凸 (とつ) とは、以下のような意味を示す。
この記事では3.を解説する。
ソーシャルゲームアプリでは多くのケースにおいて、ガチャを用いたキャラクター入手要素がある。当然、ガチャであるため同じキャラが被ってしまうこともある。
同じキャラが複数体使えるゲームもあるが、そうした場合でもパーティ制限以上のキャラクターは不要であり、同じキャラが使えないゲームであればなおのことである。そこで各運営は「同じキャラを引いてしまったときは合成することでそのキャラクターを強化できる」ような要素を取り入れていることが多い。
これは大抵のゲームでは「限界突破」と呼ばれている。これを略して「限突」とするところを、視認性のよさからか「限凸」と表記する事が多い。
ここから派生して、以下のような表現が産まれている。
| 無凸、未凸 | 1回も限界突破していない状態 |
| n凸 | n回限界突破した状態 |
| 完凸 | 完全に限界突破しきった状態 |
このため、「無凸でも強いキャラは?」「最低でも2凸しないと実用レベルにならない」「余裕があれば完凸させたい」などの会話がなされることが多い。また、1回そのキャラクターを引くだけでも課金アイテムが大量に消費されるような場合、完凸は廃課金の象徴のように扱われることがある。中には1凸で追加されるスキルで使い勝手が非常に良くなるキャラクターのことを1凹なんて呼ぶ場合も・・・。
作品によってはこれを緩和する目的で、「ガチャ以外で入手できる限界突破用アイテムも用意する」「限界突破用アイテムが他のキャラクターにも使いまわしできる」などの要素がある。
期間限定のイベントなどで配布されるものの場合、基本的にそのイベントをこなすことによって完凸できるようになっているが、イベント期間中に完凸が出来ないと、イベントが復刻されるまで完凸出来ないという状況に陥ることがある。
なお凸によって得られる恩恵はゲームによって異なり、レベルの上限が上がる、新しいスキルが開放される、装備枠が増えるなど様々である。またレアリティが低いものでも完凸することで上のレアリティに匹敵する性能になる場合もある。
2014年3月から同じキャラを重ねることでのみレベルが上がり、絵柄も変わる「Eレジェンド」が実装されている。
現在確認できる最古の「同じキャラを重ねて強化」するシステムのあったゲーム。
同じキャラを重ねることで経験値を取得する「EXP合成」が出来るが失敗も存在し、スキルスロットの解放も確率で可否が存在する。
「限界突破」という言い方を初めて使ったと思われるゲーム。
プレイヤーが、凸=限界突破と言い方を使用したのもこのゲームからだと思われる。(→インターネット上で確認できる最古の書き込み
)
開始初期から実装されていた訳では無く、12年7月のver1.3アップデートから導入された。
同名のカードを合成する事で1枚につきレベル上限が10上昇する。ただし、レアリティ毎にレベルの最大値は決まっている。
しかし、極まれに出現する「特殊加工カード」を合成する事で最大値が10上昇させる事ができる。
所謂「コンプガチャ」が蔓延っていた時期であったが、5月5日にコンプガチャが景品表示法違反に指定され自粛していく事となった。(拡散性ミリアサも例に漏れず5月のGWイベントではコンプガチャが実装されていた)
その為、ソシャゲ業界ではコンプガチャに変わる集金システムを試行錯誤しており、その一つとしてこの時期の多くのソシャゲで近いシステムが採用されていた。
限界突破方法に「同じキャラを合成する」「限界突破アイテムを使用する」があるが、「同じキャラ(バージョン違いも含む)であれば下のレアリティのキャラも限界突破に使える」という仕様がある。
本作ではN~PSRの6段階のレアリティが存在するが、例えばSRであれば1つ下のPR、PRなら1つ下のRの同じキャラを凸の素材に使用できる。その場合は成功率が低確率になっており失敗する可能性があるが、素材の凸を上げると成功確率が底上げされ完凸すると確率100%=同じレアリティの素材として使用することができるようになる(PSRのみ2つ下のPRも凸に使えるが、完凸しても成功率がかなり低い)。
そのため同じ最高レアを引けなくても、低レアから順に凸していくことで最終的に最高レアを凸することが可能になっている(必要枚数を考えると限度はあるが)。
ちなみに「1段階下のレアリティの完凸した素材を使用する場合は確率で更に+1凸する」という仕様もある。
『白猫プロジェクト』ではキャラクター被りが起きたときに共通して『虹のスタールーン』が手に入るため、お目当てのキャラクターが手に入るまでガチャを引いていた場合4凸・8凸することができることも (注:白猫プロジェクトプレイヤーは完凸とは表現せず、通常の完全突破を4凸・クラスチェンジ後の完全突破を8凸と表現している) 。
