ヴァンパイア(アズールレーン) 単語


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ヴァンパイア

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ヴァンパイアちゃん


「私はV級駆逐艦のヴァンパイア。汝の鮮血、美味しそうと見たわ!そう言えば、汝はそんなに人のコレをじっと見つめるのが好きなの?」

ヴァンパイアとは、STGアプリ『アズールレーン』に登場する人物の一人。イギリスおよびオーストラリア海軍の駆逐艦「ヴァンパイア」を元としたKEN-SENである。

なぁに?駆逐艦にも変なことを考えてるの?(概要)

KAN-SEN
ヴァンパイア
HMS/HMAS Vampire,D68/I68
基本情報
所属 ロイヤル
艦種 駆逐艦
レアリティ SR
CV 釘宮理恵
イラスト Saru
艦歴
イギリス
出身地 ワイト島
艦級 アドミラルティV級1番艦
1917年5月21日
就役 1917年-1933年(イギリス
1933年-1942年(オーストラリア軍)
備考
  • 実装されている駆逐艦の中では最古参。
  • 起工時の名前はウォレス (Wallace)。
  • 1942年4月9日、セイロン島バッティカロア沖にて日本軍機動部隊の艦載機により撃沈。

マレー沖海戦を元にしたイベント「努力、希望と計画」で建造及びドロップ艦として初登場。イベントストーリーではマレー沖海軍の史実を再現する黒幕の思惑通りに進んでしまい、レパルスとプリンス・オブ・ウェールズが轟沈していく様を見届ける事となる。イベント終了後長らく入手不可になっていたが、現在では恒常建造で入手することが可能となっている。

人気のあるキャラではあるが、非常に数の多い小型艦の中で彼女を引き当てるのは至難の業。まだ邂逅していない指揮官は己の運命を信じて建造を回し続けるしかない。現時点では勲章による交換対象になっておらず、この点も入手難易度が高くなってしまっている。ただ建造時間は全キャラ中2番目に短い18分であり、該当するのはヴァンパイアのみなので、この時間が出れば確実にお迎えできる。

本作ではオーストラリア海軍に相応する勢力が登場していないため、古巣であるロイヤル所属の扱いになっている。このためクイーン・エリザベスのスキル「女王号令」の効果の対象となっている。

今日はどんな色のを履いているか…知りたい?(容姿・性格)

名前を反映してか、吸血鬼のヴァンパイアを思わせる姿をしている。イラストレーターであるSaru氏に特徴的なロリ全開の容姿がTwitterで話題を呼び、アプリリリース当初において多くのロリコン指揮官がゲームに誘われることになった。眷属ホイホイ。

しかし前述の通り、一時の再販を除いて入手出来ない期間が長く続いたため、特にアズレンがメジャーになってから配属となった指揮官達の間ではそれほど話題に上がらなくなってしまう。しかしその後2018年2月12日のメンテナンスにおいて、小型艦での恒常建造と待望のCVが実装。あろうことか、その中の人とはかの釘宮理恵であった。アズールレーンもついに釘宮病の感染源となってしまったか

性格は容姿に似合った蠱惑的なもので、ことある毎に指揮官を甘い口調で翻弄する。ヴァンパイアと言うよりサキュバスのほうが正しいような…まぁ指揮官や敵の鮮血を欲しがるので、吸血鬼らしさは確保できている。ボディタッチには余裕の態度を崩さないが、ある一部分を触られた場合に限っては「え…このバカ!変態!ロリコン!」と罵ってくる。ありがとうございます!

指揮官に対する呼び方は「汝」。ただしケッコンまで至ると呼び方が「ダーリン」に変化する。ケッコン衣装の「エロイの祝福」(エロイとは神の意味。決していやらしい意味ではない)や、全力で甘えてくる釘宮ボイスも相まって心を撃ち抜かれること請け合いである。

2018年2月12日、恒常建造実装と同時に、新衣装『春の風』がショップに追加されたにゃ。すでに所有している指揮官は即買いに走るべきにゃ
ヴァンパイア(春の風)

2018年8月9日から8月23日までイベント「白衣の天使or悪魔?」が開催され、着せ替え「白衣の小悪魔」が任務報酬として獲得できる。ヴァンパイア本人を持っていなくても着せ替え受け取りは可能なので、未所持の指揮官もいつかお迎えできる日を信じてイベントをこなしておくべき。

ヴァンパイア(白衣の小悪魔)

おーほっほっほ!狂宴のはじまりよ!(性能)

スキル1:吸血鬼の口づけ
35秒(最大レベルで25秒)毎、特殊魚雷を3発発射する。与えたダメージの20.0%分で自身の耐久を回復する

基本性能は標準的なロイヤル駆逐に準ずるが、唯一耐久だけは駆逐艦の中でワースト。ただしスキルのおかげで生存性は高い。また、限界突破で習得する全弾発射は、上下から前方にカーブする弾幕が展開されるため、自爆ボートの迎撃にも向く。

固有スキルである「吸血鬼の口づけ」は一定時間ごとに特殊魚雷を発射し、命中して与えたダメージの20%分の耐久を回復するというドレインスキル。説明の通り回復値は魚雷によるダメージ依存であり、ひいては自身の雷装値が大きく影響するため、レベリングと艤装を整えることで回復量を大幅に上げることができる。場合によっては中破状態から全快することも可能。

自己回復スキル持ちの艦は総じて海域攻略時の露払いに適しているが、ヴァンパイアの場合は特に手動操作時の生存率が全艦でもトップクラスに位置する。狙って吸血魚雷を敵に当てられる手動操作ではほぼ不沈と言って差し支えなく、全敵艦隊撃破やイベントのEx海域で輝く。単艦での道中適正はフェニックスやポートランドに劣るが、スキルによる生存率及び、全弾発射を含めた手数の多さで活躍できるだろう。

