ラインハルトとは、『ファイアーエムブレム トラキア776』に登場するキャラクターである。
CV.利根健太朗(ファイアーエムブレムヒーローズ)
フリージの将軍であり、オルエンの兄。
イシュタルの副官を務め、ドリアスが聖戦士トードの再来と評するほどの武人である。イシュタルに頼られていたが、それが理由でユリウスに妬まれ左遷される。
仲間になりそうだが、仲間になることはない。オルエンで話しかけると仲間にはならないが、聖なる剣をくれる。
Lv20のマージナイト。所持する武器は2回連続攻撃のできる雷魔法ダイムサンダと同じく2回攻撃できるマスターソード。
ステータスも高いうえにスキルは「連続」「待ち伏せ」「突撃」「大盾」と豊富にあり、指揮レベル、再行動ともに☆5である。さらにこの章では彼のほかに敵将コーエンとサイアスが指揮レベルを持っており、合計すると☆19というありえないくらい高い値となる。☆1つにつき命中回避+3%の補正効果を得られるため、なんと+57%もの補正を得る。さらに再行動は☆1つにつき5%なので、25%の確率で再行動する。
つまり真正面から戦おうとすると最悪の場合、命中175回避79というぶっ飛んだステータスを持つ相手から「待ち伏せ」「連続」により、物理or魔法による4回攻撃の洗礼を受け、「大盾」でこちらの攻撃はガードされ、「突撃」でもう4回攻撃を食らい、さらに再行動で...というような悪夢が発生する。
風の剣を持たせた速さ運カンストのディーンにエダ、リノアンの支援効果、ナンナ、デルムッド、王者の剣による「カリスマ」の補助を得て、森で待ち構えてやっとラインハルトの命中率を35%に抑え込める。
以上のような手の施しようのないような強さではあるが、攻略の方法はいくつかある。
オルエンが生存しており、十分に育っているならオルエンで戦うと割と楽に倒せる。上述したようにオルエンで話しかけると聖なる剣を手に入れられる。聖なる剣はオルエン専用装備で以下のような武器である。
ラインハルトは初期装備がダイムサンダであるので、魔防を強化した状態でラインハルトの猛攻を時に祈りも使いながら耐え、特効により武器威力だけで51になる攻撃力でラインハルトを打倒する、ということができる。しかもラインハルトはオルエンへ支援効果を与えてくれる上に、ラインハルトから攻撃を仕掛けてくることはない。
ただし、ラインハルトよりも前に行動するゲルプリッターは容赦なく攻撃してくるため注意する必要。なお、サイアスは城にある程度近づくと強制送還される去っていくので、あらかじめ誰かを城の近くへワープ&レスキューして戦力をそいでおくとよい。
オルエンがいない又は十分に強くない場合やそんなに悠長に攻略したくない場合はラインハルトにバサークをかけるとよいだろう。手順は以下の通り。
ラインハルトの上に空きマスを用意しているあたり、製作者は狙っていたのではないかと思われるほど安定した攻略方法である。
ファイアーエムブレム ヒーローズに妹のオルエンと共にトラキア776から初参戦。リーフを差し置いて
そのトラキアからそのままやってきたような強力さから、ユーザーにはヒーローズを代表するキャラのような扱いをされている。
兵種は騎馬・青魔法。ステータス傾向は速さを切り捨てその他の項目、特に攻撃に多く振ったものとなっている。
装備は原作通り2回攻撃できる「ダイムサンダ」、スキルに「待ち伏せ」「騎刃の紋章」、奥義に「烈雷」を所持。
2回攻撃武器(=勇者武器)を持つ英雄は多数登場しているが、魔法で同じ効果を持つ武器は2018年4月現在、彼とオルエンが使うダイムサンダしか存在しない、というのが肝である。
ラインハルトのウリはなんといっても圧倒的な火力。魔防もHPも高いというユニットは少なく、並のユニットだと相性有利(緑属性)でないと魔法を2回喰らえば簡単に倒されてしまうのである。
そのまま使っても多くのユニットに致命傷を与えられるが、自分から攻撃時に攻撃+6する「鬼神の一撃」を継承したり、騎馬限定のステータスアップ「騎刃の鼓舞(攻撃速さ+6)」「騎刃の紋章(攻撃速さ+4、重複可)」などを組み合わせると殆どのユニットを反撃すら許さず葬れる。
また騎馬ユニットは移動力も3マスと歩兵キャラの1.5倍であり、魔法の射程2と合わせて非常に広範囲に対応可能。
弱点はダイムサンダ装備時には速さが最低クラスになるため非常に追撃されやすく、耐久力も高くないので受けに回るとものすごく弱いことだが、攻撃後には他のユニットで移動させるスキルを使うことである程度カバーできる。
踊り子と合わせれば敵はラインハルト1人でほぼ片付くなど日常茶飯事である。
その攻撃範囲と鎧袖一触の火力はAI操作であっても脅威であり、闘技場においては踊り子と並んでトップクラスの遭遇率を誇り、日夜多くの召喚師が彼に事故らされ辛酸を嘗めている。
プレイングで十分対処可能ではあるが、安全に対処するために「ダイムサンダを耐えられる」「ダイムサンダを耐えつつ反撃して返り討ちにできる」というだけで闘技場における一つの役割として評価されるのがその恐ろしさの証明と言える。
…とあまりに強力な一方、レアリティは☆4~5で比較的入手しやすいのも魅力。
公式もその強さを理解し、何かと機会があればピックアップしている節がある他、新規実装キャラが明らかにラインハルト対策と言わんばかりの能力やスキル構成になっていることも。
そして2018年4月、ついにトラキア776の主人公であるリーフが実装された際に、新しい装備のラインハルトも実装された。こちらは騎馬・剣で、原作でダイムサンダと共に持っていた「マスターソード」を携えている。リーフと同じ武器種のため、主人公であるはずのリーフの召喚を妨害することになってしまった。やはり原作同様2回攻撃を持つ武器で、ダイムサンダと同様に装備すると速さがダウンするというデメリットも存在する。しかし、ダイムサンダとは違って「自分から攻撃した時だけでなく、相手から攻撃された場合でも2回連続攻撃が発動する」という、他の連続攻撃武器とは違った性能を持つ。さらに、青魔法のラインハルト同様「待ち伏せ」をスキルに持つ。つまり、「高火力の連続攻撃が条件さえ満たせば常に先制で飛んでくる」という状況になりかねないのである。奥義スキルも原作同様「大盾」となっており、まさに原作を意識しつつも「鬼神の一撃」によって自分から攻めた際の攻撃力を上げるという、青魔法での彼でもよく見かけるスキルを取り入れた、今の彼を表したような構成となっている。
突然の来訪、どうかお許しいただきたい。
私はラインハルト、
こちらへ友好の挨拶に伺った。
ホーム画面に訪れてきたフレンドのラインハルトをタップした場合の台詞である。
紳士的な態度とゲーム中での暴虐ぶりのギャップがウケたのか、どこからともなくネタにされるようになった。
2018年1月に行われた第2回英雄総選挙においては男性5位(全体11位)を記録。
この数字の恐ろしいところは、敵キャラでありながら「主人公ではない男性キャラクター」最上位(次点は男性7位のタクミ)であり、未実装ながら健闘していた(男性9位)原作主人公リーフの上を行き、何より配信前に行われた第1回英雄総選挙では全体584位だったというところである。
いかに彼がヒーローズにおいて鮮烈な印象を残したのかが窺える結果となった。
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最終更新:2025/12/11(木) 06:00
最終更新:2025/12/11(木) 06:00
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