レジェンズ〜甦る竜王伝説〜

レジェンズ〜甦る竜王伝説〜とは、2004年4月～2005年3月にフジテレビ系で放映されたアニメ作品。

概要

　かつて存在した伝説のモンスター「レジェンズ」。レジェンズウォーと呼ばれる全面戦争の果て、彼らは眠りについていた。そして現代のニューヨーク、お調子者の少年シュウは、父親からもらったおもちゃ「タリスポッド」で、伝説のレジェンズ・ウィンドラゴンを甦らせてしまう。次々と甦るレジェンズたちをめぐる、悪のおもちゃ会社ダークウィズカンパニーの野望とは……。

　「タリスポッド」を中心としたバンダイの玩具であるレジェンズシリーズの販促アニメ。子供たちとモンスターの絆を中心にした、要するに『デジモン』の亜種作品なのだが、こちらはは『クレヨンしんちゃん』のノリ（ただし下ネタはほぼ無い）で展開されるハイテンションなギャグアニメである。が、ギャグテイストを残したまま物語は徐々にとんでもなくシリアスな方向へ展開していく。終盤の（特に48話の）展開は賛否両論な部分があるが、最終回の評価は高く、挿入歌「空色の指先」は涙腺崩壊ソングとして人気。

　監督は『こどものおもちゃ』『おじゃる丸』『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』『今、そこにいる僕』などの大地丙太郎で、スタッフも過去の大地アニメに携わった面々が多い。主人公シュウのフルネーム「シュウゾウ・マツタニ」は、『今、そこにいる僕』の主人公松谷修造と同一（声優も同じ岡村明美）であるなど、セルフパロディネタも多い。

　他、月刊少年ジャンプで連載された漫画版、集英社から出た小説版が存在する。漫画版は全く別の話、小説版はアニメの放映より先に刊行され、アニメの原型的な物語になっている。

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関連項目

• 大地丙太郎
• ぎゃろっぷ
• 岡村明美