稼げず、難易度の高さでクリアまで再挑戦するため分母だけが一方的に増えていく。結果クリア率が低いまま安定しているわけである。
攻略のポイント
床落ち以外のアイテムや強化を十分に行う必要がある。それ以外では熱狂の祭り・クロンの挑戦・願いのほこらが発生するので、できれば恩恵を得ておきたい。
プレイング
- 1階のにぎり見習いに不要アイテムを握らせて大きなおにぎりを多数作る。矢も適当に撃って1本ずつバラバラの状態にして足元のアイテムと入れ替える形でアイテム枠を埋めて特技で大きなおにぎりになることを期待する。作ったおにぎりはある程度最大満腹度を上げるために使い、残りは今後の稼ぎで消耗する満腹度回復用に残す。
- 6階からのカラクロイドで毒矢の罠を作ることに期待する。一度毒矢を手に入れれば次のカラクロイドには毒矢を撃って弱らせた状態で罠生成を待つことができる。
集めた毒の矢は強敵相手に1発撃って攻撃力を下げた状態で戦闘できるようにするために使う。
- 7階からのボウヤーの射線上に土塊を挟んで撃たせることで矢を無限に吐き出させることができるので、それを利用して大量に矢を集める。集め始める前にモンスターを撃たせてレベルを上げてクロスボウヤーにできれば、鉄の矢を回収できる。
木の矢・鉄の矢は遠距離からのモンスターのHP削りのためで、接近された際の直接攻撃の応酬でシレンのHPの消耗を防ぐ役割がある。このダンジョンは矢を撃っても効果がない・強化されるモンスターはいないので撃ち得である。
- 14階以降壺荒らしでアイテムが雑草しか見当たらなかったり、階層にわりに強いモンスターが本格的に出てくるようになり、歩き回るうまみが薄いので階段を見つけたらすぐ移動する。
- ボスのマダラは多数の○○忍者・中を引き連れ、定期的に補充したり、身かわし・山彦・守りのお香のいずれかに相当する効果のにおいを出したり、分身して本体を隠す効果を使う。一方シレンと共に攻撃後の後退で1対1では負けづらいセキ(Lv.20)が戦闘に参加してくれるので、セキをうまく働かせる補助を行うと有利に戦える。具体的には、1ターン目で混乱の巻物や身代わりの杖を忍者に撃ってセキに攻撃が集中しない形にする、においは都合が悪ければ別のお香で上書きする、セキにパワーアップ草や無敵草を使うなど。
重要アイテム
- 換金の壺
- 対ボス主砲。セキの活躍関係なく勝てる。3330ギタン以上投げつければ即死だが都合よく高額アイテムを拾えるわけではないので2000ギタン以上を複数作れればよい。24階までに用意して25階への階段に移動する前に壺を割り、ギタンをアイテム欄に入れておく。
- 1撃狙いなら白紙の巻物にねだやし(4000ギタン)を書く。それ以外では妖刀かまいたちがギリギリ1撃圏内(3360ギタン)。神器は売買額が2倍になるので高額化しやすいので換金の壺が拾えるのを期待して持ち歩くとよい。
- ボスを倒す際は当たることが前提になるので、外したときはどうするかを考えておくこと。
- 桃まんの杖
- 前半は稼ぎ、後半は単体無力化として有効。稼ぎ目的なら杖を稼げるいたずら小僧、気が済むだけ毒の矢の罠設置ができるカラクロイド、矢を好きなだけ吐き出せるボウヤー系などが候補。
- 身代わりの杖
- 逃げに使えてボス戦でも忍者たちをセキから距離を取らせるのに有効。吹き飛ばし・場所替えで位置調整させるのもよい。
- 山姥包丁・山姥の盾
- 合成が合成の壺しか方法がないので必然的に基礎能力が高いものが好まれるが、基礎能力が高く、ノロージョがいるこのダンジョンでは呪われてると強化される条件を簡単に満たしてくれる。
- 次点は単純に基礎値の高い剛剣マンジカブラや風魔の盾、満腹度消費がきついのでボス戦のみにしておきたいが性能は高い鉄塊の大剣・鉄塊の大楯。
関連動画
関連項目