南太平洋が平穏?いいえ、私はそう思わないけど?(史実)

元ネタはイギリス海軍が建造した駆逐艦、V/W級駆逐艦の一隻である「ヴァンパイア」(HMS Vampire)。サブクラスであるアドミラルティV級嚮導艦にも分類される。起工は1916年で就役は1917年。これは日本で旧式とされている神風が1922年、睦月が1926年の就役とするとどれだけ旧式なのかよく分かるだろう。

1933年にアドミラルティV級のヴェンデッタ、同W級のヴォイジャーとウォーターヘン、そしてアドミラルティS級嚮導艦のスチュアートと共にオーストラリア海軍に貸与される。この時に艦船接頭辞が「HMS」から「HMAS」に変更された。その後は一時予備役に入るが、太平洋での情勢緊迫により予備役と再就役を二度ほど繰り返している。第二次世界大戦開戦後はオーストラリア西部での哨戒を行っていたが、戦力不足を受け、スチュアートに率いられて地中海へ派遣されることになる。地中海に到着したものの、彼女たちを待っていたのはドイツ軍に追いやられる祖国の軍隊だった……。

到着の約半年後の1941年4月、ドイツ軍のギリシャ侵攻作戦「マリータ作戦」によりギリシャ戦線で敗北した英国軍5万将兵の救出作戦に参加、見事に英軍将兵の撤退作戦に成功している。この他には船団護衛や北アフリカ戦線への艦砲射撃、包囲されたトブルクへの強行輸送、通称「トブルク・フェリー」などに従事した。カラブリア沖海戦では爆弾の破片により戦死者1名を出している。

なお彼女ら旧式艦艇が派遣された際にドイツ宣伝相ゲッベルスは「屑鉄艦隊」(Schrott-Flotte) などと揶揄した。屑鉄艦隊は地中海を東奔西走して八面六臂の活躍を見せ、逆にその綽名は乗員、さらにはオーストラリア国民の間で誇りとともに語り継がれていくこととなった。

その後ヴァンパイアは勢いに乗る日本海軍への抑えとして戦艦プリンス・オブ・ウェールズ、及び巡洋戦艦レパルスを基幹とする東洋艦隊に配属される。しかし12月に行われたマレー沖海戦でそれら二隻の艦船は日本海軍機により共に撃沈。ヴァンパイアは乗組員の救助の後に帰還する。

艦隊の壊滅後もシンガポールを拠点に行動を続け、マレー半島南部に進出しようとした日本軍上陸船団の攻撃にも参加した。この時行動を共にしていたのは同じく旧式駆逐艦のサネットただ一隻。これが当時のシンガポールにいた英連邦水上艦の全力だったが、日本軍の進撃を食い止めるため劣勢を承知で戦いに臨んだのである。

部隊を率いたヴァンパイアは、みごと夜間の奇襲に成功する。日本側の第3水雷戦隊の対応は一時混乱したが、やがて戦力差を活かして2隻を圧倒し始めた。ヴァンパイアは煙幕を展張して退避に成功したが、それに入りきれなかったサネットは集中砲火をあびて戦没、日本側に損害はなかった。こうして英連邦の敗北に終わったエンドウ沖海戦だが、先立って行われたバリクパパン沖海戦に引き続き夜戦での奇襲に成功している。さらに日本艦隊の混乱はヴァンパイアからも観察されており、一連の海戦から連合国は、日本海軍の夜戦能力は劣悪であると誤解してしまった。これは第一次ソロモン海戦における連合軍部隊の警戒態勢に致命的な影響を与えたとされている。

その後はさらなる日本軍の進撃により拠点をインド洋へと移すが、それ追うかのように日本海軍機動部隊がインド洋に侵攻。セイロン島で入港中に南雲機動部隊によるトリンコマリー空襲を受け、友軍の軽空母ハーミーズらと共に脱出するものの、沖合で捕捉され艦爆隊の猛空襲を受け撃沈された。

しかし艦爆隊の空襲は軽空母ハーミーズに集中したことや、ヴァンパアの回避機動の甲斐もあってか、戦死者9名のみに留まったのは不幸中の幸いと言えるかもしれない。

Saruという名のイラストレーター

余談だが彼女やレキシントン、サラトガ、白露型などを執筆しているイラストレーター・Saru氏は仕事の速度が異様に速く、大陸産の良質なゲームを楽しんでいた層からは有名であった。「戦艦少女R」や「少女前線」等にも参加しており、「戦艦少女R」においてはアルバコアやアーチャーフィッシュ、オバノンなどの武勲艦を執筆していたりする。また戦艦少女Rにおいて寧海と平海もSaru氏が担当しており、そちらの方でもマスコットキャラとして国内国外問わず愛されていた。

更に余談だがSaru氏は「Fate」シリーズ好きである。玉藻の前やエリザベート・バートリー、ナーサリー・ライム(アリス)やジャック・ザ・リッパー(黒のアサシン)などのキャラを仕事の合間に個人的に描いていたりする。またweiboにおいて2017年10月時点ではアイコンは『FGO』に登場した茶々を使ったりしている(サル=豊臣秀吉に愛された女だからだろうか)。ちなみにアズールレーンを大陸で配信しているビリビリ動画は、大陸版『FGO』も配信している。

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関連項目

  • アズールレーン
  • アズールレーン(陣営) / ロイヤル
  • アズールレーンのKAN-SEN一覧
  • V級駆逐艦
  • プリンス・オブ・ウェールズ(アズールレーン)
  • レパルス(アズールレーン)
  • ハーミーズ(アズールレーン)
  • 吸血鬼
  • 釘宮病

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