とぐろ島の神髄とは、風来のシレン6におけるダンジョンの一つ。所謂「もっと不思議のダンジョン」である。
シレン6における「もっと不思議のダンジョン」であり、シレン6のVer1.00(≒発売時点)では唯一となる99Fダンジョン。解放条件はストーリーを最後までクリアすることで、作中でも最難関のダンジョンであると説明されている。
とぐろ島の神髄の名の通り、1回目のエンディング後に解放される20~40F程度であった他のコンセプトダンジョンでやってきた事全てがオールスターで登場し、その経験がここで役に立つようにできている、総合力での勝負となるダンジョンである。
歴代のもっと不思議のダンジョンで比較すると、ストーリーダンジョンで見られた今作の調整方法を色濃く反映しており、シリーズ屈指の破壊的な火力と高い耐久力の敵が目白押しで敵との直接戦闘に悩まされることが多い。反面、1発で致命的になる特技を使用する敵は自重されており、ワンミスで即死ということは少ない。
また、一定の区画ごとにコンセプトに沿った敵が大挙して出現する傾向があるため、各区画それぞれで対策が求められることになる。
他方、貴重品のはずの白紙の巻物が大量にあり、復活の草もかなり落ちており、透視の腕輪や壁抜けの腕輪などの反則級のアイテム、各種稼ぎプレイが簡単にできるなど、歴代シリーズに見られた心強い味方がかなり揃っており、願いの横穴、壁の中に大量のアイテムが埋まっている時がある、壁内に店があるなど、壁の中に色々なものが埋まっているなど味方側の充実が著しい。
また、体感的に出現アイテムが豊富な一方で偏りが大きく、特定のアイテムが出てくれないということが頻発するため、手元にあるものを生かして何とかする、ツモに合ったプレイングをする必要性が大きい。
このため、プレイヤーの知識で難易度を大きく下げられるとかなり豪快なバランスとなっている。
今作最大の脅威がコレ
とぐろ島同様、1Fからオトト兵や1割バッターなど高火力の敵が出現する。
40F台からイッテツ戦車が出現し、その後もミラクルチキン、冥王、アークドラゴンなど、階を追うごとに際限なく火力が上がっていき、脳筋複数に絡まれてHPが底を尽きるという死に方をしやすい。
ただでさえ火力が高いのに敵の配置数も多く、深層はさらに敵が多くなり、再出現するターン数も短い。
逃げながら戦うにも限度があり、倒せるように備えて行かなければならない。
逆に言えば、敵を倒しての稼ぎプレイがしやすいということでもある。
歴代で見かけた、ねむり&みだれ大根、にぎり元締め、ゲンナマゲイズなど、一発で致命傷になる特技を使用するモンスターは割と自重されている。
毒サソリ系やおどるポリゴン系など徐々に効いてくるものや、ケンゴウ系やいだずら小僧系など条件付きでアイテムを破壊しうる特技が多い。
唯一の例外はガイコツまどう系で、一発で致命的となる種類のものがあり、その上で遠距離特技使用率がほぼ100%のため特技を連射されて単独壊滅される恐れがある。
マゼルン種が10F~80Fまでのほとんどの階層で稀に出現し、一部階層では出現率が高い。
アイテムを飲み込むと物凄い高火力になるため、相応の対策が必要。
対策には色々な方法があるので、多く覚えていれば覚えているほど合成のチャンスが広がる。
40F台でオヤジ戦車系が大量に出現、50~65Fはアイテム破壊系の嫌がらせ、66F~79Fが脳筋、というようにコンセプトに沿った敵が大挙して出現する傾向がある。それに対して手持ちのアイテムでどう対処するかということが問題になってくる。
その一方で、そこに到達した時点で十分戦える状況が出来上がってしまっていれば、敵の強さが半ば頭打ちとなるためそこからじり貧になる可能性は低い。(開発側も意図したものであるらしく、ウィニングランと表現していた。)
