凸 (とつ) とは、以下のような意味を示す。
この記事では2.を解説する。
ソーシャルゲームアプリでは多くのケースにおいて、ガチャを用いたキャラクター入手要素がある。当然、ガチャであるため同じレアリティのキャラが被ってしまうこともある。
同じキャラが複数体使えるゲームもあるが、そうした場合でもパーティ制限以上のキャラクターは不要であり、同じキャラが使えないゲームであればなおのことである。そこで各運営は「同キャラを引いてしまったときは合成することでそのキャラクターを強化できる」ような要素を取り入れていることが多い。これは大抵のゲームでは「限界突破」と呼ばれている。これを略して「限突」とするところを、誤って「限凸」と表記してしまったことが「凸」のはじまりとされている。
ここから派生して、以下のような表現が産まれている。
| 無凸 | 1回も限界突破していない状態 |
| n凸 | n回限界突破した状態 |
| 完凸 | 完全に限界突破しきった状態 |
このため、「無凸でも強いキャラは?」「余裕があれば1凸させたい」などの会話がなされることが多い。最も、「1回そのキャラクターを引くだけでも課金アイテムが大量に消費される」ことが多いため、多くのケースにおいて完凸は廃課金と切っても切り離せないものである。
作品によってはこれを緩和する目的で、「限界突破用アイテムをプレイでも (少量だが) 手に入るようにする」「限界突破用アイテムが他のキャラクターにも使いまわしできる」などの要素があることも。例えば
『ウマ娘 プリティーダービー』ではサポートカードを同じサポートカードや解放結晶で強化することを「上限解放」と呼び、これを指して凸という。
また、キャラクター (ウマ娘) 自体の被りの際はそのウマ娘のレアリティを上昇させるキャラピースを入手できる。
『原神』ではキャラクターに対応した星屑がガチャ被りの際に入手でき、これを使用することで『命ノ星座』のアンロックが可能となる。最大6回まで強化を行うことができるが、つまりこれは同じキャラクターを7回引く必要がある。星5キャラを未所持から完凸させるまでは、10 - 15万円以上が必要だと言われている。
『白猫プロジェクト』ではキャラクター被りが起きたときに共通して『虹のスタールーン』が手に入るため、お目当てのキャラクターが手に入るまでガチャを引いていた場合4凸・8凸することができることも (注:白猫プロジェクトプレイヤーは完凸とは表現せず、通常の完全突破を4凸・クラスチェンジ後の完全突破を8凸と表現している) 。
更に白猫では『石版』と呼ばれる追加育成要素があり、これは石版自体を強化したうえでそのキャラクターに装備することができる。通常は1枠のみつけられる石版だが、3枠増やすことができるため、ここまで増やして『11凸』と表現されることがある。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 22:00
最終更新:2025/12/06(土) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。