更に白猫では『石版』と呼ばれる追加育成要素があり、これは石版自体を強化したうえでそのキャラクターに装備することができる。通常は1枠のみつけられる石版だが、3枠増やすことができるため、ここまで増やして『11凸』と表現されることがあった (ただし以下の仕様変更でおそらくこの表現は死語になると思われる) 。
なお、4月26日から上記の仕様が変更され、凸回数に制限がなくなり (つまりいくらでも限界突破できる) 、10凸以上は必殺技の威力上昇などの恩恵を受けられるようになった。
『原神』ではキャラクターに対応した星屑がガチャ被りの際に入手でき、これを使用することで『命ノ星座』のアンロックが可能となる。最大6回まで強化を行うことができるが、つまりこれは同じキャラクターを7回引く必要がある。星5キャラを未所持から完凸させるまでは、10 - 15万円以上が必要だと言われている。加えてキャラクター本人とは別に武器のガチャも存在しており限定ピックアップキャラクターと同時期に開催される。対象のキャラクターモチーフの武器(通称餅武器)だけあって見た目としても性能としてもシナジーが高く、完凸はせずとも数回凸するかしないかという課金スタイルのユーザーの場合、武器性能によってはキャラクターを凸するよりも優先して武器のガチャを回すという人も。
このシステムは同社の他のゲームも採用しており、崩壊スターレイルやゼンレスゾーンゼロといったゲームもほぼそのままの仕様で用いられている。
『ウマ娘 プリティーダービー』ではサポートカードを同じサポートカードや解放結晶で強化することを「上限解放」と呼び、これを指して凸という。
また、キャラクター (ウマ娘) 自体の被りの際はそのウマ娘のレアリティを上昇させるキャラピースを入手できる。
ゲームによってシステムが異なる。2024年4月現在、現行のゲームに関しては以下の通り。
同一のカードを複数枚合成することで(なお、特訓前・特訓後は同一カードとみなす)、スターレッスンが可能。スターレッスンの回数上限はレアリティにより異なり、N・N+は4回(☆5)、R・R+は9回(☆10)、SR・SR+は14回(☆15)、SSR・SSR+は19回(☆20)である。
なお、お金を支払って様々なコンテンツを購入するなどすることでスターレッスントレーナーチケットを入手可能で、それを使うとどのカードであっても1回スターレッスンが可能。
なお、同一ユニットには同一カードは編成できないが、特訓前後であれば編成可能。そうであっても☆上限の2倍を超えて引いてしまったカードに関しては救済はなく、移籍以外の使い道はない(バックメンバーに使うにしても、バックメンバーの上限は10であり、☆の数-1でバックメンバーにあるように改修された後は、SR以上であればスターレッスンを完遂していればバックメンバーを埋め尽くせるから)。
大きく分けて3種類ある。対応するピースを使うことで、マスターレッスンが可能。
なお、SSRマスターピースはドリームフラワー[3]300個、フェス限定マスターピース・リンケージ限定マスターピースは同600個で入手することも可能。
同一のカードを複数合成することで、特訓が可能。特訓は最大4回まで可能。5回を超えて引いて余ったカードは、控え室からレアリティに対応したメモリアルピース(R: 銀、SR: 金、SSR: 虹)に、1枚あたり10個で交換可能。
ここからが特殊である。
ため行わないこと(今後専用のメモリアルピースを実装予定とのこと)なお、プロデュースカードを特訓4回まで進めると衣装が解放される。
ピースを使って凸する。基本的には、以下の3つのルートでピースを獲得可能(ガシャカードの場合。それ以外は執筆者は説明しきれない)。
)掲示板
58 ななしのよっしん
2024/09/27(金) 12:29:29 ID: ZLsnbprj7j
「凸」って表現が流行ったのチェンクロが元祖だと思ってたけど
ミリアサのほうがちょっと早いのか
59 ななしのよっしん
2025/11/06(木) 11:41:21 ID: 7ueqxVeuuG
ドラゴンボール系はそのまま限界突破って名前でやってるよね
世界観…というか主題歌からだけど
60 ななしのよっしん
2025/11/08(土) 20:35:00 ID: VWQK3a18r6
>>56
そっちだとMM特訓って言われることのが多くないかね
DQMSLとか類似システムだらけだった頃はその名称のが多かった印象ある
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 00:00
最終更新:2025/12/06(土) 00:00
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