床落ちのアイテムが大量に出る上、それ以外にも稼ぎポイントが多くアイテムは山ほど手に入る。
純粋なアイテム不足によるじり貧と言う可能性は低い。
気配察知や道具感知の腕輪があると解るが、壁の中のどことも通じていない部屋内に店があるということがかなりある。商売になるのかそれ。ドスコイ状態になれるなら壁を掘って買い物できる。
今作は装備品以外の商品が激安なので普通に買い物でき、アイテムの補充や値段識別が可能。
気配察知で店主の、道具感知で商品の位置が解るためいずれでも発見できる他、あかりの巻物、魔物部屋の巻物、高飛びの腕輪、画面端に偶然映りこむことでも発見できる。熟練してくるとフロアの形状から勘で解る場合があるという人も……
10の倍数のフロアの壁の中にはアイテムが埋まっていることがあり、例えば道具寄せの巻物を読むと大量のアイテムが手に入る。
歴代で一番出やすいと思われ、99Fまでに10枚以上手に入ることも珍しくない。
使用法として真っ先に候補に挙がるのは「ねだやしの巻物」で、これで厄介な敵を潰していける。
印増大、銀はがし、メッキなどでの装備の強化、魔物部屋や道具寄せでアイテム稼ぎ、おにぎりやゾワゾワにして盾の印にする、いざとなったら全滅の巻物にするなど用途は多彩。
大体の場合一つくらいは有用な神器を手に入れることができるので、それをベースに毎回違う武器盾で冒険することになりやすい。
この他、壁抜けの腕輪や透視の腕輪などが店売りしていたり、強化の壺に至っては普通に床落ちしている時さえあるため、上手く発見できれば大幅に冒険は楽になる。
最初に書いた敵の火力が高すぎるという点から、計画的に装備を鍛えていかないと後半押し負けてしまう。幸いにも剣盾共に印数も有用な印も多いので強力な装備を作成できる。どんな装備になるかはツモ次第であるが、剣のステータス異常印や、盾のゾワゾワ返しやおにぎり返しなど、材料を意図して調達できるものも多い。
強化の壺の機嫌次第で+50以上、ともすれば+99の装備ができてしまうこともあれば、状態異常印が揃ったり壁抜けの腕輪を拾える等して殆ど強化できずともクリアできてしまう時もある。
今作の特徴であり、高火力の敵が大挙して押し寄せてくる一方で特殊能力が弱いバランスのため、罠や即死コンボなどのワンミスで詰みが発生する場合よりは「敵に殴り負けてHPがなくなる」というシンプルな死因が多い。
このため直接戦闘を補助する印の効果が非常に大きく、盾の【見】【米】【ゾ】【反】などの印が全敵に対して圧倒的効果を発揮する。30階にすら到達できない、という人は「おにぎりの巻物」「ゾワゾワの巻物」を(白紙に書いてでも)早期に合成するだけで戦闘の難易度が激減する。
武器盾共に、良い神器が拾えれば10個以上の印を入れることもできる。
入れたい印は多いが、一定以上有用であればどんどん入れていくほうが有利になりやすい。
魔法よけなどの貴重な印が出てきた場合でも、印増大や印消しで印枠をこじ開けて合成することは可能。
マゼルン系が良く出現するため、うまくこなせるなら合成の機会は潤沢にある。
このため、前半は基礎値の強い装備を使い後半は印数の多い装備に乗り換える、ということができるし、強化値値がある装備を集めて合成していくことも視野に入る。
このダンジョンのみクロンの風が吹くタイミングが他のダンジョンよりも大幅に遅く、準備して挑めば稼ぎプレイが可能な個所がかなり用意されている。このため、意図して稼ぐことで難易度を下げることが可能。
他方、例えばTAなどをすると自然に難易度が上がるという事でもある。
低層でのオニギライズや矢稼ぎがしやすく、トド狩り、タベラレル―狩りなどが可能な階層が各所にあり、また風が吹くのが他のダンジョンより遅いため、特定階層で粘って稼ごうとすればかなり稼げる。
ドスコイの関係か食料が潤沢に出るので、普通プレイなら多少粘っても餓死の危険は少ない。
白紙が大量に出るため、他作品では貴重品の「ねだやしの巻物」を比較的気軽に使用できる。
これにより、他の手段で対策ができなかった系統を常に1系統排除できる。
40Fのオヤジ戦車系根絶やしでボーナスフロアと化す階層や、最終盤80F以降のアークドラゴンor冥王の二者択一など、1系統がねだやされることを初めから意図したと思われる階層も一部ある。
8F毎くらい毎にランダムで1個づつ配置される12個の「星の石壱~星の石拾弐」までを拾い集めてクリアする、という追加ルールが課されたもの。星の石は、マップ上に表示される、取り逃すとその冒険中は2度と出現しない、壺に入れられない…などの特徴があるため、アイテム欄がどんどん圧迫される。
また、トドに盗まれる、マルジロウに転ばされて落とされる、ゲイズに操られて投げてしまう、袋荒らしに弾かれる、拾う前に落とし穴を踏む、などいろいろな事故が起きる恐れがある。
ダンジョン的にはとぐろ島の神髄として扱われ、クリア報酬アイテムは通常ルートと同じ。
初回だけは一切何ももらえず、その代わりにこれをクリアした証が見える形で残るようになっている。
無料アップデートで追加された、とぐろ島の神髄のマイナーチェンジ版。
モンスターやアイテムのテーブルはほぼ(全く?)同じだが、風が吹くのが早くかつ敵の湧き特に再出現が著しく少なく、レベル上げや稼ぎプレイがしづらくなっている。その他、デッ怪がいない、10F毎の壁内アイテムがないなどの細かい差異もある。
このため、例えばマゼルンが不足する、必要な敵がたまたまが出なかったせいでオニギライズや矢稼ぎができなかった、なんてことが発生する。
これは、稼ぎプレイををするプレイヤーが予想以上に多かったため、稼ぎプレイでクリアすること自体は良しとしつつも「稼ぎプレイは必須ではなく、頼らずともクリアできる」ということの説明のために急遽作って配信したもののようである。
これがクリアできれば稼ぎプレイに頼らずに神髄をクリアしたということになり、逃げプレイで走り抜ける場合は神髄よりも邪魔が少ない分難易度が低いとさえ言われる。
DLCの目玉となる、シレン6の「本当のもっと不思議のダンジョン」と言われる難関ダンジョン。
アスカにおける裏白蛇と同様の存在であり、自重していた敵が配置され、アイテム特に床落ちのアイテムが渋く慢性的に食糧が不足する。
個別記事募集→超・神髄
掲示板
1 ななしのよっしん
2024/04/20(土) 17:32:13 ID: 6QdX0tcbWT
もっと不思議としては難易度の自由度が高い。
制限なし<石ルート<<<<<<<<公式高難度(手帳、イベ解禁全封印)
2 ななしのよっしん
2025/01/13(月) 23:23:41 ID: 6yDxlkQw3l
下振れはまずしないけど上振れが大きいから、運良くクリアできた人なんてのも結構いるかもしれない
steam版の初クリアが「めでたいセット+99を装備してクリア」となるとは思わんかった(意図的ではなく、ボヨヨン壁で強化の壺の増殖に成功したせい)
3 ななしのよっしん
2025/05/25(日) 10:19:13 ID: l40x8gGSIW
パラレルプレイを駆使すればクリアできるよと教えてもらってなんとかクリアした
楽しかった
やっぱクリアできなきゃ楽しくないからね
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最終更新:2025/12/07(日) 02:00
最終更新:2025/12/07(日) 01:00
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